2月13日FX午前レポート
16日に、米FOMC議事録(1月24-25日分)が発表される予定である。米連邦準備理事会(FRB)は25日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、景気回復を支援するため、少なくとも2014年終盤まで政策金利を据え置く方針を明らかにした。市場が予想していた2013年よりも遅い。米FRBの金融緩和政策により、ドルが再び圧迫されて下落した。経済見通しは大きく修正せず、失業率は依然高止まりしており、インフレ率は引き続き物価安定と一貫した水準にとどまるとの見方を示した。米連邦準備理事会(FRB)は去年8月から異例の超低金利政策を「少なくとも2013年半ばまで継続する可能性が高い」と表明した。米ゴールドマン・サックス社の首席アナリストは2012年米国の経済成長率を2%増となり、米FRBは今年中量的緩和第3弾(QE3)を打ち出す可能性が高い、追加の資産購入計画に踏み切るより、現行の短期ゾーンの債券から長期ゾーンの債券に入れ替える操作を取って代わる可能性があると予想された。
15日に開く予定のユーロ圏財務相の会合は状況により、ギリシャに対する1,300億ユーロ(約13兆4,000億円)の第2次支援策を決定する。
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