マンガで入門! 管理会計が面白いほどわかる本 1,620円 Amazon |
ご縁があり『マンガで入門!管理会計が面白いほどわかる本』(ダイヤモンド社)を読みました。
著者の森岡さんとしては、ベストセラーとなっている『マンガで入門!会社の数字が面白しいほどわかる本』の続編ですね。
マンガで入門! 会社の数字が面白いほどわかる本 1,512円 Amazon |
今回は、「管理会計」に関して基本的なことを、ストーリーを交えながら解説しています。
漫画なのでスイスイを読めます!
「管理会計」の基本的なことと言っても、
会社の数字が苦手な人にとって(私がそうですが・・・)
また、会社の数字について全く知識のない人にとっては、全ての内容をいきなり理解するのは、骨が折れるかもしれません。
ただ、その骨の折れることをビジネスにまつわる人間模様とからめながら解説しているので、漫画+ストーリーが好きな人には、楽しみながら「管理会計」について学べると思います。
舞台は、大手雑貨企業ZAAAKでのこと。
東京に勤務していた主人公桐谷あかり(28歳)が、エリアマネジャーとして大阪に転勤になる。
大阪には、問題のある天王寺店、心斎橋店、梅田店が…。
主人公「あかり」は、「管理会計」の知識を使いながら、この3店舗にある問題点を発見し、解決策を考え出し黒字化に成功していく。
東京本社でもあかりの成功は噂となるほどだったが、深刻な問題が隠されていた・・・。
それは・・・
と、これ以上書くとネタバレになりますので、これぐらいにしておきます。
「管理会計」の知識としては、主として次のことが理解できると思います。
・売上とコストと利益の関係って?
・固定費、変動費の違いとは?
・限界利益って何?
・貢献利益って何のこと?
・在庫の何がいけないの?
もちろん、その他、いろいろとありますが、それはもちろん、もちろん、本書を読んでみてください!
【目次】
プロローグ なんで私が大阪のエリアマネジャーに! ?
第1章 正しい売上、正しいコスト、正しい利益って?
第2章 本当に儲かっている商品はどれだ?
第3章 在庫と経費を絞るだけでは利益は増えない
第4章 売上アップの秘訣は、客数と客単価にあり
第5章 表向きは黒字の貢献店舗、でも、実態は?
第6章 目先の利益を追うだけでは成長できない
エピローグ まさかのセカンドキャリアがスタート
著者の森岡寛さんが代表を務める「財務マネジメント株式会社」のホームページはこちらです!
もし、会社の数字のことでお悩みがあったらぜひ、相談してみてください!
【森岡寛プロフィール】
高知県高知市出身。1974年9月23日生まれ。実家が製麺卸売業を営んでいることから、幼少期より経営に関心を抱く。中学卒業後は高校に進学せず、大検取得後の1995年、近畿大学に進学。在学中は会計学研究会に所属し、管理会計の研究に従事。大学卒業後の1999年、大阪市内の大手会計事務所に勤務。入社3年目から経営幹部に抜擢され、以後2年半にわたり、部署売上目標を全て達成。実務面では、税務・経営・人事コンサルティングを担当する中で、中小企業の財務の重要性を実感し、2003年8月退社。同年9月起業。起業後は中小企業に特化した財務コンサルティングを東京・大阪で実施。現在は「キャッシュフローの専門家」として、セミナーやコンサルティングを中心に、中小企業のキャッシュフロー改善に努める一方、チャットワークをベースにITツールを活用した「顧客に会わない」ワークスタイルでも注目を集めている。