久しぶりの映画感想♪
映画はちょこちょこ観てるんだけど・・・;
今日はシネマジャックで上映されてる、エリック・ロメール特集に行ってきました。
ロメールだとあまりレンタルビデオ屋さんにはないし・・・
何十年前も昔に上映されていた映画がスクリーンで観られるのは、感動ですね。
名画座万歳!ヌーヴェルヴァーグ万歳!
ロメールと言えば、学生の頃見ていたNHKの仏語講座で、
ロメールの映画をテクストに使っていたなぁ。
そこで、ロメールを知ったんだけど、ちゃんと見たのは初めてかも!?
フランス映画好きのもぐりですね・・・(恥)
「緑の光線」を観るつもりで早起きしましたが、更に早起きしちゃいまして、
9時半からの「レネットとミラベル」を観ました。
実はこれが一番観たかったので、うれしい♪
少女二人の何気ない日常生活が切り取られて、短編4本立て?だったかなになっていて。
瑞々しい少女達の日常が感じられて素敵でした。
一見、お嬢様風だけど、自転車のパンクをあっという間に直したり、
田舎で納屋を改造して一人暮らししていたりと逞しいレネットと、
サバサバしてかっこいい典型的なパリっ子のミラベル。
特に、最初の「青い自転車」は逸品!
夜中に一日に一分だけ体験できる、「青の時間」というのが素晴らしかった。
それは、全ての生き物が眠りにつき、世の中に一瞬だけ完全な静寂が訪れる時間・・・
二話からは二人がパリでルームシェアを始めてからのお話になりますが・・・
「カフェのボーイ」では学生時代、一人でパリ旅行した時のことを思い出すシーンがいろいろあって、
懐かしかったなぁ。
まず、モンパルナスのカフェで二人が待ち合わせをするシーンでは、
パリで友達になった子と初めてのオープンカフェ体験をモンパルナスのカフェでした
経験を思い出し・・・(カフェの名前メモっておけばよかった!)
カフェでの会計では、(他の店でもそうだけど)小銭しか受け取ってくれなくて、
会計ができず困るシーンとか・・・
「地球の歩き方」を一字一句もらさず読んでいったので(笑)
小銭のことは注意して行ったのですが、パリの本屋さんでお会計をした時、
どのコインが何フラン(当時はギリギリユーロではなかった)とかわからなくて、
本屋のお姉さんが、怒りながらも、ちゃんとレクチャーしてくれたのを懐かしく思い出しました。
カフェでは、あんな偏屈なギャルソンではなく、いたって優しいお兄さんでしたけどね(笑)
偏屈ギャルソン面白すぎて声出して笑っちゃいました。
今日は早起きのご褒美で、ジャック特製?のモーニングコーヒーをいただきながらの鑑賞。
とってもいい時間が過ごせました。
今度パリ行ったら、アパルトマン借りて、マルシェで新鮮な野菜や果物買って料理しよう~。
あまりにロメール良すぎて、次の時間にやる「緑の時間」も観ようかとよっぽど思いましたが・・・
一つの作品の余韻を楽しむことにしました。