江別 古代遺跡巡礼② 巨石の古墳と古代文字の石碑 | EartHeartH

江別 古代遺跡巡礼② 巨石の古墳と古代文字の石碑

早速伺ってみると
個人宅の庭園の一部になっていて、元の作りを基に石段も添えられている。

なんとも美しい紅葉の日本家屋と庭園。

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お庭のお世話をする方に伺うと、お味噌の紅一点で知られる創立者の岩田さんのご邸宅なことが判明。


やはりの明らかに三基の古墳。
頂から見下ろすと、頂は下方でストーンサークルに囲まれている。

聞くところによると、古墳の三つの盛土も、頂やサークルの巨石のほとんどが元からあったとのこと。

ちなみに中でも真ん中の大きな古墳では、頂の辺りからいささか重苦しい気と共に大量の虫がうようよと沸いていた。。

庭園のお世話をしていた方曰わく、今年からこうして笹藪を刈り、庭園を見学したいという人が盛り土の辺りも回れるようにしたとのことで、この場所にはもっと大量の虫が沸くこともあるとのこと。。

こうして古墳が明るみになったことにより、積年の重みに日と月の明るみが照らされ、人の大事に想う敬いの心も相まって、ようやく浄化され始めているようだ。

ちなみに、これは古墳の可能性が高いと話すと、疑いつつもとても驚かれていたご様子。


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古よりの元来の形体に趣向がほどこされている
古代と現代のコラボアート


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さらに散策してみると
なんと、同じく元からあったそうな古代文字の刻まれた巨大な石盤もあるではないか!


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石碑には三角や十字など様々な紋様が刻まれている。



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(これぜひ拡大してみてください)

この石碑もそもそも昔からずっとここにあったとのこと。。
これって間違いなく古代文字の巨大石碑だよね。

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そうして江別市郷土資料館に向かい、一連の発見について写真を見せながら報せると、職員の方々はまだ知らず興奮気味。やはり間違いなく古墳と石碑だろうとのことで、現行の発掘調査後に早速調査に取りかかりたいとのこと。

やったね♪
第一発見者!(笑)!


というか
そうでなくとも古代の一大拠点、江別一帯の、倭人にコテンパンにやられてきたアイヌの人たちや、その後の宅地造成などで消えた遺跡群です。

こうして守り続けてくれた紅一点創立者岩田さんにありがとうございます∞


そうして
江別の古代史にまつわり数多の貴重な発見をすることとなる、江別市郷土資料館へ 編に続く