いつもお世話になっているところで、コーチング講座の講師をさせて頂いていた時のこと。
質問のスキルに‘チャンクアップ’とか、‘チャンクダウン’と言うものがあるのよね。
‘チャンク’とは、‘かたまり’の意味なんだけれど、クライアントが物事を漠然と大まかに捉えすぎている場合は‘チャンクダウン’をして、より具体的に話をしていくとか、目先のことにとらわれすぎて、全体像が見えていないときは、‘チャンクアップ’をして、元々の目的に目を向けさせるとか。
そういう質問の時に使うスキル。
ここで、参加者の一人が、
「これって、『3人のレンガ職人』の話と同じ様な意味ですか?」
と。
あぁ、確かにそうね。
あの話は、レンガを積んでいる男に何をしているかと声をかけたら、いやいやそうに作業している一人目は
「見りゃわかるだろ。レンガを積んでいるんだよ!」
と答え、二人目の男は、
「仕事をして、金を稼いでいるんだよ!」
と答え、活き活きと仕事をしている三人目の男は、
「大聖堂を作っているんですよ!」
と答えるアレ。
モチベーションに関する話として良く引用されるのだけど、そういえばそうよね。
三人目の人は、ちゃんと目線がチャンクアップされているからこそ、今のレンガ積みの仕事の意味・意義がわかり、活き活きと仕事ができるわけだもん。
あっ... (゚∇゚ )
思い出しちゃった!
私がかつて、ブラック企業に勤めていた時のこと。
大変な会社で、中途採用で大量に人材を採っては、1か月経つと半数近くが辞めていってしまうような会社。
なのでまた大量に採用する・・・。その繰り返し。
私がそこに入った時も、事務の前任者全員(3,4人)が半月後に一斉に辞めるとかで、入ってすぐに引き継ぎをさせられたっけ。
そして1か月もたたないうちに私の後に新人が入ってきて、その子たちに仕事を教えていくと言ったとんでもない会社だったんだけど。
で、ブラックな中小企業にありがちな、「どこの部署に行っても、何でもできるように社員を教育する」をモットーに、新人は研修と言うことで、私(商品の在庫管理部門)と同期の経理の子のところに2週間ずつ回って研修を受けていたのよね。
2人の新人のうち、1人は結構頭の切れる子で、彼女が言った言葉をこの時思い出したのよ。
「浦島さんの説明は、
どういう目的でこの作業をするのかを言ってくれるので
仕事がしやすいです」
きっと、私の同期の経理の子は、「これやって、あれやって」と、ただ作業を振るだけだったのだと思う。
でもそれって、レンガ職人の話だと、一人目の男と一緒よね?
何のためにそれをやっているのかわからなかったら、ただ、言われたとおりにやるしかないもんね。
今、企業の管理職からよく聞くのは、「イマドキの子は、考えて仕事をしない」と言う言葉。
私もそうなんだろうな・・と思いつつ、もしかしたら、その原因を作っているのは、教えている上司の方なのかも、って。
仕事を振るにしても何にしても、ただ「やっておけ」では視野が狭すぎる。
結果、目先の言われたことしかできないのでは?
でも、その仕事の目的とか、何のためにこの作業をするのかを説明した上で仕事をさせれば、全然違う心持ちで仕事をすることにならない?
「あぁ、そういう目的だったら、
こういう風に工夫して資料を作成した方がいいかな?」
とか、
「早めに仕上げた方がいいよな」
とか。
考えて仕事をこなすことができると思う。
仕事の目的まで説明するのって面倒くさいかもしれないけれど、これも‘考えて仕事をする部下’を育てるためには大事なこと。
それを忘れてしまっている上司が多いのかもしれないのかな・・・
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