【レポート】 第1回 アイとワイン。(仮称) ~目黒さんま祭りアートフェスティバル~
昨年9月、目黒にありますギャラリー「やさしい予感」 にてワイン会が行われました。
こちらは築50年の古民家を改装してできたギャラリーで
どこかノスタルジックな雰囲気の残る魅力的なギャラリーです。
今回のテーマは
「仲良しワイン」
みんなで楽しくワインを飲み、食事をしながらたくさん会話をして仲良くなろう!
というのが目的の会でした。
そこで今回選ばせて頂いたワイン
白: バーリオ デル ソーレ インツォーリア 09 (伊・シチリア)
シチリアの地ブドウである、インツォーリア種100%のワイン。
シチリアの暑い気候の中でできたワインにしては口当たりがソフト。
決して飲み疲れする事のないクリーミーさはステンレス発酵ならでは!
デイリーワインとして気軽に楽しめるワインです。
赤: ポッジョ・アル・カソーネ ラ カットゥーラ トスカーナIGT 09 (伊・トスカーナ)
こちらは同じイタリアでも、トスカーナのワインです。
トスカーナではサンジョベーゼ種が主体のワインが多い中
こちらはテロルデゴ85%シラー15%という変わり種。
酸がしっかりとある生き生きとしたボディの中に、ブラックベリーやペッパー
時間が経つとサクランボの香りもしてくる飽きさせないワインです。
今回のワイン会は参加される皆様にお好きな食事を1品ご持参いただくシステムで
当日までどんなお料理が並ぶかわかりませんでした
なので今回は「仲良しになれるワイン」というテーマのみに絞り
白赤共にイタリアワインを選びました。
なぜイタリアワインかというと…
自論かもしれませんが
ワインは人が造るものですので造り手の人柄や幼い頃に培った味覚が
そのままワインにも反映されると思っています。
イタリア料理を食べるとわかりますが、基本的に、あまり飾らずフランクに
大皿のパスタやピッツァをみんなでシェアしながらワイワイ食事をする…
そんな光景が多いように感じます。
あまり堅苦しい事は気にせず、地位や性別、人種も関係なく
ただ笑顔で、ただこの時間を楽しみながら会話をする。
私はそんなスピリットを以前から感じていたので
まさに今回のテーマに合うのはイタリアワインだな!と、即決でした。
このような内容でワインの説明をさせて頂き、質疑応答タイムもありました。
皆様ワインに詳しい方から、ワインを飲む事が純粋にお好きな方まで
様々な質問をして下さり、とても楽しい時間でした
真ん中のテーブルに持参いただいたごちそうが並んでいます。
ご自分で作られた方から、オススメを買ってきていただいた方まで
多種多様で、とっても贅沢な会でした
最後にはこんな掘り出し物ワインも登場!
先日まで中国にいらっしゃった方からのお土産です。
なんと、中国のシャトーのグランクリュ(特級畑)ワイン!!
初めて飲みました。。。
カベルネソーヴィニョン主体でしたが、ペッパーの感じはあまりなく
ブラックベリーとサクランボのジャムのような甘みがある不思議なワインでした。
でも、予想よりはるかに美味しかったです。
いい勉強になりました。ありがとうございました。
今回の会の目的である、交流。
東日本大震災以来、人との繋がりや共に過ごす時間の大切さをよく考えます。
家族や友人、恋人など、常に大切に思う絆はもちろんですが
このような新しいご縁を生み出す場もとても大事だと思っています。
今回の会も震災のチャリティーを兼ねている為、参加費の1部(500円/人)は
義援金として東北地方に送られます。
皆様が同じ気持ちを持ちこの時間を思いっきり楽しむ!
そう感じて下さる事で、結果的にとても有意義な会にしてくださっています。
本当に感謝感謝です。
小さな力ですが、これからも自分にできる事を一生懸命にやっていきたいです。
今回も、ご参加いただいた皆様
本当にありがとうございました!!