こんにちは。石川華代です。
我が家のダイニングは西に面しています。
ちょうど、晩ご飯のころ、
日が傾き出した西の空は、とてもドラマチックです。
毎日、見ているけれど、二度と同じ空はない。
昨日の夕方の空は、こんなでした。
黒い雲の隙間から差す太陽の光が、
自然のスポットライトのように、大地を照らしていました。
天使の階段・・、チンダル現象・・・
言い方は色々あるけれど、
いつ見ても、美しいです。
この雲と太陽と光の創造物は、一刻一刻変化していって、
1分もしないうちに、こんなに強い一筋のスポットライトになりました。
光と、光に照らされた大地もはっきりと見えます。
前、こうやって光の筋と、光の先にある、明るく照らされた大地を見た時、
「いいな~。あそこは光に満ちていて。」
と一瞬思いました。
私のいる場所は「影」。
遠くからみえる、あの場所は「光」。
いいな~・・・と。
でも、すぐに思いました。
あの光に照らされている地にいる人たちは、
この光の筋を見ることができない。
自分たちが光に包まれていることにも、あまり意識が向かない。
影にいるから見える光がある。
それはそれで、とっても素晴らしいことじゃないかと。
自然が教えてくれる知恵は、そこはかとなく深い。