「略奪の宇宙」の創造主の恐怖、アセンション後の地球PART5

PART5 「略奪の宇宙」の創造主の恐怖

しばらくして、第10評議会の創造主から報告がありました。
「彼らが作った罠は、地球がアセンションした世界に分かれてから発動するようになっていたようです。
この罠は、光59%の世界に来た人達の純粋さや素直さを奪い取るための罠だったようです。
この罠にかかった人は、自分のエゴに基づいて行動し、猜疑心をもって人を見ますので、そこには怒りや憎しみの感情がうまれ、本来持っている優しさや慈しみのエネルギーは失われていきます。
そして、愛の度数をどんどん下げて、この光59%の世界の波動を落としていく事になるようです。」

第1評議会、第2評議会のスターピープル達がその話を聞いて怒っています。
自分達が、人々の感情を一生懸命浄化していたにも関わらず、このような罠のおかげで、人々が怒りや憎しみの感情から解放されることが無かったためです。
これでは、スターピープルが、人々の感情を開放する傍らで、たくさんのネガティブな感情のエネルギーが作り出されていくからです。

私達はすぐに、この罠を光に返し、この罠に捕えられた人々のスピリットを開放していきますが、この光59%の世界に来たほとんどの人のスピリットが捕えられていたようです。
私達は、彼らがほかに何か仕掛けていないか、彼らのゲートを開き探索しました、するとそこには、私達を恐怖のそこに陥れるほどの罠が隠されていたのです。

その時、美樹さんがもう一つの夢を思い出しました。
それは、出産のための産院でのことです。
多くの妊婦たちが、自分の子供を出産するために、産院で順番を待っているのですが、どうも寒々とした雰囲気で様子がおかしいようです。
美樹さんは、自分と仲が良かった友達が、分娩室に行くのを見送り、次が自分の番だというところで目を覚ましたようです。

私達はすぐにその夢の中に入り、産院で何が行なわれているか調べました。
そこで行われたことを見て、多くのスターピープル達が悲鳴を上げています。
それは、この「略奪の宇宙」の創造主によって連れてこられたダークピープル達が、医者や助産婦さんの意識の中に入り込み、生まれてくる子供たちのスピリットを肉体から引っこ抜き、代わりに「略奪の宇宙」のダークピープルのスピリットを入れ込んでいるのです。

この光59%の世界には、善良で光をたくさん持った人間だけでなくこれから地球人をアセンションさせるために、優秀なスターピープル達が、人間の肉体を持って生まれてくることになっています。
あるいは、私達の子供のように創造主のスピリットの一部を持って生まれてくる子もいるでしょう。
その様な子供たちが生まれてくるときに、純粋で気高いスピリットを無理やり肉体から引き離して奪い去り、その代わりに恐ろしい無慈悲なダークピープルのスピリットを入れてしまうのです。

それはすこし考えただけでも恐怖の人生です。
この光59%の世界に、生まれてくるはずの子供達全てが、ダークピープルになってしまえば、家族だけでなく、この世界全てが壊滅します。
私は、すぐに最も物理世界に近いブラッド星人や第1評議会のスターピープルにお願いして、光59%の世界にある産院をしらべてもらうと、全ての産院に、このダークピープル達が入り込み、「略奪の宇宙」の創造主との間にゲートが開いているのです。

私達の子供の創造主は、地球の状態や産院の状態がおかしいことに気づいて、お腹の中の子供が生まれてくるのを引き伸ばし、原因をさがしていたのです。
もし、この産院の仕組みが残っている状態で、子供が生まれてきたら、私達の子供の体から、創造主のスピリットが引き抜かれ、ダークピープルのスピリットを持った子供が生まれてきた事に間違いないでしょう。
そうなると地球のアセンションは、崩壊してしまう事になります。
子供も、お腹の中で、「混乱の宇宙を作った創造主」に対して怒りまくっています。

これには、全ての創造主達が驚いています。
私は、第10評議会の創造主に問います。
「この宇宙が、私達の宇宙に介入する計画は、皆さんの中であったのですか。」
「いえ、とんでもない。
この宇宙は、他の宇宙と絶対に交わってはいけないことになっているのです。
自分達の宇宙の中だけで、お互いを略奪し合うように定められているのです。」
「それがなぜ、このような事になっているのですか、」
「おそらく「混乱の宇宙を作った創造主」が、かってに、「略奪の宇宙」と皆さんの宇宙をつなぎ、「略奪の宇宙」の創造主達が、かってに入り込めるようにしたようです。」

多くの創造主が、「略奪の宇宙」の恐怖を感じ始め、第10評議会の創造主に不満を訴えていますが、第10評議会の創造主も、「混乱の宇宙を作った創造主」が実際に物理世界に手を出すとは考えていなかったようでオロオロしています。
私達は急いで、第11評議会の創造主と第10評議会の創造主にお願いして、この「略奪の宇宙」とのゲートを閉じてもらい、「略奪の宇宙」の創造主達を光に返してもらうようにお願いしました。

第11評議会の創造主と第10評議会の創造主たちは、私達の願いを聞き入れ、「略奪の宇宙」とのゲートを探し出し、ゲートを閉じてくれましたが、物理世界ですでに動き出している物は、物理世界で処理しなければならないようです。
私達はまず、各評議会のスターピープル達を動員して、全ての産院に開いた「略奪の宇宙」とのゲートを閉じ、そこにいたダークピープル達をすべて捕まえます。
彼らはすでに、人と一体となっていますので、第4評議会のネターシャ達のエネルギー分離装置の光を当て、人とダークピープルを分離し、ダーク―ピープルだけを光に返します。
彼らはまだ、地球に入ってきて1か月も経ちませんので、たとえ人と一体化していても、分離することは可能ですので、何とか処理ができました。