この記事は、昨日の記事からお読みください。
http://ameblo.jp/earth-loving/entry-11395038377.html
産婦人科の先生と、乳腺外科の主治医が話し合ってくれた報告を、
主治医より聞きました。
まず、産婦人科の先生は、慎重なご意見を言ってくださっているから、
二人にとって厳しい言葉だったかもしれないけれど、
慎重論を言ってくれる貴重な意見だと思うよ。
となぐさめてくださいました(^^;
産婦人科の先生は、
乳がんの敵(えさ)となるエストロゲン(女性ホルモン)が、
妊娠することにより5倍以上になる。そんなことをしていいのか。
ということ。
それは、主治医の方から、
・現在、妊娠は乳がんの再発に必ずしもかかわってくるという実証はなく、妊娠は乳がんには影響がなさそうだとされ始めている。
乳癌になった人の内、治療後に妊娠した人と妊娠しない人で乳癌が再発した人数は
それほど変わらないという結果も出ている。
と、産婦人科の先生に説明してくれたそうです。
ただし、500人集めて、250人は妊娠する。250人は妊娠しない。さぁ、10年後の再発率は?
といったきちんとしたデータは、癌の種類や進行具合も人それぞれ違うから調べられない。
妊娠した人は早期癌だったから元々の再発率が低く、自分は大丈夫という自信があったから妊娠したかもしれない。
妊娠をしなかった人は、癌が進行していたために元々の再発率が高く、ただ単に再発を恐れて妊娠を選択しなかったのかもしれない。
という意見もあるそうで・・・
だから、必ずしも、そのデーターは100%正しいとは、言われていないらしいです。
ごもっとも。納得です。
そこで、今後の治療方針にあたって、
・不妊治療はしないで欲しい。
・人口受精についても、不妊治療同様、エストロゲンを一時的にあげる注射は望ましくない。
と、お伝えしてくれたそうです。
その上で、もし、お二人が治療よりも妊娠をご希望(選択)された場合、
産婦人科の先生と乳腺外科の主治医で、全面的にバックアップさせて頂きます。
とおっしゃって下さいました。
主治医は、何度も、データがなく、実証例がないから、その覚悟は必要だ。と言われました。
仮に、妊娠を選択した場合、
妊娠→出産での2年間をあけて、ホルモン療法にすぐ入るわけですが、
◎妊娠後は身体が弱っているため、すぐにホルモン療法に入れるかどうか。
できれば、出産1か月後には、もうホルモン療法を始めた方がいい。
◎また、はじめられたとして、副作用が強く出てしまわないか。
といった、心配があるそうです。
また、一番怖いことは、
◎お乳の癌は放射線治療で無くなるが、仮に骨の中に癌が隠れていたとして、その癌がその2年間で成長し再発した場合が一番怖い。
とのことでした。
骨の中に隠れているかどうかは、分からないそうです。
現時点では、転移もなく、隠れていないだろうけど、
その2年間で、私の身体のホルモンバランスが変わってしまうから。
素人感覚では、2年後にホルモン療法をするのだから、
全身療法に入るという訳だから、その2年で変わってしまった身体に対しても、
5年間のホルモン療法で退治してくれるんじゃないか。
って思ってしまうんですが・・・
あくまでも、ホルモン療法は、
手術→放射線治療→ホルモン療法
と、順次やることで効くのであって、一旦、身体のホルモンバランスが極端に変わってからの療法に入るから、なんせ、データが無いから未知数だと・・・
ただ、現在の治療方針で、
わざと高いエストロゲンを注入し、餌が多すぎで、もういらない。状態にするといった治療法もあるそうです。
だから、私の癌にそれが適用すれば、妊娠することが、
逆に治療になるかもしれないね!
と(^^)
また、昔の人は10代20代で妊娠・出産を沢山していたから、乳がんの患者さんは少なかった。
現代、乳がん患者が増加しているのは、
・晩婚化
・初産(出産)年齢が高い
・高齢出産
が増えたため。
だから、妊娠が、乳がんの再発を抑制するとも、考えられるとのこと
これ(どちらを選択するか)は、もう、医療としては答えが出ないと言われました。
データ(実証)が無いから。
多くの人の意見を聞けば聞くほど、悩むだろうと。
(産婦人科の先生・主治医・放射線の核医学科の先生と、既に3人の先生から意見を頂いています。)
最後に、
産婦人科の先生は、人工授精の確率しか教えてもらえなかったから、
やっぱり、教科書通りに治療をし、
39歳での自然で出来る妊娠確率を出してもらいましょう
という結論になりました
主治医のほうから、まだ妊娠活動は半年しかしていないけど、
わたしの身体と、主人の精子をきちんと検査し、
妊娠確率を数字で出してもらえるよう、頼んでおきます。と。
その診察日は、
11月19日(月) に決まりました。
これは、医者としての意見では無いから、
聞き捨ててくれてもいいからね。との前置き付きで、
『私の持論として、何事も、悩んで悩んで悩みがつきないことは、やらないほうがいい。』
と言われました。
いろいろ、説明を聞かせて頂きましたが、
この、先生が医者としてではなく、私たちと同じ立場、一人の人間としての意見が、
なんだかとってもとっても嬉しく、ストンと落ちました。(゚ーÅ)
主人も、主治医が医者の立場では、言ってはいけないだろうに、この意見をいってくれたのが、
本当に嬉しかったな。って言ってました(^^)/
産婦人科の結果が出たら、もう、私たち夫婦、決断しようと思います
どちらを選択するか、きちんと答えを出そうと思います。
悩んでいてもしょうがない。
主人も、その確率を見て、判断しようと!いうことになりました(゚ーÅ)
主人が平日に仕事を休めず、昨日(土曜日)に説明してくださいました。
総合病院なので、土日は緊急外来のみで、外来は受け付けていません。
そんな中、1時間も・・・
先生、本当にありがとうございました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
まだ、ちょっと時間はかかりますが、みなさま、
私たちがどちらを選択するかわかりませんが、
暖かく見守ってくださいv(^-^)v