子どもに「かさ」(液体の容積)を体感させるのに、さまざまな器を用意して、同じコップから水を移し替えて断面積と高さの関係を試行錯誤で把握させると良いということを言いました。
するとベテランのスタッフが、水の代わりにお米を使うことを提案しました。たしかに粒が細かいので液体と同じように振る舞い、こぼしても掃除機で吸えます。濡れる心配がなくて、グッドアイディアでした。さすが幼児教育のベテランの意見は鋭い!
またこぼしたお米を指先で拾うことも手先の器用さを養えて一石二鳥です。お米でもこぼすと大変ということでしたら、小豆でもいいでしょうし。飲み込んでも食品であり、気管が詰まる心配も少ないですね。
これをお勉強という意識で与えるのではなくて、遊びながら現実という対象を学ぶ機会を与えると考えるのが良いのですね。
ちょうど人工知能に私たちの生活環境を試行錯誤で学習させていくのと同じこと。人はある意味で究極の自律学習マシンなのですから。(羊)
- A.I. [DVD]
- ¥980
- Amazon.co.jp