1st regをよもやのロスタイムの失点で落とした、イエローサブマリン、黄サブとのEL Semi finalの2nd regです。
試合前からスタジアム周囲は物凄い盛り上がりだったようです。
まずはスカッドから!!!
今シーズン中の復帰すら危ぶまれていたジャンがスタートから、スウォンジー戦で90分出場したダニエルもスタートから出場です。
黄サブがボールを持つだけでブーイング、アンフィールドは異様な雰囲気に包まれます。
CMFとして復帰したジャンを中心にボールをキープするレッズが開始から試合をコントロールします。
しかし最初のチャンスは黄サブに訪れます。
ここはミニョのセーブとシュートミスで命拾いします。
7分、ブルーノのOGでレッズが先制します。
エリア正面でボールを持ったジャンが右ナッシーに展開。
ナッシ―のグラウンダーのクロスはGKが触り、反対サイドのフィルミへ。
フィルミはダイレクトで折り返し、このボールにダニエルが飛び込みます。
慌てたブルーノは正しく弾き出すことができず、ボールはゴールネットを揺らします。
13分、レッズが敵陣で攻め続けますが、モレノのクロスからあわやカウンターを喰らいかけます。
しかしデヤンのスライディング・タックルでボールを奪取すると、すぐさま兄貴がアーリークロスを放り込みます。
飛び込んだララナの脚はわずかにボールに触れますが、枠内に飛ばせず追加点はなりません。
24分、相手のクリアミスから得た左CKと、直後の右CKを共に兄貴が放り込みます。
寸でのところでクリアされますが、どちらも相手ゴールを脅かすには十分の精度です。
今日の兄貴はCKも期待できる!?(笑)
この日も時にはGKにまでチェースを掛けるなどララナの運動量は異常でした。
フィルミのドリブルもキレッキレッでした。
33分、自陣でデヤンがソルダードに対してチェックを仕掛けると、ソルダードが頭を抱えて倒れ込みます。
イラついたソルダードはデヤンの脚を手で刈りますが、ノーファールの判定です。
38分、兄貴の左CKをGKに難なくキャッチされ、GKはカウンターを狙いますが、コロちゃんが立ち塞がります。
40分、センターサークル付近でコウチが完全なアフターでソルダードに脚を刈られます。
アドバンテージの後、イエローカードが提示されます。
45分、前半最後のプレーでデヤンがムベンバに裏を取られかけますが、何とか競りミニョの正面のシュートを打たせます。
直後に前半終了のホイッスルが鳴ります。
アグレゲートゴールではイーブンのまま後半を迎えます。
不敵な笑みを浮かべるクロップは果たしてどんな策、もしくは檄を選手に飛ばしたのでしょうか?
いきなりレッズにピンチが訪れます。
46分、バカンブがDFラインの裏に抜けかけますが、デヤンがスライディングタックルでカットします。
しかしレッズもポゼッションを高めて相手陣内に攻め込みます。
50分、フィルミと兄貴のコンビでPA近くまで攻め込み、最後は兄貴がミドルを放ちますが、これはGKの正面でした。
52分にダニエルのミドルはGK正面、右CKからのこぼれ球はモレノがふかしてしまいます。
黄サブはカウンター狙いでしょう。
56分にはソルダードのシュミレーションまがいのファールでFKを与えてしまいます。
ドスサントスのクロスをPA内で頭に合わされますが、枠を外れます。
62分、珍しくレッズがカウンターを発動します。
自陣PA内まで攻め込まれますが、デヤンがクロスをカットすると、フィードをダニエルが頭で落とし、ララナがダニエルにスルーパス。
一気に相手PAまで侵入し、ダニエルは右脚のシュート。
しかしここはGKのセーブに阻まれます。
このプレーで得た右CKからレッズに追加点が入ります。
ショートでつなぎ、左サイドに展開。
その後、右サイドのフィルミにサイド展開。
フィルミからララナへのスルーパスの折り返しをフィルミが相手と競りながらダニエルにスルーパスを出します。
GKと1対1になったイングランドのエースはやはり冷静でした。
GKの股間を狙ったシュートはGKの足に当たりますが、ポストに当たりながらネットに吸い込まれます。
セレブレーションはいつものダンスではなく、前キャプテン風。
65分のカウンターでは左サイドを駆け上がったフィルミが華麗なターンでDFを抜き去り、クロスを上げます。
モレノのダイレクトシュートは枠を捉えることはできませんでしたが、スタジアムは一気にヒートアップします。
71分、PA脇でララナがルイスに足を踏まれ、この日2枚目のイエローで退場になります。
FKはコウチが蹴りますが壁に当たり、跳ね返りを兄貴が拾い、クロスをモレノに送りますが、シュートは力なくGKの正面で
74分には、右45度からフィルミが左脚で強烈なミドルを放ちますが、ほぼGK正面でゴールはなりません。
77分、モレノがスアレスをPA内で倒しますが、ノーファールの判定え命拾いします。
数的優位もありレッズが押し込む時間が長くなります。
81分、自陣左サイドで得たFKから敵陣左サイドのフィルミに展開。
ドリブルでPAまで侵入したフィルミがクロスを上げると、ダニエルがダイレクトで狙いますが、ミートできません。
しかしこぼれたボールをララナが右足アウトで押し込み、ネットを揺らします。
直後にコウチからアレンにサブです。
1st regでは元気だったマルセリーノもさすがに静かです。
87分にもレッズに追加点のチャンスです。
中盤でクラインがインターセプトすると、前線のダニエルにスルーパス。
エースは冷静にシュートコースを突きますが、右脚のファインセーブに阻まれます。
最後まで攻め続け試合終了となります。
試合後にはクロップもこのガッツポーズ!!!
いよいよバーゼルでの決勝。相手はELの雄セビージャです。
勝って来シーズンのCL出場権をゲットしたいところです。
とその前に、今晩はホームでのワトフォード戦です。
恐らく大幅なターンオーバーを敷いてくると思いますが、若手の躍動を期待しましょう。