2012.02.03 Friday
昨日、サッカーの練習に行った息子の帰る時間に吹雪になったので郵便物をポストに投函するついでに息子を迎えに行くと、遠くの方から小さくてモコモコした奴がこちらに向ってくるのが視界に入った。 

それは学校の体育館での練習で汗をかいた息子が風邪をひかないようにとついつい厚着にさせてしまうので、改めて外でみてみると
なんだかスマートさのかけらもないぬいぐるみのような姿の息子だった。

吹雪の中、細い目をもっと細めてネットに入れたサッカーボールをブンブン振り回しながら楽しげに歩く息子は私を見つけるやいなや、

「父ちゃん!!お腹すいたし吹雪だからそこの焼き鳥食べて帰ろ!!」

と叫びながら駆け寄って来た。
昨日はかぁちゃんが用事でいなかった事もあり、確かにひどい吹雪だったので、迷わず最近よく行く焼鳥屋に入った。

いつものように早い時間なのでまだ他の客はおらず、店主の3年生の娘さんもカウンターの端っこでDSをやっていた。

上着を脱ぎ、小上がりの定位置に陣取った私と息子は、いつもどおり息子の焼き鳥4本と丼ご飯を急いで注文し、息子はすぐに持って来てくれたカルピスを一気飲みした。

私はというと、姫鱈と熱燗で息子の話を聞いていたのですが、焼き鳥丼を物凄い勢いで完食した息子は、トイレに行くと言って席を立った後、なんだかチョロチョロしているなぁと思ったら店主の娘のところで一緒に遊びだしてしまったので、広い小上がりに一人残された私は熱々の姫鱈の骨を外しつつ、手酌で熱燗をだまって呑むしかなかった。

なんだか将来息子が大学に行くとかで家を出て行った後に広く感じる家の中に居るような、とてつもない寂しさだった。

2012.02.02 Thursday
習いものやサッカー少年団などで月曜日以外はびっちりと予定のつまっている息子君。
遊ぶ時間などほとんど無いながらも自分でやると決めた事だし、
たぶんこういうものだと思っている節もある。

しかしながら、最近は学校の勉強でひらがな検定に続きカタカナ検定ってのをやっているらしく、間違ったり出来ないと居残り学習が追加される。

それを聞いて、「おぉ脱ゆとり」などと思って関心もしたのですが、いつもなら学校から帰って来てすぐに宿題をやって、終わったらすぐに習いごとに向っていたのに、居残りがあると帰って来たらすぐに出掛けなければならず、宿題は夕食の後に持ち越される。 

さらに追い討ちをかけるようにこの大雪で足下も視界も悪くて、
どんどん時間をロスして、先ほど見たらサッカーに行くために
着替えながらドーナツを食べていた。

夜6時頃に帰ってくる頃にはお腹がぺこぺこでフラフラになっているので、カレーやマーボご飯のようにスプーンもりもり食べられるようなものを好み、大人でも大盛りと呼べるくらいの量を食べる。

すると頭に血が回らなくなるのでその後の宿題も時間がかかる。

しかもそのあとお風呂に入らなければいけないとなると、もう完全に遊ぶ時間は無く、早く寝なさいなんて言われちゃうのだ。

頑張り屋さんな息子はあまり文句を言わないが、小学校一年生なのに大変だなぁって思いますよね。
ほんとはもっと遊ばせてあげたいんですけどね・・・・。

ってか居残りにならないようにすればいいのに。

「シ」とか「ツ」を間違わずに書けるようになったのに「ナ」の縦棒を反対に曲げちゃうってどうなのよ。

すげーイージー。

2012.02.01 Wednesday
平日私は朝6時半に起きて簡単な朝食を作り7時に息子を起こして登校の準備をさせるのですが、息子は毎日私に起こされているくせに6時20分頃に自分の目覚まし時計をセットしているので、私の目覚まし時計よりも先に長々と息子の目覚まし時計が鳴っている。

この息子の目覚まし時計で半分目が覚める私は、いつも息子の目覚まし時計を誰かが止めている気配を感じていたので、昨夜息子にお前が止めているのかと聞いてみると

「目覚ましなんか鳴ってないよ。どうやって鳴らすのさ?」

と逆に聞く始末。 
そこで息子の隣りで寝ているかぁちゃんに聞いてみると、息子が自分で止めていると言う。

もう一度息子に聞いてみるも嘘をついている様子もないので、たぶん毎日無意識に目覚まし時計を止めて、そのまま私に起こされるまで寝ているのだと思われる。

まぁどうでも良いと言えばどうでも良いのですが、私が起こしに行くと最近の息子の得意技で、両手を前に伸ばして白目を剥き、
上半身をガバッと起こす「リンダ・ブレア起き」を披露してくれる。
寝起きの良さからすると、もしかしたら目覚まし時計を故意に止めていて嘘をついているのかもしれない。

※リンダ・ブレア・・・・映画エクソシストの女の子を演じた女優さん
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昨日、息子が学校の授業でお店やさんごっこをしたといって、自分がドーナツ屋さんで何を売ったとか、他にはどんなお店があって何を買ったとか、そんな話をしてくれたのですが、紙に描かれた商品の値段は自分たちで決めて値段交渉も出来るらしく、

「このPSP千円だったけど、万引きしてもらって百円だっさ。」

と嬉しそうに言っていたが、その後すぐにかぁちゃんに「値引き」である事を教えられたのは言うまでもない。

2012.01.31 Tuesday
昨夜、息子と指相撲をやったのですが、あまりにも手の大きさが違うので全く勝てない息子。 

それでもケラケラ笑いながら何度でも挑んでくるのでどうしたのかと聞いてみると、どうやら私のやり方というかルールが全然違うというのだ。

私の知っている指相撲は、人差し指で相手の親指を絡めとってから親指で相手の親指を押さえて5カウントするのですが、押さえ込まれた相手は5カウント以内に小指で相手の手の下を「ロープ」と言いながらトントンっと叩くとブレイクして再開する事ができるというもの。

だから相手の人差し指をいなしつつ親指と小指を押さえ込まなければ勝てないこの指相撲は、手の大きさがかなり重要となり、息子に勝ち目はない。
それでもケラケラと負け続ける息子が何が面白いのかわからないが、30分以上戦い続けたのだった。

あれですかね、ウノをやると人それぞれ微妙にルールが違う感じですかね。
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先日テレビCMで小田和正の「たしかなこと」(時を越えて〜♪ってやつ)が流れた時に 

「父ちゃんどうしてこの曲で泣けるの?」

と息子に聞かれたので、

「リクが大きくなって来てさぁ、まだこんな赤ちゃんだった頃からいっぱいいろんなことがあったなぁとか、無事に育ってくれたなぁとかそんな事を思い出しちゃう曲でね、なんだか嬉しいやら寂しいやらでなんだか涙が出ちゃうのよ。」

ってまじめに答えると、あんまりよく解らなかったのかつまらなかったのか、

「ふーん。」 

と気のない返事をして、おもちゃを持って隣りの部屋に行ってしまった。

ちなみに昨夜の「しゃべくり007」で子役の本田望結ちゃんが、
「音楽があればすぐに泣ける」と言って流れた曲は幼稚園の卒業っぽい音楽だったのですが、なぜだか本田望結ちゃんよりも先に私が泣いてました。

あれ?・・・歳とって涙もろくなっただけか?

2012.01.30 Monday
先日息子が、 
 

「父ちゃん、おいらの夢がねぇ、猫じゃなくて恐竜博士になったさ。」

と唐突に話しかけて来たので、

「おぉ、恐竜博士かぁ。」

と返したのですが、なんだか従兄弟のお兄ちゃんと同じだなぁ、真似っこかなぁなんて思っていたので聞き逃しそうでしたが、もうすぐ2年生になろうってのに将来猫になりたいと本気で思っていた息子に驚いたのと同時に、あれ?新種の虫とか発見する人になるのに琉球大学に行くっていう比較的現実じみた奴は?って思いましたが、まだまだ何にでもなれる可能性があるのが羨ましく思いました。
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先日、息子が毎週楽しみにしているアニメ「ダンボール戦機」が
終わったと思ったら翌週から「ダンボール戦機 ブースト」ってのが始まった。 
それに伴い大量の新しいロボットキャラが当然のように登場し、
それらは以前登場していたキャラクターよりも圧倒的に優れていて強い設定になっている。

息子は今まで私が買ってあげたプラモデルのロボットよりも新しくて強いロボットが欲しくなってうずうずし始めているのですが、アニメ上でどんなに強い正義の味方ロボットでも息子の遊び方の中では敵役になり、息子のお気に入りの仮面ライダーの超合金にカラー針金を巻き付けた独自のキャラクターにぶっ飛ばされてあっという間にボロボロにされるのでそう簡単には買ってあげないのだ。
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以前から息子が1人で遊んでいる時にブロックやプラモデルを
戦わせている時に繰り出す必殺技の名前が気になっていたので
ちょっと調べてみました。

「双剣嘆き(そうけんなげき)」・・・
モンスターハンターっぽいのですが、私はやりませんし、息子もゲームを持っていないので知らないはずなので、CMかどっかで聞いたフレーズがかっこ良かったのでしょう。

「インパクトカイザー」・・・
これは上記のダンボール戦機で出てくる必殺ファンクションですね。

「三日月落とし」・・・
金魚をすくう時に遠心力を利用して水をきりながらお椀に入れる技です。
 

2012.01.27 Friday
昨夜ふと思い出したのですが、大好きだったのに閉店してしまって今では食べられない思い出のラーメン屋さんが3軒ある。

一軒目は昔、夜になると狸小路5丁目と6丁目の間あたりの日中は駐車場になっている場所にやってきた屋台のラーメン屋さん。

飲みに出ると〆に必ずと言っていいくらいここに立ち寄り、ただ素直なこれと言って特徴のないただ美味しいだけの醤油ラーメンをスープの一滴も残さず食べてから帰ったもんだ。

たしか閉店理由はこの駐車場スペースに建物が建つのでここで営業出来なくなったのだが、他所でやる気もないし年齢的な事も含めて潮時ってことだと店主に聞いたことがある。

酔っぱらってラーメンを食べるのは札幌の人間にとっては当たり前なのだが、その後飲んだ帰りに決まって寄るラーメン屋がないので未だ彷徨っている。

2件目は大曲にあった「家族亭」の味噌ラーメン。
今となっては思い出せないのですが、とにかくまろやかで毎日でも食べたいと思ったラーメンは後にも先にもここだけだ。

昼時はへんぴな立地条件にも関わらず外にまで客が列んでいて、中華料理やなので酢豚定食やエビチリ丼や麻婆豆腐など多くの料理をオヤジが1人で物凄い勢いで作り上げ、奥さんが客の男性全てを「お兄さん」と呼びながら店内をかけずり回るお店だった。

閉店理由はわからないが、たぶん高齢だった店主の体調が悪くなったんだろう。
息子が1歳の時に連れて行ったのが最後だった。

3件目は昨年閉店した苗穂の「ランタン」の胡麻らーめん。
私が子供の頃に近所に出来た小さな中華料理やさんが移転して苗穂でやっていたのですが、私が子供の頃なんてラーメンと言えば
味噌・醤油・塩の三種類しかないのが当たり前だったのに、生まれて初めて辛いラーメンを食べて、しかもその初めての味が凄く美味しかったのを未だに風景として覚えている。

眼鏡の店主と天地真理に似た奥さんがとても優しくて、移転してからなかなか行けなかったが、車に乗るようになってからは足繁く通っていた。 
なんだろう、担々麺じゃなくて胡麻ラーメン。
いつもチャーハンとシュウマイの着いたセットを頼んで満腹になって、次回からは胡麻ラーメンだけにしようと心に決めつつも、結局は次もセットを注文してしまう。

ネットで調べても告知なく急に閉店したとしか情報がない。

3軒ともすごく繁盛していたので閉店理由は店主の体調ってことなのか。
後継者がいないって事は、流行っていても閉店しちゃうってこと。
あぁ、閉店前に家族亭に弟子入りすれば良かったかなぁ。

2012.01.26 Thursday
本日、朝一番から爺の孫への不満(言う事を聞かない)を長々と聞かされた。

家に帰って来た息子がすぐにゲームを始めたので、うがいと手洗いを先にするようにと爺が言うと、

「今始まっちゃったから、これ終わったらやる!」

と言われたそうだ。 
しかし、いくら待てどもゲームをやめる気配がないので再度うがい手洗いをしろと言うと

「あとでやるって言ったでしょ!」

と逆ギレされたので爺が叱ったらしいのですが、爺に叱られ慣れている息子は「はいはい」ってな感じでさっぱり反省しないらしい。

言う事は聞かせるものだ。

「あとで」を容認すると「あとで」と言えば済むと思うようになる。

口答えを許すから口答えするようになる。

また、昨日習字から帰ってくるのが遅かった息子を迎えに行った爺が一緒に帰り道を歩いている際に、信号が変わったらすぐに飛び出したのが危ないとか、歩道を歩いている時に車道に近いところを歩きすぎるとか、地面が凍っているのにあまり周りも見ずに走って行くとか、聞いている私が嫌になるくらい細かい。

家の息子はお調子者だが非常に用心深いし、車道に飛び出した近所の友達が車にはねられそうになったのを何度も目の前で見ているので、交差点では見ていないようで必ず辺りを確認している。

昨日は習字が終わって早く帰りたいのに近所の2年生に一緒に帰りたいから待ってくれと言われて、1時間も遅くなってしまったのでやりたい事や、やらなければ行けない宿題なんかがたくさんあった息子は、急いでいたから走ったり少しおろそかになったのだろうし、イライラもしたのだろう。

そういった状況を踏まえた上で、どう叱るかを考えれば息子も納得するのだが、その場その場でただ叱るから言う事を聞かないのだ。

ちなみに私は息子にそういう時は待ってくれと言われても帰ってこいと教えつつも、近所の2年生を待つと決めた以上はイライラしたり文句を言うなとも言っておいた上で、上級生なのに冬の暗くなる時間に1時間も外で息子を無理に待たせた近所の2年生を今朝叱っておきました。

孫である息子も爺の事が好きだし、爺も孫の事が大好きなのに上手にコミュニケーションがとれない二人。
戦いごっこや風船バレーなんかのように会話がなければ楽しそうに遊んでるんですけどね。

2012.01.25 Wednesday
うちの息子に限らず、子供なんてのはお風呂に入るのが面倒で
入りたがらないものです。

小さい頃はおもちゃを持ち込んでお風呂でしか出来ない遊びを
するために入っていたりしたのですが、7歳ともなるとお風呂でおもちゃでとはならなくなって来た。
そこで最近は、

「泡チンするか?」

と誘っているのですが、ボディーソープで大量の泡を作って、息子のチ◯コを泡だらけにするというバカバカしい遊びにはまった息子は、

「今日はこれくらいの泡チン作るわ。」

と言いながら張り切って風呂に入るようになった。
アホは扱いやすいんだなこれが。
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最近家族でよく行く焼き鳥屋は以前書いたその店に行くと必ず息子がウ◯コをするというお店ではなく、先月くらいにオープンした室蘭焼き鳥とおでんのお店。

とくに可もなく不可もないお店なのですが、息子に聞くと「味がいい」らしく、しょっちゅう行きたがる。

先日息子と二人で夕食を食べに行ったのですが、前回、前々回来た時に居た店主の娘(隣りの小学校の3年生)がいなかったのでなんだかつまらなそうにしていた。

「おい、もしかしてあの子に会いに来たのか?」

「ちがう!美味しいしお店もいい感じだから来たの!」

と言い張るあたり、どうも怪しいのですが、タレの焼き鳥3本を丼飯に乗せてモリモリ食べていたので、この店の焼き鳥の味も好きなのだろう。

2012.01.24 Tuesday
北海道外の方はなじみがないと思いますが、北海道でカップ焼きそばと言えば「UFO」でも「ペヤング」でもなく、マルちゃんの「やきそば弁当」。

私も息子も大好きなのですが、これがここ数年「塩味」や「ちょい辛」「あんかけ風」「たらこ味」「しょうが焼き味」などいろいろな味の商品を期間限定で販売している。

しかしながらいつも思うのはこれらを食べた後に普通の味にすれば良かったという後悔の念。

私の性格なのか、新しい物好きの北海道人の気質なのかわかりませんが、新しい味の「やきそば弁当」が店頭に列んでいると、ついつい買ってしまう。

先ほども新発売の「ナポリタン味」を食べました。
否、店頭に列んでいる商品を見た時点でわかっていたんです。
こんなものが普通の「やきそば弁当」より美味しい訳がないってことは。

でもね、あのおいしい「やきそば弁当」を作ってるマルちゃんの
違う味の「やきそば」なんですよ?
味噌ラーメンのおいしいラーメン屋を見つけたらその店の醤油ラーメンだって食べてみたくなるじゃないですか。
その感覚なんですけどね、「やきそば弁当」に関しては100%後悔します。

でも、また新しい味の商品が出たら絶対に買ってしまう自信があります。
後悔するのはわかっていてもチャレンジしてしまう「やきそば弁当」の新味。
「のぞくな」と書かれるとのぞきたくなてしまう穴のような、「嗅ぐな」と言われるとなおの事嗅ぎたくなる液体のような魔力があります。

「ナポリタン味」、わかっていても買わずにいられない人は
是非チャレンジしてみてください。
ちなみに私的には「しょうが焼き味」ほどひどくはないと思います。

2012.01.23 Monday
先日、小学校のスキー学習で使う息子のスキーとスキー靴を私が持って行く事になった。

朝息子の登校時に一緒に歩いて学校に向ったのですが、一緒に登校する兄弟の兄(2年生)が重そうにスキーとスキー靴を自分で持って来たので、その子のスキーも持ってあげる事にした。

その後向かいの歯医者の息子(2年生)を迎えに行くと、これまた重そうにスキーを担いでいたので、不公平にならないようにその子のスキーも持ってあげる事にして、合計3セットのスキーを右肩に掛け、左手に息子のスキー靴用バックを持って学校に向う事になった。

まぁ子供のスキー3セットくらいたいした重さではないので何の苦も無く学校に着いたのですが、翌日、私のその姿に密かに憧れていた息子が、たまたま登校中に合流した同じクラスの女の子が
重そうにスキーとスキー靴を持っていたので、両方とも持ってあげたと言っていた。

息子の行動は確かに偉いしカッコいいけど、だったらまず自分のスキーとスキー靴を自分で持ってけ。
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先日の夜、息子が布団に入るのを見届けたとき、

「おいらの大きいものはこないだ当たったレゴだけど、
 ママは大きいタンスの服とかだけど、父ちゃんは何?」

と、小学生にもなってメチャクチャな文章と聞きたい事が伝わらない質問を投げかけて来た。 

「父ちゃんはお前ら二人だ。」

と間髪入れずに答えると

「おいら小さいよ?」

と言うので 

「父ちゃんの中ではでっかくて大事なんだ。」

と言いながらニコニコしている息子の顔を見ていると何だか知らないけど涙が出そうになった。

熱燗飲んだからかな。