「うちの子は机にむかってもダラダラ時間を使っているだけで、ちっとも勉強が進まない」と嘆くママさんは多いですね。
子どもの集中が持続する時間は元来それほど長くはありません。
テレビアニメが10分、15分でCMが入るのもそうしたことを考えてと言われています。
ところが家庭学習の課題では、1時間以上かかるようなボリュームの教材をお子さんに与えていませんか?
途中で集中力が切れてしまうような負荷をかけながら、「なんで集中できないの」と避難するのでは子どもが気の毒。
小学校入学前から簡単なプリントで慣れさせていれば別です。1枚数分で終えて集中=ONと遊び=OFFを区別できるようなら、5分が10分、10分が30分と集中できる時間を伸ばすことができます。
小学校に上がって、いきなり「30分勉強しなさい」と言っても無理です。
羊家では小学校低学年で子羊の勉強に手や口を出したことはありませんでした。
それというのも幼児の頃に15分程度で終わる「もじ・かず・ちえ」のプリントを各1枚を毎日学習する習慣がついていたからです。
1年生から学習量に応じて学習時間が徐々に伸びて行き、集中できる時間も伸びていったのです。
子どもは自分で出来る範囲の課題なら独力でこなして行くもの。
キャパシティを超える課題を与えないことがポイントだと思います。(羊)