群馬から東京に戻った時に新しく液晶テレビを買いました。
それまで使用していたのが東芝のREGZAだったので、同じものにしようかと思ったのですが、ハイセンスがREGZAエンジンで操作性があまり変わらないのを知ったので、画面の大きさ(50インチ)に比して価格がやすかったためハイセンスを買いました。
画質と操作性、さらにネット関連機能の豊富さで気に入っていました。
なにしろリモコンにNetflixとPrime VideoとYou Tubeがついているのですから。
今の住まいにはJ:COMのケーブルテレビが入っているため地上波はテレビで受信できますが、BSはJ:COMのチューナーでしか見ることができません。
NHKの衛星受信料を払っているので、NHK BSをスポーツ中継などでたまに見ることがあります。
その際にはJ:COMのチューナーで見ていたわけですが、テレビの置き場所を変えたらチューナーと離れてしまいました。
それでもネットワーク経由(DLNA)で見ることができました。
デジタル放送は暗号化がかかっているのでDTCP-IPという方式に対応していないとこれはできません。
そこにも対応している優れものでした。
ところが2週間ほど前に突然画面の下から10cmほどのところに横一線の黒いラインが入るようになりました。
設定画面や番組表などあらゆる表示で消えないものです。
しばらくそのまま見ていましたが、シーンによってはとても気になります。
特に明るいシーンで。
「あ~あ買い替えなくちゃな」と思いました。
友達に話したところ、「ハイセンスは3年保証だよ」と言われました。
保証書を見たところその通りでした。
しかもあと1ヶ月でまる3年!!
サービスの電話は繋がりにくいと思ったので、ホームページのサポート窓口フォームに症状画像を添付して機種名やシリアルナンバーを入力すると、30分程度で電話がかかってきました。
サービスマンから訪問日時の相談電話をかけるというもの。
翌日電話があり、週末を挟むこともあり訪問日を数日後にしてその日を待ちました。
症状を見るなり「これはパネルの故障なので本体交換になります。この機種はもうないので、後継機種となります。手配ができたらご連絡します」とのこと。
連絡が来たのは3営業日後くらい。
再び訪問日を打ち合わせて待ちました。
送り付けてくるだけかと思ったのですが、サービスマンがセットアップまでして古いテレビを引き取って行きました。
結局交換まで2週間くらいかかりましたがこれはお互いの都合もありましたので、いつでも在宅であればもう数日短縮できたと思います。
中国メーカーの日本法人なのにサービスの対応はとても良かったです。
後継機の機能については、できることが増えたところとできなくなったところとあります。
画質は前のほうが良かった気がします。ちょっとノッペリした印象。
そしてなんとDTCP-IP対応と書いてあるのにJ:COMチューナーの映像は見られません。
他社メーカーとの接続は保証できないと書いてありました。
これはAmazonのFireTVのアプリを購入することで解決はしました。
ストリーミングはボタンが増えていました。
Disney+とTVerは使うので便利です。
さらにVIDAAという音声コマンドにも対応している!
しか~し使ってみてガッカリでした😞
下のリモコンの真ん中へんにあるマイクボタンを押してコマンドを発声するのです。
音声で操作するメリットは手が塞がっているときやリモコンが近くになりときです。
リモコンを手に取るなら口で言うよりボタンを押したほうが早い。
現にAmazonのAlexaを使って電源オンオフやボリュームの上下は使えています。
これは存外に便利なものです。
せっかく音声操作に対応したのならマイクボタンを押さずに音声認識してくれたら良かったのに。
Alexaが対応している機能はあまり多くないので。
宝の持ち腐れです。
まあ、設計上色々と成約があるメーカーの都合は推測できますけど。
・テレビ本体にマイクをつけるとスピーカーからの音と判別ができない(Alexaは音楽再生中にもちゃんと聞き分けますけど、それはサーバーの機能がなせるわざ。家電メーカーがその機能を提供するにはコストがかかりすぎる)
・リモコンが常時音声を聞いているとリモコンの電池がすぐなくなる。
そんなところだと思います。
J:COMのリモコンにも音声ボタンがありますが、これはネット上のコンテンツの検索にしか利用しないのは上記の理由からでしょうね。
あるいは特許上の問題があるかもしれません。
そんなこともありましたが、保証切れ直前に、無償でテレビが新しくなった話でした。
新しいテレビの保証期間は前のテレビの残存期間だそうです。
国内メーカーだと修理後3ヶ月とかですけどね。3年も保証してもらったのでオッケーです。(羊)