特別養子縁組 該当~引き渡し3 裁判所と小児科の確認 | アース&ムーンの特別養子縁組で子育て中

アース&ムーンの特別養子縁組で子育て中

長い不妊治療の末にBabyぽけっとさんから特別養子縁組で
生後2週間の可愛い女の子とのご縁を頂いた
天文好きなサラリーマン家族の話

該当の連絡を受けた2日目、
Babyぽけっとさんの該当マニュアルを見ると

「特別養子縁組申立書を準備する」

とあります。
実際に申立書をこの時点で準備する訳ではなく、
申立に必要な物が何かを確認します。
どうやら各家庭裁判所で多少準備するものが異なるようです。

特別養子縁組申立書の書式は裁判所のホームページにあります。

そのページからリンクが貼ってある
この手続きの概要と申立の方法などについてはこちら
を開くと「特別養子縁組成立」ページに飛んで

 ・申立に必要な費用
 ・申立に必要な書類

が書かれています。

ここで申立に必要な費用の中で「連絡用の郵便切手」については
申立をする家庭裁判所へ確認となってます。

では早速電話で聞いてみようとまずは自分の地域の家庭裁判所を調べます。

「連絡用の郵便切手」の所にリンクが貼ってある

 「各裁判所のウェブサイト

を開き、高等裁判所管轄内→地方裁判所を選びます。

私の住む埼玉県の場合はさいたま地方裁判所のホームページの
右のメニューから
さいたま地方裁判所・さいたま家庭裁判所について
から、
管轄の裁判所の所在地
を開いて住まいの地域の家庭裁判所の支部を調べます。

支部のダイヤルイン番号一覧のリンクも貼ってあるので
番号の中から「家裁」の「家事受付係」に電話します。

担当の方が出られて、
「特別養子縁組の申立に必要な書類の確認がしたい」
と伝えます。
その上で先ほどの裁判所ホームページ上の
特別養子縁組成立」に書かれている
・申立に必要な費用
・申立に必要な書類
を読み上げ、切手代とその他必要な書類を確認します。

「ちょっと待って下さい」から10秒もしないぐらいで
担当者の方が切手代と標準的な申立添付書類の中身を教えてくれました。

■申立に必要な費用
・収入印紙800円
・連絡用郵便切手(いくら分かを家庭裁判所に確認)
  →確認結果:合計4096円
        (内訳が決まっている。500円×6枚、82円×13枚、10円×3枚)

■申立に必要な書類
・申立書1通
・標準的な申立添付書類(家庭裁判所に確認)
  →確認結果:養親・養子・実父母それぞれの住民票
・養親となる者の戸籍謄本(全部事項証明書)
・養子となる者の戸籍謄本(全部事項証明書)
・養子となる者の実父母の戸籍謄本(全部事項証明書)


この確認は引き渡し後でもよいと思いますが、
事前に調べられる事なので時間がある方は調べておいてもよいと思います。


次に、まさに家庭裁判所に確認しようとしていた所に
団体から追加の連絡があり、
我が家に来る子の産まれた病院が
団体との提携病院で無い事とその病院の方が心配して下さって

「引き渡し前に1ヶ月後検診が受けられる小児科を探しておいて欲しい」

と言われました。
恐らく紹介状にその病院名を書いてくれるのだと思います。

実はBabyぽけっとさんの先輩養親さんの経験談を聞いていて
結構1ヶ月検診の受診を断られるみたいです。
本来1ヶ月検診は産まれた病院で受診するものらしいのですが
特別養子縁組・赤ちゃん縁組みの場合にはそうもいきません。
病院によってはどんな状態の赤ちゃんなのかわからず
責任が取れないと思っているのかも知れません。

早速近所の小児科を検索、3人の子どもを育てている妻の姉にも
近所の小児科を紹介してもらって電話で確認してみました。

1件目は近所で評判の小児科専門医。

「今度特別養子縁組で養子を迎える事になり、
 ○月○日ごろに産まれた子なのですが
 是非そちらで1ヶ月検診を受けたいのですが受診可能でしょうか。」

「確認しますのでお待ち下さい。」

と言われて8分待ち。

「ただいま院長に確認しておりますのでもう少々お待ち下さい。」

と言われてさらに7分待ち。

「近くの医大に受診を依頼してもらって、
 もし断られたらもう一度電話して下さい。
 その時にもう一度検討します。」

とのこと。

あ、断られた。

めげずに2件目、こちらは近所の産婦人科・小児科。
同様に説明をして受診確認のお願い。

「少々お待ち下さい。」

と言われて嫌な予感がよぎりかけた数秒後、

「はい、問題ないですよ。
 小児科は○曜日と○曜日と○曜日の□時~□時の受付なので
 母子手帳と保険証を持って来て下さい。
 母子手帳はお持ちですか?」

「養子が転籍したら市役所で母子手帳をもらって来ます。」

「1ヶ月検診の際に必要になるので忘れないで下さいね。」

おー、なんていい対応。
おかげで助かりました。

実はこの病院は妻の不妊治療初期にお世話になっていた病院。
とてもいい先生がいたのですが
高度医療対応が出来ずに泣く泣く病院を替えていました。
よく知った病院なので初めからこちらに電話すればよかった。

あとから聞いた話しで、
通常出産と同じ病院で1ヶ月検診を受けるので
産婦人科の無い小児科専門医よりも
産婦人科・小児科併設の病院の方が
お願いしやすいのかも知れません。


これで引き渡しまでの準備は完了。
いよいよ引き渡しです