【不安を取り除く方法】
誰だって不安を感じることはある。
もしかしたら、人生の大半を不安と恐怖を避けるために生きているのかもしれない。
天才フォーミュラ・ワン(F1)レーサーのアイルトン・セナは生前こんな事を言っていたっけ。
「僕がレースに出場するのは世界中のトップレーサーと争って優勝するためなんだぁ」「確かに怖いよ。
レースは一瞬の間違いが生死を分けるのだから。。。」
「だから、僕は常に練習しているし、常にベストを尽くす体制を心がけているんだぁ。」
不安にならないのですかというアナウンサーの質問に
「当然不安だよ。 レースはとても怖いし、
一番になれなかったら..という不安もあるし。」
「でも、だからこそ、 僕はレースが好きなんだ。。」
彼の走りぶりは世界中の観衆の心を興奮させた。
彼の走りには何か誰もマネの出来ない「不動の自信」みたいなものが感じられたなぁ。
アイルトン・セナ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%8A#cite_note-2
【不安の科学】
確かに、彼が感じる不安は僕たちが日常感じる不安とは違うだろうなぁ。
でも、どんなに天才と言われる人でも「不安」がある。
「ふ~ん。。。」誰だって不安から避けたいよねぇ。
好んで「僕は不安になりたい」なんて人はいないもの。
でも、生きているのだから、不安はつきもの。
逆に考えれば、
“不安や問題がなくなる時とは
この世の中からいなくなった時。。。。。”
。。。そのように教えてもらっていた。。
だから、
消えることのない不安や問題に打ち勝つために沢山練習をして自信をつけたり、
お金や権力を獲得することで、将来への不安を立ち除こうとしているのかもしれない。
“不安というものは、
失うものが大きければ大きいほど不安も大きくなるもの。。。”
。。。とも言われているよねぇ。。。。。
だから、
今のライフスタイルを満足していないとわかっているのに、
自分の夢に向かって行動できなかったり、
素晴らしいアイデアや特技をもっているのに、
失敗した時のことを考えてしまうと不安になってしまう。。。
達成する前に失敗したときのことを考えてしまうのだから行動できるわけがないねぇ。
“嫌な仕事”や“嫌いな環境”に何十年も自分を置いてしまうケースも沢山ある。
人はなぜイヤなことや自分では納得できない事柄を
長期間に渡って継続してしまうのかなぁ?
「みんながしてるから、これが普通?」
「我慢無しに楽しんではいけない?」
「努力、根性?」
理性?
「自分がしないと人に迷惑がかかるから?」
「家族、子供のため?」
「これが愛の表現?」
頑張るためには理由がある。
努力・根性なんて、当たり前だよ。
みんなと変わったことをしようとするのだから。。
では、なぜ行動できないのか?
人は「変化を恐れる」という特性があるからなんだよねぇ。
昨日までなんとか生きているし。
昨日までの生活を変えてしまったら、もっと辛くなってしまうかもしれない。。。。
そんな「不安」があるから人は何十年という時間も続けてしまうケースがあるんだぁ。
「これが限界」なんて、弱虫の自分がつくった言い訳。
「もう遅い」なんて、怠慢な自分がつくった言い訳。
「才能がないから。。」なんて、本当に自分を知らない人が使う言い訳なんだよ。
全ての言い訳はこの「不安」が造り出す錯覚だとおもうんだぁ。
3次元の世界に住む僕たちは横・縦・高さしか見て判断しない。。
本当はもう一つ上の「時間」(4次元)という要素があるのにねぇ。
時間は常に流れているからねぇ。
時間が経てば達ほど、取り返しのつかない時間を経験することがある。
この不安は3次元で体験する不安より更に大きいのにねぇ。
さらに、精神という尺度を使う5次元、真理という6次元、利他という7次元、8次元、、
上には更に上があり、考え始めたらきりがない。。
行動できない理由。
沢山の言い訳が考えられるけど、
全てが“不安”という錯覚から起きていると考えたらどうかなぁ。
“不安”は行動力者の最大の敵。
その不安は実は錯覚だった。。
とっても好きな人がいるのに、「好き」って言えない。
これも断わられた時を創造する不安から。。
「俺ってモテないし、ふられたら恥ずかしいし。。。」
「だから友達の範囲で止めておこう。。。」とかね。
みんな、同じように美しい。
心が綺麗な人は考え、行動、そして振る舞いまで全てが美しい。
だから、モテないなんて、錯覚にすぎないんだよ。
「私の夢は◯◯なのだけど。。」
「まだまだ、準備が足りないし、お金も時間もないし。。」
“不安”はさまざまな理由を造り出し、
錯覚として頭の中に別世界を造り出してしまう。
「もうわかった。。じゃぁ、どうしたら不安を断ち切ることができるの?」
緊張する会議の前とか。
一生一大事の時とか、
大事なテストの前とか。。
予期していなかった事件が起きた後とか。。。
【不安な時】
今までみんなも沢山の不安を経験してきたと思う。
これからも、確実に一生不安と隣あわせに生きるのだと思う。
起きてしまったことや、将来起こりえることを考え続けても何も解決しない。
そんな時だからこそ、行動しなくてはいけないんだよ。
1 今まで自分が信じていたことは正しかったと思うこと。
不安を感じる時、過去に起きたこと、未来に起こりえること考えているんだぁ。
だから“不安”、つまり“不安定”になる。
見方を変えてみよう。
不安になる前まで、実は自分のライフスタイルが実は下降気味にあったと考えてみるのはどうだろう?
徐々に下降していたので、変化に気がつかなかった。
なんとなく、変な雰囲気だと感じていたのに。。
ある日、順調に雲の上を飛んでいた飛行機が雲の中に入る。
そうすると“Bumpy Condition”(バンピー:凸凹な状態)な状況になったということ。
パイロットの自分はどうするだろうか?
当然、進路を調整するよねぇ。
心の揺れ“Bumpy Condition”。
“不安だからこそ、行動する”
「こんなチャンスは二度と来ない」って思うことから始めるんだぁ。
「自分が成長できるチャンスだ。。」ってねぇ。
「もしこのチャンスを逃がしてしまったら。。。」
そう考えるほうが、もっと不安になる。
つまり、不安の力を逆に利用してしまえばいいんだよ。
2 不安を一瞬で取り除いてしまうテクニック
“Bumpy Condition”の時、心が揺れる。
心が揺れる時、感情は不安定となる。
感情が不安定の時、今まで常識であったことが非常識になる。
だから、Bumpy Conditionを経験しているんだよ。
つまり、
Bumpy Conditionの時だからこそ、常識を覆す(くつがえす)チャンスなんだよねぇ。
それじゃ、
下降気味だあった進行方向を変化する時、みんなはどうやって行動する?
ビクビクしながら操縦するだろうか?
常識が通じない時に理論を語りながら操縦するだろうか?
どんな大きな不安な時も、
やっぱり僕はこんなチャンスをくれたなにかに、感謝したいなぁ。
ここまでこれた自分に感謝。
今まで影で支えてくれている沢山の人々に感謝。
取り返しがつかない前に気がついたことに感謝するんだよ。
不安な時だからこそ感謝する。
人は感謝するとき、
“不安”を感じることができないという。
感謝とは、何かの結果から生まれる表現だと思ってた。
誰からが助けてくれたから感謝するとか、
何か条件を与えてくれたら感謝するとか。。
感謝する時、現在の時間に集中している。
過去にしていただいた事を感謝しているように思えるけれど、
実際は過去にしていただいた事柄が与えた影響に
感謝していると考えることができるんだよねぇ。
つまり、
感謝している時は今に生きているということ。
→関連記事を読む Power of Now
http://ameblo.jp/e-volution/entry-10472301775.html
今に集中する時、過去も未来もない。
過去、未来が創造できない時、不安という感情は生まれなくなってしまうんだよ。
なぜなら、
不安という幻は過去に起こった事件や知識が将来起こりえることを恐れているから生まれるからねぇ。
不安という心理が自分の振る舞えを変えていたライフスタイルから、
振る舞えを変えることによって、心理をも変えてしまうライフスタイルに変化してしまうのはどうだろうか?
問題が起きてしまった時、
起きてしまった理由(過去)または、起こりえる出来事(未来)を考える時間は
短期間に処理すること。
どんなに薄く切ったコインにも裏があるように、
どんな最悪の事態でも感謝できる“表”がある。
不安を感じたら、すぐに感謝する場所を探すこと。
そうすれば、一生一大事だと思っていた問題が、
一生に一度しかないチャンスだと思えるようになってくる。。
チャンスと考えるようになれば、その事柄に感謝できるようになってくるんだぁ。
“感謝すること”
ちょっとした練習の積み重ねが、自然と無意識に全てを感謝している人をつくる。
不安だから感謝していた自分から、
常に感謝して、感謝されている自分へと成長する。
今日から意識的に自分らしい感謝の仕方を練習してみるのはどうかなぁ?
D流 感謝術
毎日朝、自分を中心に感謝の波紋を広げる
1 今日の自分に感謝する。
自分に感謝するということは自分を好きになるということ。
自分が好きになれなければ、どうして他人を好きになれるのだろうか?
2 自分に一番近い人に感謝する。
夫、妻、子供、両親、親友、ルームメイト。個人によってさまざまだろうねぇ。
今日の自分があるのは、みんなのおかげだから。
3 仕事仲間、学校の友達に感謝する。
仕事仲間はどうだろうか? 同僚、上司、社長。。
今日の自分があるのは、そんなみんなのおかげだからねぇ。
4 身の回りの環境に感謝する。
今日もどこかで目が覚めたでしょう? 屋根があったり、布団があったり。
蛇口をひねればお湯がでるよねぇ。
5 他人に感謝する。
お店の叔父さん、道を掃除する叔母さん、通勤中の駅長さん、
みんな一生懸命がんばってるよねぇ。
社会は完璧ではないけれど、こうやってみんなで社会を形成しているんだよねぇ。
こうやって、どんどん半径を大きくしていく。
みんなはどのくらいの広範囲で感謝園を広げられるかなぁ?
感謝の波紋を広げたら。。。
ほらねぇ、
不安なんて遠い思い出のように感じてきたでしょう?
“Fear disappears when you are grateful.”
不安とは感謝する時、消え去る思い出のようなもの
アイルトン・セナは毎回レース前、
ポールポジションで神に祈るような素振りをしていた。
「一番になりますように。。」とお願いしていたのではなく、
今日まで彼の健康、そして頑張って支えてくれているチーム 両親 恋人。。
みんなにありがとうってと感謝していたのだろうなぁ。
。。。みんなの“感謝波紋体験談”聞かせてねぇ。
See ya,
:D