イイコな女社長 ~半歩先の食探し~
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下半期

2016年もいよいよ折り返し地点を通過しました。


上半期だとか下半期だとか〇周年だとか
あまり意識しないタイプではありますが
たまには今年を振り返ってみようかと思います。



弊社イイコはこれが限界かと思うような売上記録を
昨年達成することができましたが、
今年に入ってからも勢いが止まりません。


現場スタッフが日々努力をし、戦っている成果です。


何年か前に設定した大入手当は年末にしか出なかったのに
今では毎月大入りが続出なので、
毎月がボーナス支給状態です。


毎日が感謝、感謝の連続であります。




このような成果を出せることができた理由としては
現場スタッフの意識の向上はもちろんのこと、
店舗のブランド力が定着してきたことが考えられます。


このような状況になるまで
様々な苦悩や失敗を繰り返し
全てを投げ出したくなる時も何度もありました。


でもそこで投げ出さなかったからこそ
今の状況があるのです。




なぜ投げ出したくても投げ出さなかったのか・・


それはこの飲食業という仕事が大好きだったから。


この仕事は「物」を作って売るという何とも単純な仕事で、
単純だからこそ工夫もできるし、化ける力に嘘がない。


もっとわかりやすく言うと
形ある「物」だから
目に見える「物」だから
口に入れる「物」だから
発信する側は仮説ではなく行動でしめさないと成果が出ない。


そこにサービスだとか箱だとか非日常だとかが加わって
完結する「物」なんです。


もっと言えば
「物」と「場所」と「人」と「心」がないと
絶対に成果を出すことができない仕事なんです。


バーチャルな世界ではなく
もっとも現実的でわかりやすい仕事なんです。


飲食業は虚業ではなく
究極の実業なんです。


それを現場スタッフ全員が肌で感じることができるから
この仕事が好きなんです。





さて、こんな時期だからこそ
安心してあぐらをかいている場合ではありません。


どんな仕事でもそうですが
特に飲食店は短期間で変化する生き物なので
常に先のことを考えて行動しなくてはなりません。


問題は山積みです。


昨日は久しぶりは社員全体ミーティングをしました。


社員たちの成長ぶりに感動しました。


「ピンチはチャンスですね」と言う
若き店長を頼もしく感じました。


この仲間たちがいれば乗り越えられる。


そう信じて今年もあと半年、
死に物狂いでピンチを乗り越えていこう。


「半歩先の食探し」


年内に新しい食の時代を作りたいと思います!



ブログについて。

2016年になって初めてのブログ更新です。



実は最近、

インターネットやテレビの情報に興味がなくなったというか

年齢や経験を重ねるごとに

自分に必要な情報を選んでいくことの大切さを

肌で感じております。



発信しないところに情報は来ないという考えも

道理にかなっているわけで

無駄な発信をしなければ

無駄な情報も入って来ないということも

痛感したりしていました。






ところが、

昨日こんなことがありました。



弊社の店に食事をしに行ったのですが

その時に社員から聞いた言葉。



その社員のお母様が私のブログを

とても楽しみにしてくださっているとのこと。



「社長さん、最近ブログ更新されてないようだけど

次はいつかしらね?」

ってお母様がお話しされてたそうです。



なんだかとても感動しました。



もちろん社交辞令で言ってくださっているのかもしれませんが、

一人でも私のブログを楽しみにしてくださっている限りは

発信し続けることも大事なのではないかと。






そう言えば

私の両親もそうだったみたいです。



会ってもあまり多くを語らない私の近況や心境を

ブログを読むことによって安心していたようです。




母親は私のブログで気に入った記事があると

紙に書き写して

それをファイルして

何度も読み返していたようです。







時期によって更新の頻度はまちまちですが、

ブログを書き始めて○年。



つっぱっていた頃の私は

発信は身内のためではなく

世間に対してだと思っていました。



SNSはビジネスのツールであって

その目的がなければ

ブログを書く必要はないとも思っていました。



もちろん今でも多少そう思っていますが

身内が一番の理解者であり

ここの理解がないと世間に対して発信することなんて

100年早いということに気づきました。



身内とは家族や社員、そして社員のご家族です。



そして結果的に

「仕事」=「遊び」=「人生」という定義に行きついたのです。






だからこそ昨日の社員の言葉は

とっても嬉しかったのです。



最近では

83歳の父と73歳の母がインターネットに目覚めたので

facebookを始めてしまい

友達申請がきたときはちょっと焦りましたが

まあ、それも良し。



基本的に隠すような悪いことは

何もしていないつもりなので。




ただSNSを通じて感じるのは

「何をするか」ではなく

「どう感じるか」ということが

大切だということ。



理屈っぽいことは苦手ですが

SNSを上手に利用することもありなんだと

柔軟な考え方ができるようになりました。






さて、前置きが長くなり過ぎましたが

実はここからが本文です。



私は記憶力が著しく劣っているため

創業した日は全く覚えていないのですが、

確か1997年4月○日。




ということはやっともうすぐ成人式。



記念日とかどうでもいいタイプなので

特にだからってことはないのですが、

20年という月日が一つの節目にはなりそうです。




第3の人生に向かって準備も始めました。



詳細はお知らせすべき時が来れば

お知らせできるでしょう。





この年齢になって

やっと気持ちを整理する時間もできました。



気持ちを相対的に整理すると

頭の中がスッキリします。




正しいか正しくないかなんて答えはありません。



自身の中で好きか嫌いか

心地よいか気持ち悪いか

その程度の整理が実は一番大事だったりします。






例えば私だったらこんなかんじ。




『ビジネス』ではなく【商売】



『マニュアル』ではなく【感受性】



『テクニック」』ではなく【心】



『広く』ではなく【深く】



『時代を追いかける』ではなく【時代をつくる】



『儲ける』ではなく【ワクワクする】



『求める』ではなく【与える】




まだまだありますが、こんなかんじ。




最後まで読んでいただき

ありがとうございました。










鏡の法則

弊社イイコの営業は

残すところあと2日となりました。



今年の後半は店長、料理長が

独立や次なる夢に向かって次々と退職し

深刻な状況に陥りました。



そんな中、会社の方針に合わない者

自分のことしか考えない者

陰でずるいことをする者は自ら辞めていき

更なる人手不足を招きました。



追い打ちをかけるように面接バックレや

入社してもすぐ辞めてしまうアルバイトなど・・・

人材確保という点では

前代未聞の苦悩を経験しました。



定休日を作ったり、営業時間を短くすることで

売上の減少は致し方ないことだと

ある程度覚悟していました。






ところが、いざ蓋を開けてみると

この12月は、昨年対比1.2倍

創業以来の最高売上新記録を達成することができそうです。



一言で言うと

現場スタッフの意識の高さと

自らの意志の強さの結果でしかありません。



定休日を作ったり、営業時間を短くすることを

こちらから持ちかけても

目標を達成するまでは決して受け入れようとしない

彼らの闘志やプライドは素晴らしいです。



12月はほとんど休んでいないというスタッフもいますが

決して会社が強制したわけではなく

自ら進んで行動していることです。



私はそんな彼らの体力や精神力が心配で仕方ないのですが

彼らは笑顔で「楽しいっっす!」と答えます。



そして「売上だけが全てじゃないよ」と言っているのに

勝手に店舗間で売上を競って

相乗効果を上げています。



今夜も明日も

最後の最後まで店舗間で

バトルが繰り広げられることでしょう。






彼らは弊社の宝です。



とても厳しい状況の中

見事に試練を乗り越え

目標を達成してくれました。



彼らはこの試練を

世の中や会社のせいにせず

自分の中の問題として解決し

試練を楽しさに変えることができたから

目標を達成することができたのです。




いずれ彼らも弊社を辞めて

独立したり、違う人生を歩む日が来るかもしれません。



でも人生は続いているのだから

この経験を今後に活かしてほしいという思いを込めて

社員全員に私が大好きな本をプレゼントしました。




『鏡の法則』







本書より


現実に起きる出来事は、一つの「結果」です。

「結果」には必ず「原因」があり、

その原因は、あなたの心の中にあるのです。

つまり、あなたの人生の現実は、

あなたの心を映し出した鏡だと

思ってもらうといいと思います。


自分に解決できない問題は決して起こらないのです。





そんな風に考えることができれば

人生を自ら作り出すことができ

楽しい人生を送ることができるはず!



皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。




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