頭部操法 | 野口整体(整体法)船橋全生整体院のブログ

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平成29年7月8日(土)整体法基本講座(輸気法講座)2日目まとめ

 

■梅雨の影響

人間も動物なので屋内の生活をしているとはいえ、気候、季節の影響を受けて生活している。

 

この時期は、気圧や湿度が体に影響する。各関節に痛みが出たリ、呼吸器系に影響もうけるので気管支炎や喘息の発作なども起こりやすい。

 

また、気温が上がり汗をかくが、体が湿気でおおわれているために汗が出にくく、気温差もあるため出ようとした汗も引っ込みやすい。

 

そうすると体がだるくなったり、異常に眠くなったり、喉が痛くなり、発熱したりする。また、汗をかいて冷やしてしまうと首、腰などが急に痛くなる。

 

対策は、呼吸器が苦しい時は、大腿部の裏側を伸ばすようにする。

 

汗をかいた時は、こまめにふき取り出し切るようにし、引っ込んでしまったら涼しい時間帯に運動をし汗を出す。首、腰が痛くなった場合は、蒸しタオル等で温めるとよい。

 

■輸気(前回のおさらい)

人間は自分や家族の身体の不調を調整する本能をもっている。どこかが痛いと思わず手を当てる行為は教わる行為でなく本能的な行為である。それが輸気の原点である。

 

よって本来、輸気は知識で行うものではない。今まで使っていなかった力を目覚めさせて大いに活用すべきである。

 

輸気の目的は、病気と闘おうとか、痛みを取り除くとうことではなく、そのようなことは結果であり、体を整体という状態にすることである。

 

整体という状態は、体に異常がまったくない状態ではなく、異常を異常と感じ、しかも小さな状態で感じ取ることができ、自然に経過させることができる体のことをいう。

 

整体法では、体に現れる変動(症状)は、すべて悪いものとは考えず、基本的には、もとに戻るようにできていると考えている。

 

そのような体に仕向けるために輸気を行う。

 

■輸気法

本能の輸気に知識を少し導入して積極的に使っていこうというのが輸気法である。

 

先人たちが探り当てた調律点(整圧点)に輸気する方法である。

 

調律点とは、体のどこかの異常を示す反応点であり、また、体を調える治療点のことをいう。

 

■頭部操法

頭部は、八つの骨からなっている。通常骨と骨がつながっている場所には、関節があり動くようになっているが、頭部には関節がなく骨と骨ががっちりつながっている。このつながりを縫合部という。

 

頭部の異常は、縫合部に生じたリ、調律点も縫合上にあるものも多い。

 

頭部の皮膚が少し動くのが正常であり、動きすぎる状態をたるんでいるといい、動きが悪いあるいは動かないのを張っているという。

 

 

■頭部の調律点

頭部第一調律点

体のブレーキの故障を調整する処。(自然良能のいきすぎを抑える。)アレルギー的な反応を抑える。

 

頭部第二調律点

左右一点ずつあり、感情の動きと関係がある。精神的な不調を調整する処であり、腹部の臍の横の硬直と連動する。

 

 

頭部第三調律点

行動、感情の抑制と関係し、括約筋と関係する処であり、痔の調整等に用いる。

 

頭部第四調律点

左右一点ずつあり足腰の状態を表すとともに特に女性の生殖器系の調整を行う処である。妊婦さんにおいては安産を誘導する処である。

 

 

頭部第五調律点

脱力と関係する処。脱力の究極は眠りであり、ここが固いと上手く寝れず、たるんでいると二度寝、三度寝をしている。

 

頭部は、指で強く押す場所ではなく、輸気を中心に行う場所である。

 

船橋全生整体院は、自然な体を愛する人を応援いたします。自然治癒力は、生きていれば誰にでもある力です。それを働かせることの応援をするのが整体法です。身体のことでお悩みの方はご来院ください。

 

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