どうも、こんばんは。


Earth Ring Projectのメンバーのイッチーです。


少々間が空いてしまいましたが、


前回のブログ に続き、テレビ特番


100円玉に愛をこめて2


についてブログを更新します。



【④モルドバの少女 極貧生活で見た夢】


今回が最後のお話。


これは、前回の『100円玉に愛をこめて 』の時に


放送されて少女のその後を追ったものである。




ヨーロッパ最貧国であるモルドバ。


モルドバで出会った少女は、病気の父、一人で働いている母の


3人で暮らしていた。


そんな彼女の夢は洋服のデザイナーで、縫製学校に行きたいと


言っていた。


しかし今年、彼女の父親は亡くなられており、


彼女は生きる希望を無くしていた。


そんな彼女に、番組スタッフは昨年の番組に出ていた


父親の声を聞かせた。




父親の願い。


それは、娘に夢をかなえてもらうこと。


そんなお父さんの声を聞いてか、再び夢を叶えるために


頑張りたいと思うようになった少女。


そこで、番組は彼女のために募金を集めてくれた


日本のデザイナースクールの


バンタンキャリアスクール から61900円、一般募金の10100円の


合計72000円のお金で、縫製学校への就学をすることになった。




彼女は、援助してくれた方全員の期待に応えるためにも


頑張って勉強をすると言っていた。




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【イッチーの個人的な感想】


今まで、4つの話を見ていて思うことがある。


開発途上国で貧困的な生活をしている人というのは、


自分の力では到底抜け出すことのできない、


社会の大きな流れに巻き込まれているのではないかということだ。


基本的に、4つの話に共通していることは、


大人が働きたくても働けないことであり、


その原因に、途上国だから治すことができない病気が蔓延したりとか、


戦争が起きて住むところさえ奪われてしまうとか、


そういうことが絶えないのだと思う。

もちろん、これは海外の貧しい国のことだけでなく、


日本にもあることである。


原因は病気や戦争でなくとも、


経済優先などのために正社員としては雇われず、

マンガ喫茶とかで寝泊まりしてその日暮しをしている、


いわゆるネット難民とか、そういうものである。



こうした、ひとりの力では到底変えることのできない


社会の大きな流れを変えるためには、今回の番組の主旨のように


少額でもいいから募金等でお金を使っていくことも大事だけど、


個人的には国際政治の在り方を変えるために働きかけるとか、


経済の価値観の中に環境面や社会面の価値観を入れたりとか、

そういう社会の流れ(構造)を変えていく努力をしないといけないと


思います。




そのためにも、やっぱり一人一人がこれらの問題に対して


関心をもち、色々と勉強して知ろうとすることで、


自分が知ったことをもとに解決するための方法を考え、


そしてそれらを声を発して、


行動をしていくことが大事なんだと思います。






ということで、何日もかけてしまいましたが、


テレビ特番「100円玉に愛をこめて2 」の感想を終わります。


どうも、ありがとうございました。