★ここでは、社会人になってから大学へ行って学ぼうとしている人への注意である。
社会人になってからも、勉強を続けている人は多い。
いや、社会人になってからこそ勉強が必要だといえよう。
独学の人もいれば、勉強会やセミナーやスクールに行く人、さらには大学に行く人まだいる。
大学や大学院で学ぶというのは、とても大変だがやってみる価値はあると思う。
実社会にでてからだと、現実に様々な経験をしそれから学ぶので興味もわくし、高校卒業して
ストレートに入学した学生とは違った考えもできる。これは他の学生への刺激にもなる。
このように、社会人の学びには得るものが大きいが、注意点もある。
それは、自分は好きなことをやっているんだ。という意識である。
それ自体は間違いではないが、それで自分は特別だと思い込んでしまう。
勉強が学生の本分だということが理解できていないのである。
さらに、、、、
新人類と言われた世代以下(40代以下)の特徴だが、
楽しみながら資格や学位をとろうという発想がある。
これは、認知の歪である。
注意が必要だ。
スポーツでも同じだが、楽しむことはできても、相当の実力がないと、
上級にはなれないのである。
そのためには、つらいと思える程度の練習をしないで、プロになれるという発想自体どうかしている。
この点では、若者から中年まで似ているのだ。