円が諸通貨に対して上昇する可能性 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

円が諸通貨に対して上昇する可能性

 商品相場の下落に加え、新たな欧州債務不安や世界成長への懸念を背景にリスク回避志向が広がっていることを受け、円は諸通貨に対し上昇圧力を受けるとみられる。


 スペインの状況の展開しだいでは、ユーロは100円を割る可能性があるとの指摘がある。


 ユーロ・円相場の方向性を予測する上で、ユーロが下値支持水準の1.3000ドルを維持できるかどうかが極めて重要だという。1.3000ドルを割り込まなければ、下値は105円前後で抑えられる可能性があるとみられている。


 欧州中央銀行(ECB)による長期資金供給オペの影響は薄れつつあり、スペインの10年物国債利回りはECBが昨年12月に1回目のLTROを実施して以降で最高の水準まで上昇した。



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