ビッグ・トラブル・イン「シェラ・デ・コブレの幽霊
「シェラ・デ・コブレの幽霊」の野外上映をみまったトラブルとは…
呪いである
とかなんとか囁かれておりますが、個人的にあのトラブルは「シェラ・デ・コブレの幽霊」上映に対する"呪い"などではなく、この映画祭そのものへの"呪い"つまりオープニング上映に際して
ほんとにこの映画祭やんのか
という悪しき者からの警告だったのではないかと思っております（笑）。
だって今回のカナザワ映画祭はやたら怪異を誘発しそうなプログラムだし、これまで「シェラ・デ・コブレの幽霊」の上映会は順調に行われてきたんだし…。
ちなみにこれからご紹介するトラブルは、今回いくつかあったトラブルのうちの1つです。
（※）なお、当日前後の様子を知りたい方はココをご覧下さい
カナザワ映画祭2010のオープニングとなった「シェラ・デ・コブレの幽霊」の野外上映をみまったトラブルのすべて
http://togetter.com/li/51570
======================================================================
さて、
数年前までは一部の好事家の間でしか語られることのなかったこの「シェラ・デ・コブレの幽霊」ですが、数年前に「探偵！ナイトスクープ」でその存在が紹介され、爆発的にその名前が知れ渡ることとなりました。
そんな流れもあり、野外上映当日には地元や全国各地から多くの好きモノたちがウジャウジャ集まってきたわけですが、ビックリしたことに「当日は600人の観客が集まった」らしいです。さっき地元ニュースで言ってました。ちゃんとカウントしてる係がいたので間違いないです。まさかあの暗闇にそんな沢山の人間が潜んでいたとは！（潜んでたんじゃねぇよｗ）
で、その600人が共有体験したのが
上映開始1時間30分待ち！
雨で濡れた芝生、襲いくる蚊、漆黒の暗闇、予約を入れた飯屋…
数々の恐怖が襲いかかってきます。ヘタすりゃ映画より怖いです。
とりあえすデレク・ジャーマンの「ブルー」を観ている体で上映を待つ600人
このトラブルというのが映写機トラブル。テストでは普通に動いていたものが動かない。途中、やっと動いた時に画面が反転していたために「すげぇ単純ミスじゃないか！」と憤った方もいらっしゃったようなのですが、これは本当にテスト上映後の巻き戻しミス（確かにこれはこれで単純ミスでありますけど）であって、映写機のトラブルは全然別モノだったのです。映写機が動かなかったり、動き出してもスプロケット（フィルムを送る歯車みたいやつ）とパーフォレーション（フィルムの穴）がうまくかみ合わないでカタカタカタ～と流れてしまったり。で、もうひとつの映写機を持ってきてもらってやっと動いたわけなのですが、実はこれ3台目だったのです！なんでもこの「シェラ・デ・コブレ」のフィルム君、別の会場（21世紀美術館 シアター21）でテスト上映した時にもそこの映写機を動かなくしていたそうなのです（マジです）。もし3台目の映写機もお釈迦になっていたらと思うと…
映画より怖いですー！！！！
無事上映開始、ばんざーい！千代の富士！
1時間30分より短い50分の本編を観る我々。苦楽を共にした同志、一体感はハンパじゃありません。
これ、ニュース映像なのですが、こういう暗視カメラで観客を捉える映像って…
「パラノーマル・アクティビティ」の予告編かい！（笑）
無事上映終了！個人的には2度目の鑑賞だったのですが、字幕入りということで1度目の時より肩が抜けた状態で観れていたため…油断してたってわけじゃないのですが、怖いシーンで思ったよりビックリしてしまったり「ヒィッ怖い！」とか思ってしまいました…。怖さも良いのですが、全体を覆うシャレたムードや主要登場人物のキャラ設定なんかも非常に面白い映画なんですよね。ほんと、シリーズ化されなかったのが悔やまれます。傑作！
ちなみに、お釈迦になったと思われた2台の映写機なのですが、「シェラ・デ・コブレの幽霊」以外のフィルムをかけたら直ったそうです…。これが一番怖かったりします。
追伸：
今日地元のニュース番組でこの上映会のことを取り上げていたのですが、そこでこの映画がどんな映画か？ってことを説明するのに、この映画の映像を流すことは（権利的に）出来ないので勝手に再現VTRみたいなやつを作って流してたのですが、そこで幽霊の泣き声まで勝手にオリジナルのやつを作っててウケましたｗ
…角刈りの…お前誰やねん？（笑）
おわり
呪いである
とかなんとか囁かれておりますが、個人的にあのトラブルは「シェラ・デ・コブレの幽霊」上映に対する"呪い"などではなく、この映画祭そのものへの"呪い"つまりオープニング上映に際して
ほんとにこの映画祭やんのか
という悪しき者からの警告だったのではないかと思っております（笑）。
だって今回のカナザワ映画祭はやたら怪異を誘発しそうなプログラムだし、これまで「シェラ・デ・コブレの幽霊」の上映会は順調に行われてきたんだし…。
ちなみにこれからご紹介するトラブルは、今回いくつかあったトラブルのうちの1つです。
（※）なお、当日前後の様子を知りたい方はココをご覧下さい
カナザワ映画祭2010のオープニングとなった「シェラ・デ・コブレの幽霊」の野外上映をみまったトラブルのすべて
http://togetter.com/li/51570
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さて、
数年前までは一部の好事家の間でしか語られることのなかったこの「シェラ・デ・コブレの幽霊」ですが、数年前に「探偵！ナイトスクープ」でその存在が紹介され、爆発的にその名前が知れ渡ることとなりました。
そんな流れもあり、野外上映当日には地元や全国各地から多くの好きモノたちがウジャウジャ集まってきたわけですが、ビックリしたことに「当日は600人の観客が集まった」らしいです。さっき地元ニュースで言ってました。ちゃんとカウントしてる係がいたので間違いないです。まさかあの暗闇にそんな沢山の人間が潜んでいたとは！（潜んでたんじゃねぇよｗ）
で、その600人が共有体験したのが
上映開始1時間30分待ち！
雨で濡れた芝生、襲いくる蚊、漆黒の暗闇、予約を入れた飯屋…
数々の恐怖が襲いかかってきます。ヘタすりゃ映画より怖いです。
とりあえすデレク・ジャーマンの「ブルー」を観ている体で上映を待つ600人
このトラブルというのが映写機トラブル。テストでは普通に動いていたものが動かない。途中、やっと動いた時に画面が反転していたために「すげぇ単純ミスじゃないか！」と憤った方もいらっしゃったようなのですが、これは本当にテスト上映後の巻き戻しミス（確かにこれはこれで単純ミスでありますけど）であって、映写機のトラブルは全然別モノだったのです。映写機が動かなかったり、動き出してもスプロケット（フィルムを送る歯車みたいやつ）とパーフォレーション（フィルムの穴）がうまくかみ合わないでカタカタカタ～と流れてしまったり。で、もうひとつの映写機を持ってきてもらってやっと動いたわけなのですが、実はこれ3台目だったのです！なんでもこの「シェラ・デ・コブレ」のフィルム君、別の会場（21世紀美術館 シアター21）でテスト上映した時にもそこの映写機を動かなくしていたそうなのです（マジです）。もし3台目の映写機もお釈迦になっていたらと思うと…
映画より怖いですー！！！！
無事上映開始、ばんざーい！千代の富士！
1時間30分より短い50分の本編を観る我々。苦楽を共にした同志、一体感はハンパじゃありません。
これ、ニュース映像なのですが、こういう暗視カメラで観客を捉える映像って…
「パラノーマル・アクティビティ」の予告編かい！（笑）
無事上映終了！個人的には2度目の鑑賞だったのですが、字幕入りということで1度目の時より肩が抜けた状態で観れていたため…油断してたってわけじゃないのですが、怖いシーンで思ったよりビックリしてしまったり「ヒィッ怖い！」とか思ってしまいました…。怖さも良いのですが、全体を覆うシャレたムードや主要登場人物のキャラ設定なんかも非常に面白い映画なんですよね。ほんと、シリーズ化されなかったのが悔やまれます。傑作！
ちなみに、お釈迦になったと思われた2台の映写機なのですが、「シェラ・デ・コブレの幽霊」以外のフィルムをかけたら直ったそうです…。これが一番怖かったりします。
追伸：
今日地元のニュース番組でこの上映会のことを取り上げていたのですが、そこでこの映画がどんな映画か？ってことを説明するのに、この映画の映像を流すことは（権利的に）出来ないので勝手に再現VTRみたいなやつを作って流してたのですが、そこで幽霊の泣き声まで勝手にオリジナルのやつを作っててウケましたｗ
…角刈りの…お前誰やねん？（笑）
おわり