狂った人の面倒をみるのは難しい。(苦笑)
男が人質にとって教会に立てこもるという事件があった。8時間後に警察が突入して逮捕して救出した。人質は犯人に刃物で切り付けられ、傷を少し負ったが無事救出された。
これは、カウンセリングの途中で30代の男性クライアントが暴れ出し、50代の女性カウンセラーを人質にとって立てこもったのだ。カウンセラーは何年も相談にのっており、仕事の世話もしていたそうだ。
犯人は、家族間にトラブルを抱えており、家族に暴力を振るっていて別居していた。事件当時このカウンセリングには両親も来ており、父親によると面談の内容によっては、警察に通報する予定だった。
あてずっぽうだが、教会ということだから、心理カウンセラーは、宗教的信念から、なんとか犯人を立ち直らせようと援助していたのではないか。
また50代の女性からみて30代の男性は息子の年代なわけで、親身になっていたと思われる。
なんとか立ち直らせたいと思ったのでないか。
しかし、現時点ではうまくいっていないのである。
人の心を扱う人は、細心の注意が必要であると言える。
フェイスブックの投稿には、以下のようなコメントもついた。
>一番良いカウンセラーは相手の心理がよくわかるカウンセラーです。
犯罪者のカウンセラーなら、元犯罪者か、犯罪者の親を持つ人。
虐待された人が虐待者にならずに救う側になったら、
虐待する側も虐待される側も救える可能性が一番高いです。
>相手の心理がよく解かるっていうのは、自分にその要素がないとダメなんですよ。
>通常なら一対一が原則で、家族その他は別室。危険が予想されるならばカウンセリングをしてはいけない。
>タラソフ判例を知らないのだろうか。
>このカウンセラーは保険に加入していただろうか。