こんにちは! 酒の大桝本店の小島です。
もうすぐ桜のシーズン、
その桜の名所として知られる奈良の吉野、
吉野の酒といえば花巴!
という訳で、開花まであと1ヶ月…という
ゼツミョーな(笑)時期に
花巴醸造元、美吉野醸造さんに
オジャマしてまいりました♪

応接室?に飾ってあったレトロなポスター。いーなー♪
何度となく紹介もしているので
ご存知の方も多いとは思いますが
この花巴、そのほとんどが地元で
消費される今どき珍しい「真の地酒」。
濃醇でどっしりとしながらキレが良い!
というこの銘柄特有のヒミツを
実際に見て聞いて、探ってまいりました!
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朝の新幹線から何度か電車を乗り継いでお昼頃、
奈良県のちょうど中心に位置する
吉野の六田駅に到着です。

蔵元兼杜氏の橋本晃明さんと久々のご対面!
まずは地元吉野の町(山?)を
紹介していただきました。
古くから修験者が一本づつ植樹することで
作られたと云われる桜の名所、
千本桜で有名な吉野山へ♪
この吉野山は、世界遺産にもなった
熊野古道の入り口にあたるんですね。
山の尾根づたいにひょろひょろ~っと
家並みが続くおもしろい景色が広がります。

すげー!山の頂にこんなおっきな建物が!
実は全国にある蔵王堂の総本山!
金峰山寺蔵王堂(国宝!)

判りますかね?前の写真の真ん中部分でこの大きさ!

そして仁王門(国宝!)
さすが・・・圧倒的な歴史の重みを感じますね。
そして山の尾根をつたって繁栄してきた
吉野路ならではの家並みがこちら。

※玄関を山道にあわせると・・・

※家が宙に浮いちゃうという・・・(笑)
山道に玄関を設ける為、家屋は組木の上で
宙に浮いた状態になっています。スゴい!

そしてお昼にいただいた手打ち蕎麦(^^)
さすが醸造の国だけあって
かえしの味わいが深いわぁ!
といったワケで
主な産業は林業であったり、
参道で鹿肉の串焼(!)など
ジビエ?が売られていたりと
吉野は「山の国」であることを実感して
いよいよ本題の美吉野醸造へ!
(Pt2につづく)