{絆抱くペリリュー・日本を愛する島}展転社刊

ナカガワボーイズの73日~

凄惨を極めたパラオ共和国ペリリュー島での日米の死闘。


戦いを前に全島民をパラオ本島へ避難させた日本軍兵士達は,


「3日でジャップを皆殺しにしてビーチでバーベキューだ!」と


ペリリューに押し寄せたアメリカの大軍を迎え撃ち,飢えと劣勢を


ものともせず,愛する故郷のため最後まで雄々しく戦い抜いた。


南十字星の下に若者達が残した,珠玉の愛と勇気に満ちたレジェンド。



(読後感などは aoarashi2600@yahoo.co.jp までお寄せください)



重浪 明 (しきなみ あきら)とソウルメイト-バーナー


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  • 22 Feb
    • ホントかな?この世論調査と称する情報は・・・

      天皇陛下の退位については,「将来の天皇全てが退位できるような恒久的な制度にする」と答えた人が57.9%(時事通信の2月の世論調査) 自・公がふらちにも目論む「特例法で今の陛下だけが退位できるようにする」は,同調査で32.8%だったというが,   民進,共産両党など野党の多くが主張する皇室典範改正による恒久制度化こそが妥当だ。   陛下は決して「もう疲れたから退位したいよ」と仰ったわけではないのだから。   退位に限らず,女性宮家を創設し,直系長子(男女問わず)が即位される制度を早く整えよ と仰りたいのでは?と畏れながら忖度する。   一方,「共謀罪」に関する政府方針に対しては,賛成66.8%で反対は15.6%だったとされるが,   テロの定義もあやふやで,いまだに正当性ある自衛戦争もできない,スパイ防止法も諜報機関設置法もない植民地状態なのに,   自ら進んで監視国家=警察国家の闇を引き寄せるとは実に愚かで,   権力を与えている者達に正当な抵抗をする際に剥くべき牙を進んで抜かせてしまうのは容認できない。   たとえば,軍事侵略に対して勝手に降伏するような政府ならば,国民は,ナチと戦ったフランスのマキ団のようにテロに訴えてレジスタンスを続けるべきだし。   でも,ちぎれるほどシッポを振って,51兆円とも言われる国民の資産を貢物としてトランプに差し出した「朝貢」を,   過半数の国民が「支持した」なんて,にわかには信じがたいような世論調査もあるようなので,   サムライの国のプライドはどこへ行ったんだろうな?と,腹を抱えて日本を嘲笑っている「侵略戦争好きの白ちゃん達」を思えば実にいまいましい。                                                                                            

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  • 21 Feb
    • ショートエッセイ 21 「はや」

      海のない町で育った。   水に親しむのは小川やクリークでだった。   小学校中学年の梅雨,外で遊べない雨降りの昼休みに,教室の後ろに友人たちが集まって何か相談していた。   輪に入ってみると魚釣りの相談だった。   鮒と鯉くらいしか名前が浮かばない私が「何を釣る?」と思わず聞くと「はや」という耳慣れない名前が返ってきた。   道具を持たない私には友人の兄が貸してくれることに決まり,梅雨空の重たい休みの日の午後に何人か連れ立って近くのクリークに出かけた。   濁った水の流れに目を凝らすと魚影は濃かった。   見よう見まねで糸を垂らすと、まもなく左右で次々と友人達が釣り上げ始めた。   そのうち,皆いつのまにかクリークへ入って釣りだした。   運動靴にゆっくり浸み込んでくる水の感覚も気にせず,ポツポツと水面を叩き始めた雨にも気づかずに「はや」との対面をひたすら私は待った。   いつまでたっても当たりのない私を見かねて,友人が私のエサを取り換えてくれた。   こんなことぐらいで釣れるのか?と半信半疑のまま私はまた糸を垂らしてみた。   雨足が強くなり,水面に踊る水玉模様を見つめていると全身が濡れてきて気持ちよかった。   体を動かすと,頭から爪先へと流れ落ちるコースが変わってしまう気がして,私はじっと動かずに糸を軽く支えて立っていた。   急に引きを感じた。   生まれて初めてのそれは,まるでイルカがかかったのかと思うほど大きく強く重たく感じられ,私は思わず両足を広げて腰を落とした。   「引かんね!引かんね!」と様子に気づいた友人が叫んだ。   手繰り寄せてみると,姿を現した魚は銀色の体を元気よくくねらせ友人のバケツの中に落ちた。   針をはずしてくれた彼が「さわってみたら?」という仕草をした。   頷いて右手を伸ばしてつかみ上げると,ビクビクと勢いよく動いた魚は,ぬめりにも助けられ私の手からスルリと抜け出してまたバケツへと踊りこんだ。   それからは次々と釣り上げて四,五匹を数えたけれど,初めの一匹のような嬉しさと新鮮さはもう感じなかった。   やがて雨も小降りになり,飽きてきたみんなは誰からともなくクリークから這い上がった。   何気なく手の匂いを嗅いでみると生臭かった。   私は,ともかく肉も魚も徹底的に火を通さないと食べない母を思い起こし,川魚を食卓で見かけたことがないことも思った。   バケツを指さして「これ全部もらっていい?」と聞く友人に頷くと,私は脱いだシャツをゆっくりと絞った。   自転車にまたがって走り出そうとする時にクリークを振り返った。   水かさの増したクリークは一面が茶色く濁っていて流れは速さを増していた。   私はなぜか,もう二度とここへ来ることはないような気がして,夕暮れ時の梅雨空を仰ぐと,みんなの後をゆっくりと追った。    

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  • 20 Feb
    • アメリカ旦那のアスはしょっぱいか?

      誰が言ったか忘れたような,これでは愛想も尽きるよ~な   「尖閣に公務員を常駐させる!」   「尖閣に船だまりを作る!」   「竹島の日は政府主催の式典にする!」   おおっ!嵐のように吹きすさぶ超タカ派発言!というか   本当は当たり前のこと   いつだったかの衆院選前に,誰かがこんな事を勇ましく連呼していたような気がする。   もちろん!?選挙が終わった途端にピタリと言わなくなって,今日までな~んもやってないけども。   そして,最近は確か,この「誰か」と同じ人物が国会で,「この世界で日本を守れるのはですね,アメリカしかいないわけですから」と言い放って,   国民から「まずアンタが先頭に立って守るんじゃないの?」と苦々しく思われているような・・・   これではやはり,アスにキスする奴だとトランプ一味に見下げられるのも無理はないなあ。                                    

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  • 19 Feb
    • ショートエッセイ 20 「思考停止は悪い癖」

      鹿児島県のとある田舎で,教育事務所の学校訪問があった時の話である。   応対した校長先生が何度も嘆いていたから特に印象に残っているが,わが国がいかに「地球の規格外」かをよく表すエピソードだと思う。   教育事務所とは,各都道府県の教育委員会の出先機関で、強いて言えば戦前の視学官がいるところだろう。   私も戦前は知らないけれど,ともかく公立学校の現場を指導し助言するために主として存在する役所だ。   教育事務所側が「研究授業」を視て,施設を一巡し,教職員一同と事務所側の意見交換と指導の時間となった時,防災への備えが話題に上った。   避難訓練の様子や反省点などの報告がなされ,場が一段落したのを見計らって,校長先生はかねてから抱いている疑問をぶつけてみようと挙手をした。   「先ほどから,災害から児童生徒をどう守るかについて論議を深めてまいりましたが,教育行政側は有事の際,つまり戦争になった場合に学校はどう対処をすべきと考えていらっしゃるのかをおうかがいしたい」と校長先生は聞いた。   着席するとすぐに,教育事務所の指導主事が困ったように指導課長の顔を見た。   指導課長は横の事務所長の顔を窺った。「たいしたことは期待していなかったけれど,まさかここまでとはと心底呆れました」と校長先生は往時を述懐する。   事務所側はしばらく頭を寄せ集めて何やら小声で囁き交わしていたが,やがて意を決したように立ち上がった指導課長が一言「私共は,戦争といった事態を全く想定しておりません」と答えた。   「しかし,日本が望まなくても,あるいは起こさなくても,ありうる事態だと思いますが?私達の責任はどうなるのです?」となおも校長先生が問うたのだが,   口を結んで正面を見据えたままの事務所長を筆頭に,彼らはその後ずっと無言を通し,   司会の教頭のすがるような視線に気づいた校長先生はやむなく会を閉じることを了承したのだという。   ここで下手なことを言ってしまえば地方新聞やNHKに嗅ぎつけられて騒ぎとなり将来に響く。   卑しい異端審問官達に右翼のレッテルを貼られたが最後,僻地や閑職への左遷と,天下り先の無い手元不如意な老後が待っている・・と,   彼らはパブロフの犬よろしく条件反射し,「戦争」という二文字の前で一切の思考を停止したのである。   そこには人を育てることへの強い責任感など微塵もなく,揺らぐことなく根を張っているのはあさましい保身のみである。   「戦の一字」にふれた時,日本人に思考停止させるように足かけ七年の占領政策で洗脳をかけたのは戦勝国アメリカだった。   マスコミはその尖兵となって征服者の忠犬の役を嬉々として務め続けている。   教育行政だけを責めるのは当たらないけれど,卑怯で臆病なくせに強欲といった心情の者達は,少なくとも未来を担う子供達の教育にはふさわしくない存在である。   「原発群への軍事攻撃無想定」にも通底するが,戦争を考えなければ避けて通れるはずといった,根拠皆無の現実逃避の思考停止は日本の悪い癖だなあ。          

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  • 18 Feb
    • 日本人はどっちの「おともだち」?

        Bettmann Archive / Getty Images   時代の変遷によって「公民権」の意味が変わっていくが, アメリカにおける人種差別の歴史をたどると,そのすさまじさに呆れてしまう。   と同時に,最近はほとんど聞かれなくなったが,一時期は盛んに言われたことがある「オノラリィ ホワイト」という胸糞が悪くなる言葉も併せて思い出す。   白から見れば,黒も黄色も等しく「カラード」なのだから,冒頭の写真で言えば,日本人は明らかに手前の黒ちゃんと「おともだち」で,   それでな~んにも不足や不満はないんだが,黄色ちゃんの中には,白ちゃん達に準白人扱いされると急に胸をそらせたり,   同じ黄色ちゃん相手に,妙な優越感と差別意識を持ったりする変なのがチラホラいるようで理解に苦しむ。   第一次世界大戦が終わった後のベルサイユで日本が掲げた人種差別撤廃の提案は無念にも葬られたけれど,   後に乾坤一擲の大東亜戦争を引き起こすことで,アジアに何百年も巣食っていた白アリ退治ができたから,   今後共,カラードとしての王道を黙々とキッチリ歩めばいいのにと時に思ったりする。   ともあれ,国際結婚の嵐が地球上を吹きまくり,世界中が親戚だらけになって戦争をしなくなる日を夢見ていきたい。   それは   ウナトポス=ユートピア=どこにもない場所 だけども。                                                    

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  • 17 Feb
    • ショートエッセイ 19 「母の口癖」

      単身で暮らし始めて,よく母の声を思い出すようになった。   「たいへんだね」「人が見ていてもいなくても悪いことをしてはいけないよ」   「うちは鹿児島を抱えているから贅沢はできないんだよ。おとうさんには,私の実家まで面倒みてもらって申し訳ないといつも思ってるんだよ」   長男長女同士だった両親は,結婚してからずっと、鹿児島に住む両親への仕送りを続けていた。   「私に力がないから,おとうさんに負担をかけてしまって申し訳ない」母は,私と二人の時にそう呟くことが多かった。   独身時代から,警察予備隊への入隊と同時に,両親と多くの弟妹のために仕送りをしていた父だったから,   母は,長い闘病の末に亡くなるまで,父への引け目を追って自らを苛み続けていた。   鹿児島県北部の漁村である阿久根市という,竹原信一氏が短兵急でドラスティックな公務員改革を試みた自治体が一般公募した課長職試験を受けた私は,   想像を絶する「公務員の特異な倫理」の偏狭さと議会の幼稚園並の愚かさに驚くことが多かったが,   日も暮れて真っ暗な借家に帰った時などに「たいへんだね」という,少年時代に聞き慣れた母の声が胸に響くことが多かった。   私は,反抗期がなかなか終わらない人間で,たった一人の子供だったというのに両親へ優しく接したことはほとんどなく,   容姿についてのコンプレックスと兄弟のいない寂しさを理不尽に恨んでは,実に愚かなことに母が亡くなるまでずっと両親へ心を閉ざし続けていた。   長く腎臓病に苦しみ,透析に入ってから一年と保たなかった母が,寒い一月に逝った直後に,横たわったままで苦しげに私を見つめる母の夢を見た。   私の胸に心底からの悔恨が湧き上がり,とりかえしのつかない不幸をしてしまったという思いが強く自分を苛んだ。   私に,与えられた命と環境への不満を,愚かにも両親に向けてきたのは誤りだったと,心から深く詫びる思いが根付き始めた初冬の明け方に,   若い頃の母が朗らかに友人と笑っている姿を夢の中でありありと見た。   目覚めて誰もいない部屋を見回しながら,私は,母が今も自分を愛し続けてくれているとハッキリ感じた。   苦しい病気から解き放たれてよかったね。   本当にごめんなさい。愚かな私を許してください。そして,ありがとう!おかあさん。    

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  • 16 Feb
    • 「この現代に暗殺なんてねえ~」とはビックリしたなあ

      北朝鮮の金正恩党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害される事件を扱ったワイドショーで,   コメンテーターの一人が「でも~ビックリしました。この現代にあって暗殺なんてねえ~」と真顔で言っていたのにはビックリした。   この人は,オリンピックで何度も金メダルを取った,いわゆる人気アスリートなのだが,   古代だろうが現代だろうが暗殺はあるし戦争もあって,それこそ浜の真砂の尽きるまで・・・・だろうにと,   その清潔感に溢れる整った顔を見ながら残念に思った。   しかし,ナントカの街歩き にしても,海外日本人妻シリーズにしても,諸外国を映し出す番組に共通しているのは,   この地球上には,ひたすらフレンドリーで心優しく,強姦魔や殺人鬼なんてまずいないパラダイスしかないかのような描き方である点で,   なぜか軍隊や軍人がまるで出てこないのも判で捺したように同じ編集だ。   イタリアのイケメン軍団の特殊部隊や,ちゃりんこ連ねたスイスの山岳部隊,精緻な職人芸を誇るドイツ連邦軍の猟兵の姿なんて映った試しがない。   アウトバーンを移動する各国在欧軍団の姿もまた。映さなきゃ存在しなくなるわけでもあるまいに,どうしてそういう発想になることかな?   露骨な人種差別や峻厳な階級社会が存在する国々だって「国際社会」には多いわけで,   日本国を基準にしたノホホン感覚でホイホイ脳天気に出かけては,無防備なカモネギとして簡単に犯され殺されてしまうのが非常に多い。   プーチンなんて,かつての東ドイツでは冷酷な抹殺工作の責任者として鳴らしたKGBの将校だった。   宇宙船地球号は多くの血塗られた手によって「仕切られて」いることを,成人するまでに頭へキッチリ叩き込んでおく必要がある。                                              

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  • 15 Feb
    • ショートエッセイ 18 「フェンス」

      昭和五十七年の春に陸上自衛隊幹部候補生学校へ入隊した。   三月の終わりの良く晴れた朝に,バッグひとつを担いで半時間ほど歩いて実家から学校へと向かった。   小学校時代から見慣れた長いフェンスが続く幹部候補生学校が見えてきた時,   ダークスーツにネクタイというリクルートファッションとは無縁のままで世の中へ門出する実感が胸に迫ってきた。   入隊した直後に,伸ばしていた髪をクルーカットにされ,身体検査では,生まれて初めて前も後ろも全部を男に!?診られ,   夜は夜で,制服や戦闘服に自分で針を操って階級章を縫い付けるのに忙しかった。   起床ラッパ,食事のラッパ,就寝のラッパと,分刻みに追いまくられる暮らしが回転していき,   学校を取り囲んでいるフェンスの外へ一歩も出られない苦痛が日毎に強まってきた。   ごく普通の人々の暮らしへ,こんなにも強い憧れが湧こうとはまるで予想していなかった。   ポリ製の食器で供される結構な美味しさの食事にさえ,陶器が並ぶ普通の食卓への懐かしさが無性に湧くのだった。   書物で得ていた軍隊の知識からの想像や,定年退官まで自衛隊に勤め上げた父から聞いていた話とは違って,   自分が直接当事者になってみて受ける印象はまた独特なものがあった。   入隊して一ヶ月ほど経った週末,初めての外泊許可が出て実家に帰った。   制服に身を包んで歩く実家への道すがら,見知らぬ男性から「お!外出ね?」と声をかけられた。   戦前からの軍都である歴史もあったのだろう。久留米市の人々は自衛隊に馴染んでいた。   眼前に広がる学生時代から見慣れた住宅地の道は晴れ晴れと輝いていて,まるで浮き上がって歩いているかのように足取りは軽かった。   チャイムを鳴らすと待ちかねたようにして母が出迎えてくれ,夜は両親と一緒に誇りが胸に満ち溢れる嬉しい時間を過ごした。   翌日の夜,帰隊した直後に忘れ物に気づき,電話で頼むと外柵の外まで持ってきて来てくれることになり,   私は警衛隊のいる正門から少し離れたフェンスの内側で待った。   やがて車のライトが近づき,両親が揃って降りてきた。   歩み寄った父が投げたバッグが放物線を描き,フェンスを超えて私の足元へ落ちた。   「頑張りなさいね」と母が心配そうに言った。「しっかりやれ!」と父が添えた。   その後,私は卒業して幹部に任官したものの,第一線の戦闘部隊への志はかなわずに後方支援へ回されて除隊してしまい,両親の期待を裏切ってしまった。   今でも長く続くフェンスを見かけると,春の果ての夜に響いた両親の優しい励ましを思い出す。    

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  • 14 Feb
    • 成人向け雑誌「隠しフィルム」に賛成!?

      堺市も先行実施していたが,千葉市も夏から,コンビニで販売される成人向け雑誌の表紙の過激な表現や写真をフィルムで隠す事業を始めるらしい。   いつの頃からか,こういった事について国会がな~んも議論しなくなったのを不思議には思っていたが・・・   ネットがともかく「なんでもあり状態」になったからかな?それにしてもエゲツない時代に入ったよなあとか,   別に聖人君子でもないが,ここまでやるか的に「目の毒・耳の毒」が世の中に氾濫するのもねと,   たまには思い出したように苦々しく感じてはいた。   中学生の頃,街中の電信柱にデカデカと貼られたポルノ映画の写真には困り果てた記憶がある。   「むちむちぷりん」だの「未亡人下宿」だの「若後家海女」だのと,思春期の純情?を刺激してやまない写真とタイトルが,   帰宅してから勉強机に向かってからもチラついて本当に閉口したものだった。   昭和の終わりに受けた研修会で,支那人の女性講師がエロに寛容過ぎる日本国の現状を嘆いて,   「ああいったものは強い毒ですから,大人だって刺激されて理性を飛ばす者がいるのに,子供からは遠ざけておかないといけません」   「私は日本が大好きで日本人を尊敬していますが,社会に無秩序に溢れるエロだけは容認できません」と仰っていたのを思い出す。   クアラルンプールで女性工作員達が金 正男氏を毒針で倒したとのニュースを見て,   支那人女性の卓見を思い出すと共に,千葉市の英断に思いが及んだ。   表現の自由を公共の福祉に反して野放しにすると,NHK記者のような連続強姦魔の育成にもつながりかねない。                                    

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  • 13 Feb
    • ショートエッセイ17「鉄管ビール」

      鉄管ビールという言葉があった。   中学を卒業して就職する人達が「金の卵」と呼ばれ、日本が高度経済成長期へと入っていった頃だ。   帰宅して「ジュースか何かない?」と母に聞くと「贅沢言わないで鉄管ビールでも飲んどきなさい」と返ってくることが多かった。   水道が全部,塩ビニ管に替わった現在とは違い,水道管は鉄だったのだ。   古い二軒長屋式の市営住宅だった我が家には地下水を汲み上げる手動ポンプがあり,   盥(タライ)でする少しの洗濯,真夏の庭への打ち水、ちっぽけな菜園に役立っていた。水が「商品」になるなんて想像もつかない時代だった。   子供は外で遊んでいる時,たとえばそこが公園ならば,手洗い場の蛇口に口をつけて腹いっぱい水を飲んだ。   学校でも同じだった。片手で蛇口をひねり,顔を横へねじって空を見上げるようにして口へ水を流し込むのは男女共に見られる光景で,   たまに大都会からやってきた可愛い転校生の女子が,両手で水をすくって飲む様子がひどく上品に感じられたものだった。   広場で遊び疲れて空腹を覚えた時も,まずどこかに蛇口を見つけては水を飲んだ。   飲み終えて唇の両端を手の甲で拭いながら今夜のおかずは何だろうと考えたりした。   暑い夏などは,近所のおっちゃんが一糸まとわぬ!?姿で庭へ出て,室内の蛇口からホースを引っ張っては気持ちよさそうに水浴びしていたりした。   こちらもつい羨ましくなって真似しようと思うのだが,子供心にも裸はやはり恥ずかしく,   かといって海パンを探すのも面倒で,結局は残り湯の抜いていないバスタブで長い行水をした。   大学へ行くために九州を出て都会で暮らすようになってから初めて,水道水のカルキ臭さを知った。   それから,社会に出て数年経つと,ペットボトルという見慣れぬ存在が世の中に溢れ始めてアッと言う間にガラス瓶を駆逐してしまい,   極悪な電通がナチス直伝の手法で宣伝を続けて,猫も杓子も日本中がペットボトル片手にウロウロするようになってしまった。   公園で,半分顔を空へねじるようにして水を飲む子供の姿を見かけなくなってから随分と経つ。   お弁当を買い求める主婦達の手には,必ずと言っていいほど人数分のペットボトルが握られているようにもなった。   リサイクルだリユースだと,90パーセントは燃やしてしまうくせに(燃料使って!)   また,再生にも燃料をかなり使うが,誰が儲けているのか知らないがたいした勢いが世を覆っている。   そんな自分も,たまの二日酔いの朝に顔を洗った時,若者の頃のように水道水をそのままグラスへ注いで飲むことはもうせず,   振り返って冷蔵庫を開けては黒豆茶のペットボトルを引っ張り出して口へ運ぶ。   そんな時,汗をたくさんかいた後で蛇口から直接飲んだ「鉄管ビール」の甘美な味わいをふと思い出す。    

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  • 12 Feb
    • 自分が率先して祝うべき建国の日にノコノコと・・・

      建国記念日はまたも肝心要の政府主催奉祝式典は無く,ノコノコと宗主国詣でに出かけた植民地総督殿は,   北の若き将軍殿に狙い澄ましたかのようにミサイルをぶっ放されて,例によって例の如く「断固として容認できない~」と,   いつものように言いっ放しで後はな~んもできずに国民に拉致を忘れさせるだけのくせに,居並ぶトランプの横顔をチラ見しつつ一応ブチ上げた。   ひょっとしてアメリカと北朝鮮は,打ち合わせた上で出来レースをやっているのでは?という疑いは以前からずっとある。   「ほれ!大丈夫か?お前ら,俺様の武器システムを買わないと北朝鮮にヤラレルぜい!どうなっても知らないゼ!」   そう日韓を脅して,アメリカの軍産複合体は商売繁盛でホクホク顔といったパターンは,なんだか見飽きた構図になりつつある。   イギリスのメディアから「お~お~ 一度会っただけなのにハグまでして・・・」なんて皮肉なニュアンスで小馬鹿にされた報道をされても,   おめでたい植民地総督一行は全く意に介さず,金魚の糞の日本メディアもまた,それを気にした様子は見えない。   ゴルフがどうの握手が長かったの親密ぶりがどうのと,どうでもいい子供じみたタワゴトばかりを,   誰の金でゾロゾロとアメリカくんだりまで行ったか知らないが,国民を舐め切った報道を繰り返すだけだ。   総督府は相変わらず,とっくにミサイルが着弾してから「情報の収集を命じたところだ」なんて脳天気な事を抜かすが,   自前の諜報機関もなく,どうやって「収集」するのか「?」だし,日本版NSCだなんて恥ずかしくて笑わせる。   発射するまでが,つまりは事が起きるまでの収集と分析が必要だとは誰も考えないのだろうか?   収集は常日頃からやってる?   ではなんで訪米日程をここで組んだのか?   少なくとも,発射の兆候をアメリカは確実に把握していただろうが,そんな風にどうして「総てをアメリカ任せで」平気でいられるのだろうか?   これでは,たとえ首相官邸や霞が関に着弾しても(そうなれば国民にとって実に幸運だが!?)瓦礫の山ができてから「収集を始める」に違いない。   どうせアメリカに電話をするぐらいなのだろうけれど。   もちろん,ずらりと並んだ原発群に着弾したらどうするのか?誰も何も考えていない。   潜るべきシェルターは一か所もないのだから,放射能を退散させる「お祈りと念力」を国民は発するしかない。   おお 素晴らしき言霊の国!                                                                                    

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  • 11 Feb
    • ショートエッセイ 16 「酔うのも酔わせるのも至福の時!?」

      あれは転校した直後だったから小学校の高学年だったろう。   久留米から阿蘇までバス遠足があった。   あいにくと朝から篠つく雨だったが,そこは子供のことだからウキウキとした気持ちで落ち着かず,   前に座った女子の「おさげ」を引っ張ったり,横の男子の頬をつついたりと元気に過ごしていた。   久留米は福岡県の南部だから熊本県に入るのにそう長くはかからない。   周囲にちょっかいをかけるのにもいつか飽きて,雨に叩かれる車窓を黙って見つめていると,   何週間も自衛隊の戦闘訓練で山奥の演習場にこもっていた父が,私と母を珍しく玄界灘の遊覧船に乗せてくれた日のことが浮かんできた。   後で思えばこれが決定的にマズかったのだが,遊覧船に乗った日もやはり雨で,荒れ始めた海のうねりで私と母は激しい船酔いにつかまり,   なんとも言いようのない死んだ方がマシなくらいのひどい時間を過ごしたのだった。   あの七転八倒の気持ち悪さを思い出しているうちに、バスはくねくねとした登り坂にさしかかり,   ウォンウォンとエンジンを唸らせて右へ左へと車体を大きく揺らし始めた。   昨夜,母が言って聞かせた「バスじゃなるべく真ん中に座りなさいよ!少しでも車酔いしにくいから」という言葉をふと思い出し,   あらためて自分の席を見ると最後列,身長順に座っていたようで「真ん中の席に」と「車酔い」が頭の中でリフレインし始めると,なんだか気分が悪くなってきた。   ズボンのベルトをゆるめてはみたが,それはもう車酔いにつかまってしまった証拠で,   船酔いの苦しさまでがまざまざとよみがえってきてアシストを始め,緊急事態が勃発した。   乗車した時に担任が「気分が悪くなったら紙袋にビニール袋を入れてから吐け!人に見せると酔いが移るからな」と何度も繰り返していたのを思い出した私は,   右側の女子も青い顔をしているのに気づくと,危急の時というのに悪戯心を起こしてしまい,   ビニール袋だけを口に当てると,女子の肩をつついて振り向かせてから思い切り吐いてしまった。   たちこめる匂いに慌てて窓を開ける同級生達だったが,私は急に楽になって水筒を取り出すと口に含んだ。   その時「ウッ」という声がして道連れにした女子も袋を口に当てたが,彼女は基本どおりに,紙が外側の二重袋に吐いていた。   ああ サイテーな少年   その後しばらく彼女は私と口をきいてくれなかったし、後で事情を知った担任からは嫌というほど殴られたりしたが,これは度を過ぎた悪戯の当然の報いというものだったろう。   遠足とは縁が無くなった今も,雨の降りしきる日に楽しそうな子供達を乗せて走っていく貸切バスを見かけると   「酔うのも酔わせるのも楽しいぞ」と呟いて片頬で笑うことがある。    

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      テーマ:
  • 10 Feb
    • この「将軍もどき」は何を言いたいのだろう??

      自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は9日の記者会見で,南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の日報問題に関し,昨年7月の日報に「戦闘」と記述されていたことについて,   「法的に誤解を招かないよう指導していきたい」「「戦闘」という表現を使う場合には注意するよう現地部隊に指示した」と言ったというが・・・   「目の前で弾が飛び交っているのは事実で,彼らなりの表現として一般的な意味で『戦闘』という言葉を使った」と説明し,   「率直な報告で,それを非難する必要もない」と話した。さらに一般論として、「銃撃戦について『戦闘』という言葉を使うのは普通」とも語ったという。   「彼らなりの表現」とはどういう意味だ?報告の率直さを非難する必要もないのなら「口頭での指導」も全く必要ないだろうに。   一方で、「日報の表現を制約するつもりはない」とした上で,「戦闘行為は即時に自衛隊の活動に大きな制約がかかる。法的に戦闘という意味を自衛官として知っておく必要がある」と指摘。   「議論にも発展することを考えて書くようにということだ」と述べたのだという。   メディアは,「制服組トップが指導したことで現場の隊員が戦闘状態と実感しても政治的影響が出ることを意識してしまい実態を報告しにくくなる恐れもある。」と伝えているが,   得意技の「切り貼りと悪意の再編集」がないとすれば,これは至極もっともな記事だと感じる。   この将軍もどきの頭には,自らが平穏無事に防衛産業に天下りを果たすことしかないのか?   軍人みたいな服を着た「歩く保身」なのだろうか?   衛生隊員がモルヒネひとつ負傷者に打てない,地雷に簡単に吹き飛ばされる車両で移動しなければならないという事実,   使い勝手が悪く,現場から不安の声が今も上がっている機関銃や,   現在の諸外国の趨勢(すうせい)から大きくそれた,貫通力に劣る弾薬を使用することの危険性,   着弾すれば10センチはへこむのが(つまりは死亡する公算が大)確実なヘルメット,弾数が敵の半分しかない拳銃,   敵を圧倒する大口径の重火器がない心細さ,優れた個人用の通信機を持たない「時代遅れ」などなど・・・   こういった「国民に知られざる貧弱な武装の実態」を,「実質の戦争ができる状態ではない!部下を無駄には殺せぬ!」と総理に強烈に意見具申し,   かわいい部下達とその家族の無念の死や不幸を防ぐべく,職を賭して卓を激しく叩かずして何の「制服組のトップ」なのだろう?   これではいくら階級章紛いを着けてはいても,中身は盗みヶ関の盗人役人共と全く変わらないではないか。   「馬鹿な大将 敵より怖い」と古来言い伝えられているとおりだ。   これまでどんな教育を受け,また自己教育を積んできたことか。   もしも田母神事件以来の「締め付けと監視に屈して」の保身ならば,そんな卑怯で臆病な根性で武人ぶるのは日本の恥だから,   一度くらいは最前線の視察に出かけて,文字どおり命を懸けるトップの姿を見せてみてはどうだろう?   上に立つ者の誇りと責任感はゼロなのか?   もしも記事が伝えるとおりだとすれば,政治屋達やマスコミ,盗人官僚共に自衛隊が舐められ続けるのも無理はない。   これでは,大東亜戦争時に少なからず存在した,敗戦直前ですら自らの昇進ばかりを画策していた無能極まりない将軍達と同じだ。   ワリを食うのはいつも第一線の若者達なのに,敗戦から71年を超えていったい何を反省してきたのだろうか?   嘘か間違いであってほしいけど,弾の飛んでこない「後ろ」に潜り込まず,「部下の命を粗末にできるか!」と政権に噛みついて辞めさせられた将官は一人もいないようだ。                                              

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  • 09 Feb
    • ショートエッセイ 15 「馬毛島のうるわしき思い出!?」

      横田から岩国へ移転する米軍艦載機の陸上離発着訓練基地として,種子島近くの馬毛島を候補地とすることを日米が取り決めた頃・・・   待ってました!と色めき立ったマスコミはほぼ一斉に、地元が「断固反対!一色」であるかのような報道を開始したものだった。   日本の各地でウンザリするほど見られる「いつもの光景」だったが,   そもそも空母機動艦隊を運用する力を持たないから米軍を使わざるをえないのであって,   毎日どこかで戦争に明け暮れている地球を見れば,軍隊も交戦権もない「ちょい」武装で平和を享受できるなんて考える方がどうかしている。   しかし,どうかしていると思うことがどうかしていると「条件反射」するように躾けられて久しいわが国では,   護ってもらっておきながら「訓練はどこか他所でやれ!我々は絶対に受け入れないゾ!」といきり立つことを恥とは思わない。   やれ頭越しで強引だの地元の意向を無視しているだのと喧しいが,試しに諸外国では,政府の専管事項である軍事基地の決定がどのように行われるかを調べてみるがいい。   マスコミが大好きらしい中国やロシアではどうか?   フランスでは?イタリアでは?   国家が,その絶対的責任である国防の必要上決める軍事基地の位置決定に,地元市町村の意向など全く顧慮されていないのがよくわかる(バレる)だろう。   だからこそ、その実態をお茶の間には絶対に届けないし記事にもしないのだから。   これは軍事基地を置く地元に国家が配慮しないということではなく,対策は行うが自治体が国防政策に容喙することを許さないし,   自治体も国防に貢献できることを誇りこそすれ,国家安全保障よりも自らの都合が優先されるべきなどという幼稚で非現実的な世迷言は言わないということだ。   これは,諸外国にあっては常識の「国防は最大の福祉」という考えがわが国では全く浸透せず,   むしろいつまでも,それが非常識であるようにマスコミや公立学校が挙げて「虚偽宣伝」に努めている証左なのである。   「ハンターイ」と騒ぎ立てる「安全と自由」はいったい誰が保障しているのか?首長や議員達のお祈りや願掛けの力でか?   もう70年を超えて外国軍の駐留を許している異常さや,現実と理想を混同するように仕向けられる日本の特殊事情はしばらく措く。   空母を保有し核武装を行う提言をすべきなのに沈黙する自衛隊の姿勢も今は問わない。   ただ,他者に命懸けの訓練をしてもらってあがなう自由を当然として,こんな幼児の駄々しかこねられないような知能程度なら首長や議員は即刻辞めるべきだ。   自分達は保護されて当然だが,犠牲を払うのはまっぴらだなどという卑しく臆病な根性を衆目にさらすのは恥ずかしいことなのだから。   「でも,外国じゃ問答無用なんですよって言ったって,かえって叱られるだけだもんね~」とは,海外勤務が長かった時事通信社ベテラン支局長殿のボヤきだ。   当のメディアまでが委縮して事実を伝えられないなんて,たいした「空気の支配」ではある。   嗚呼 うるわしきは わが民主制!                            

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  • 08 Feb
    • トランプへの貢物は,ぜ~んぶ国民の血税からボクあげちゃう

      「年金積立金をトランプに差し出す」と,日経と朝日がデマを飛ばした!と「わが総督」は怒ったが・・・   ロイターは,日本政府は「日米成長雇用イニシアチブ」という手土産を安倍氏にもたせて2月10日の日米首脳会談に臨むが,   その財源は年金積立金ではなく,財務省の「外国為替資金特別会計」だと報じた。   でも,このカネの原資もわれらの血税。   ナチス謹製の記者クラブが絶対に報じない「盗人官僚が好き放題にする財布」   旧大蔵省時代に積み上がった米国債が何百兆に達したのか?財務省になってからの分を足したらいくらなのか?   利子は取れてるのか?叩き売れる見込みはあるのか?   財政研究会=財務省記者クラブの面々は報じたことがない。   国民が特別会計の存在に注意を向けないように仕向けている。   国家予算と言えば一般会計しか思い浮かばないように小細工を続けている。   ゲスの極みのナチの豚といったところ。   盗人役人とグルになって,いったい何国人なのだろう?   強姦魔記者を育成したことに関し,いまだに専務理事あたりの「とおりいっぺんの謝罪」しかせず(これが他の組織なら連日大騒ぎするだろう。それこそ倒産するまでね)   全国ニュースで反復して,しっかりキッチリと「痛切な反省とお詫び」を国民全体にする気が皆無の極悪反日法人NHKを始め,   ただ飯・ただ酒・ただナントカを公金原資で賎しくあてがわれ,1円も使用料を払わずに公金で維持される建物に居座り,各大臣にリコーダーを突き付けて仕事をするふりをしているが,   その実は役所が撒くペーパーを貰って,役所に都合のいい記事をでっち上げては国民の知る権利を侵害する「反社集団」は,アメリカの忠犬で日本国への裏切り者だなあ。   天下り問題もどう幕引きするように命じられていることか・・・全く信用がならない売国奴達だし。   「証人喚問」が必要なのは,元都知事ばかりじゃなく,ナチス謹製の記者クラブの面々こそを真っ先に と思うけど。   CIAやモサド,支那や北鮮の特務の監視の手は,周到かつ綿密に張り巡らされているだろう。   「おまえら,バラすとためにならないゾ」と。                                                                

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  • 07 Feb
    • ショートエッセイ 14 「クーラー」

      九州新幹線が全通すると同時に起きた東北大震災の影響で全国的に節電となり、扇風機が脚光を浴びて飛ぶように売れた。   もう長くエアコンが当然のような暮らしに慣れてしまい、身の回りで扇風機の影は薄くなる一方だった。   少年の頃、夏は暑いものだった。   汗がたまる肘や膝の裏側にはスグに汗疹(あせも)ができ、天花粉の白い粉と夏は一対の光景だった。   扇風機が掻き回す熱い空気は、ベタつく肌の救いにはあまりならなかった記憶がある。   夏休みになると、前夜の残り湯に何度も入っては暑さをしのいだ。   生暖かいバスタブに入っている間だけはベタつきから解放されたが、体を拭いて扇風機に当たり始めるとすぐに、夏はその湿った腕を伸ばして私を意地悪く捉えるのだった。   クーラーのことは知っていたが、それは、百貨店や駅の構内、喫茶店などの別世界の話で、庶民にはまだまだ手の届かない高値の花だった。   蚊帳を吊り、窓を開け放して眠る夜に響いていた扇風機のモーター音は、   足元から頭へと移っていく生暖かい風の息苦しさと共に、文字どおりの寝苦しい夜を今も胸に刻みつけている。   初めてクーラーが自宅にやってきたのは大学一年の夏だった。   上京した年の夏、運転免許を取りに帰省した私は、応接間の壁に取り付けられているブラウンの箱に目を瞠った。   なにしろ「涼しいぜ 俺の部屋」などというコピーが、額に汗を浮かべた浴衣美人の写真に添えられたルームエアコンの広告が山手線やメトロに吊り下げられ、かなわぬ夢として貧乏学生達の話題になっていた頃だ。   まさか「すごく暑いぜ 俺の部屋」と言ってナンパもできないだろう!?と考えていた私は、故郷の自宅に登場したクーラーの姿に驚いたわけだった。   その夏は、初めて味わうパラダイスのような涼しさに身を浸して太宰治とカミュに読み耽った。   昼下がりの甘睡に心地よくつかまりながら文字を追うのは至福の時の流れだった。   社会に出た頃から、いつのまにか庭や路地に水を打つひとの姿も、商店に立てかけられた竹すだれも見かけなくなった。   エアコンにしても、ケータイにしても、高速交通にしても、本当に夢物語だった暮らしを手に入れてから、私たちはいったい何を失ってきたのだろう。   ふと気がつくと、生きているうちが花だとばかりに、老いも若きも欲望をひたすら剥き出しにして物と金と色だけを追い求める国に成り下がってしまった。   春夏秋冬の恵みを自然に寄り添いながら慈しむように感謝して受け、暑さや寒さを優しく和らげる工夫をし、   かつて世にあった祖先達の面影を大切に心に抱いて生きることを忘れてしまった。   ゆっくりと移り行く車窓の風景にせつない旅情をそそられ、待ちわびる一通の手紙に期待と不安を明滅させる「深みのある贅沢」を手放してからもう久しい。   進化するって本当に素敵なことなのかと、カウンターに目を落としながらグラスの氷を静かに揺らすことがある。        

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  • 06 Feb
    • 「世界中の科学者から不信感を抱かれますよ!あ~ん」

      二月四日に日本学術会議は,大学などの研究機関が軍事研究にどう関わるかを議論する公開フォーラムを開いたが・・・ 200人以上の大学教授や市民らが参加し,軍事研究に反対する意見が大多数だったそうだ。 同会議は1950年と67年に「戦争を目的とする科学研究を行わない」との声明を発しているが,   最初の「アメリカによる軍事占領下の声明」でまさか「次こそは戦争に勝つための科学研究をやるゾ!お~!」と,   GHQ監視下で,至極まっとうな敗者の決意を披歴するわけにはいかなかっただろうとの察しはつく!?   次の声明では占領政策毒が完全に回ったのだろうけど。   平成27年度に防衛省が軍事研究資金を提供する「安全保障技術研究推進制度」を創設した際も,日本学術会議は参加に慎重姿勢を示す中間とりまとめを公表していたのだが,   今回の参加者中,眉を吊り上げて発言中に激しく拳で卓を叩いているオジサンがいて,テレビがここぞとばかりにズームインしたから,   「ははあ・・・どうせロクな意見じゃないだろう」と瞬殺の準備をしたらやっぱりで,   「軍事研究に加担したりすれば,世界中の科学者達から不信感を抱かれますよ!」と,語気荒く主張していた。   自分の頭をド突いた方が良かったなあ。   世界中の科学者達が,自分達が常日頃から当然やっていることを遅ればせに日本が始めたからといって不信感を抱くはずもない。   「なんだ!日本はおとなしく間抜けのままでいればいいものを余計なことを」と,商売敵が増えることに苛立ちはするだろうが。   「しかし,それでは安全保障上で必要な軍事技術の育成研究維持は誰がやるのか?といった問題があるわけでして・・・」という冷静で至極まっとうな意見もあったが,   例によって例の如く,占領頭の奴隷脳達が張り上げる怒号にかき消されてしまったということだろう。   防衛省の天下り先確保や,日本版軍産複合体を作らせてアメリカ謹製の高額な武器を山ほど買わせたい宗主国の思惑もあるだろうが,   これを抑止し,拒絶するためにも,足腰を固めた自主防衛力を可能な限り向上させることが不可欠だ。   「おつきあい戦争」に加担せず断るためには,舎弟扱いされない「鋭い牙」がどうしても必要で,いまだにシーラカンスが再生産されるのでは話にならない。                                                

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  • 05 Feb
    • ショートエッセイ 13 「輝ける嘘」

      平成二十三年春の原発事故で、戦後日本の歪みが一気に噴き出してきたように感じる。   事故当初、アメリカ軍を始めとした諸外国の動きはオーバーにも見えた。大多数の国民はまだ、政府の発表を信じていたからだ。   しかし,少数の者は、なんといっても特に軍隊がこうも素早く退避をするならもしやと一抹の不安を抱いてはいただろう。   かなり経ってから、事故直後にメルトダウンは起きていたことが発表されたが、誰が真実を故意に国民に伏せたのかは今もってわからないことにされている。   実質の報道統制下では、将来にわたって国民に甚大な被害を被らせ、子供たちから健やかな未来を奪い、   長期間にわたる不自由な暮らしを多くの人々に強いている者達の責任は今後も問われることはない。   事故現場では、最も危険な作業に最も弱い立場の人々が投入されるが、   せめて政府の責任において、サラトガスーツなどの超一流の防護服が支給されるかといえば今日に至ってもその気配は全くない。   監督官庁と電力会社が長年どう癒着しているかをメディアは知らせない。メディア自身が利権を貪る「仲間」だからだ。   何といっても,電事連主催の「パーティ」へ名を連ねるのはメディアのお歴々で,その経費は電力料金へ潜り込ませてある。       第一線で身を挺することが絶対にない者達が、国防を脅かす大規模な自衛隊の投入を無思慮にも決め、逆らわないチープレイバーとして重宝がる。   国民には解りにくい数値が「放射能に関する基準」として乱発され、不安におののく被災者と、未来を蝕まれる子供たちを尻目に、責任を果たさない要路の者達は相変わらず金と女にうつつを抜かす。   一刻一秒を争う非常事態には「現行法」などを論じている暇はなく、命を救うべくあらゆる手段を超法規で講じるべきだ。   それを咎めるのなら咎める方が間違っている。   国民は憲法他の法律のために生きているのではなく、国民の命と暮らしをよりよくするための道具にしか法律はすぎないのだから。   日本中から寄せられた多くの善意の配分は遅々として進まず、あまつさえ,復興予算は全くの別用途に流用されたりしていた。   しかし,決裁した者が処罰されたとは聞かない。誰かが決裁しなければ予算は使えない。   今もぬくぬくとどこかの役所に座っている者,美味しい天下りをした者は国民へいつ釈明するのだろう?   ナチス謹製の記者クラブ制度により,都合の悪い事の詳細は報じられず,そのうち国民は忘れさせられるから自分達だけは安泰か?   それでいて「被災者住宅で独りひっそりと死を迎えた○○さん」なんて,お涙ちょうだいネタに被災者をするマスコミの下劣さ。   あくまで従来の利権を確保温存しようとなりふりかまわず狂奔する卑しくあさましい人間たちの姿を、苦しい暮らしに耐え忍んでいる多くの国民は支え続けるしかない。   日本にもし国体(国柄)を護るための軍隊があるならば、官とメディアの利権スクラムによって多くの人々が殺され、未来を託す子供達の心身が侵されていく現状を止めるためにクーデターを起こすだろう。   まやかしの民主主義によって温存される「特権階級」と、これを利によって手なずけて狡猾に利用する外国勢力によって多くの国民が人生を奪われていく。   我が国は,ワイマール体制を葬ったナチ並の情報統制によって,嘘ばかりが明るく輝き、誰も責任を取ろうとしないように見える。         

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  • 04 Feb
    • トランプのケツも舐めかねない「ぶざま」さ

      「オラ達を守ってくださるアメリカ様へのインフラ投資のために51兆円も投資し70万人の雇用を創出いたしますだ・・・」   「おねげえだから立ち去らねえでくだせえ~」   「自分の身はまず自分で守るなんて,そんな恐ろしいことは金輪際できねえだよ」   「これからもず~っと,アメリカ様のお言いつけどおりに不戦の誓いを貫いていきますだ。失望なさらないように靖国も蔑ろにしますだよ」   「いえ,アメリカ様がお望みの場合は,戦争を戦争じゃないと領民共にはゴマかして,従順な自衛隊員の命をなんぼでもハイ」   「ウチらだけは絶対に弾が飛んでこない安全な場所におりますもんで」   「非正規雇用がどうなろうが,いまや6人に1人の子供達の貧困がどうだろうが知ったことじゃねえです」   「この属領を支配させていただくウチらにさえタップリ餌をくだされば文句はねえですから」   「トランプ様のケツも舐めますから,ウチらの命ばかりはお助けを~」   私達が目の当たりにさせられている「日本国首相という名の植民地総督」の醜い立ち居振る舞いは,   国と民族を問わず,およそ人としての誇りある者ならば顔をそむける哀れなものだ。   9条と日米安保が不動のペアだというのは,なんという究極のパラドックスだろうか。                                          

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  • 03 Feb
    • ショートエッセイ 12 「命が一番大切です」にしては死体がゴロゴロと

      学校でも、テレビからも新聞からも、命が一番大切だと長いこと教わってきた。日本の憲法は、世界に誇れる平和憲法だともしつこく聞かされた。   「平和がいいに決まってる!」と高らかに歌うミュージシャン達も大勢いた。(そりゃ いいに決まってるでしょう)   日本は平和主義の国なのだそうで、これだけ何十年も命が一番大切だと教え込み、憲法と平和主義で命と平和が保証されると自分達に呪文をかければ、   そうそう人殺しなども起こるはずはなく、まして国民が外国に拉致されたり、領土や資源を盗まれたりするわけがない。   ところが現実には、親が子を、子が親を殺し、頻繁(ひんぱん)にあちこちから死体が転がり出てくるようになり、   北朝鮮にさらわれたままの国民は何十年経っても取り戻せず、領土と資源は脅されながら盗み取られていく。   中国やロシアからすごまれるとアメリカの後ろに隠れ、ただひたすら庇護を求めるばかりだ。   欲のために平気で人を殺し、何か争いがあれば弁護士の口車に乗せられてやたらと訴訟を起こし、   大人も子供も相手が自殺するまで,集団でよってたかってイジメては涼しい顔をしている。   日本で今、最も軽く粗末に扱われているのは人の命だ。   核兵器の脅しや、戦争をちらつかせて侵略してくる敵達には、平和憲法など何の効き目もないことはとっくに証明されてしまった。   アメリカに泣きつくのはアメリカの強大な核兵器にすがるということだし、   核兵器にすがりながら保証された「言論の自由」を使って、世界に核廃絶を訴えるなんてわけがわからない子供の駄々にすぎない。   かつて平和がいいに決まってると叫んでいた人々は、イイ年こいた爺さんや婆さんになった今もなお,   若作りしてNHKのお座敷にいそいそと出ては、無責任な口調で「奴隷の平和」を礼賛している。   祈るだけで戦いを避けられるなら世界中そうしているだろう。   こんな単純なことを、日本では政権を担う年寄達までがまるで解っていない。   コメディもいいところだが、日本が永久に植民地でいいわけがないのだから笑ってばかりもいられない。   私達が習ってきたフレーズには抜け落ちていた言葉がある。   「命が一番大切です」の前に「自分の」が入るのだ。   あるいは「自分の命だけは」として「一番大切です」と続けるか,「自分の命が助かるためには何でもしましょう」と言うべきなのだ。   それじゃあんまりなんだから・・・と言うか?   世界を相手に戦いを挑んで敗れ去った後の日本を貫いてきたのは結局この根性ではないか。   奴隷の平和に甘んじるのなら,言葉を飾るのはもうやめてほしい。命以上の価値が本当に無いのなら、この地球上からとうに人間の気高さは消え失せているだろう。   誇りある者達が嘲られる国では真の「市民」など育ちようもない。   ギリシャの都市国家では、共同体を護るために武器を取ることを自らの「権利」と捉える者だけが「市民」だったのではなかったか?   命以上の価値を真正面から捉えられないのならば、逆に個々の命の尊さも理解できないのではないか?   その尊い命を他者のために捧げる、人にしかなしえない愛のわざの高貴さもまた。          

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重浪 明

性別:
漢になりたい男
誕生日:
丑三つ時
血液型:
抜けてアバウトなO型

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