"艇の一部になる" | 同志社大学ボート部公式ブログ


お世話になっております。
3回生女子漕手改め、女子コックスをさせていただいております福井彩夏です。
今は朝日に向けてw4x+のコックスとして船に乗らせていただいています。

春ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はと言うと、桜が咲き誇っていることに喜びを感じながらも、花粉の猛攻に苦しめられる日々です。
春は何かと忙しい季節で、新生活の準備、新入生歓迎会の準備、バイトもこの時期繁忙期でてんてこ舞いです。


さて、そんな春目前、個人的に一つ大きな人生の分岐点を迎えました。
冒頭にも述べましたが、2年打ち込んだ漕手を引退し、折り返しとなるタイミングでコックスに転向いたしました。
様々な理由でそうならざるを得なかったわけですが、一番大きい要因は最後まで上がらなかったエルゴ値です。

「努力すりゃよかった話やん。」

たしかに。それには間違い無いんです。
今言っても言い訳にしかならないんですけど、私にも色々考えていたことや事情もあり…今となっては本当にどうでも良い話しなんですけど。
なった理由なんて本当にどうでも良いんです。
なってしまったものはなってしまったもの、これからどうするか。
なったことにマイナス感情は無く、コックスというポジションに憧れや尊敬の念がありましたし、何よりこんな状況になっても部で活躍させてもらえるというのはありがあい話なので。
実際やり甲斐も感じています。
ただ、2月からコックスをさせていただいており、早2ヶ月が経とうとしていますが未だに "お荷物" 状態です。
昨年のインカレでのコックス経験を活かそうにもあの時とは何かが違う。
もやもやしたまま船に乗る日々です。
でもそれではいけないのは重々承知しておりますし、お荷物を脱したいのが本心です。


そんな中、先日コックスだった先輩に
「船に乗るとき一番何を意識していましたか?」
という問いかけをしたところ
「どれだけ自分が艇の一部になれるか」
とのお言葉をいただきました。
簡単そうで実際とても考えさせられる難しい言葉です。
まだこの言葉の真意は見出せておらず、私なりの答えを出そうと模索中ですが、まずこの言葉をいただいたとき、とても素敵な言葉だと思いました。
艇の一部になり、クルーと一体になり、コックスもまとめて5人で一糸乱れぬパフォーマンスをする…
そんな風に周りを圧倒出来るようにこの春で答えを確立できると良いなと思っております。


"お荷物" を脱し、"艇の一部" になり、満開の桜のごとく他艇や他大学を圧倒し魅了するようなパフォーマンスが出来るよう、サポートを続けていこうと思います。
同時に、このように様々な想い、熱い情熱を持った同志社大学ボート部員に勧誘されて多くの新入部員が来てくれることを願って、新人勧誘頑張ります!
(田辺隊長の名の下、田辺部員を多く獲得したいですね…笑)


最後に先日ランをしていた時に見ることのできた石山寺周辺の桜をお届けします。
{DA03F6E2-8F91-45AC-BAE8-A73D9DCD8F0F}
{168A55BF-3E58-4D14-9A5C-8291BD5CE703}
桜と川とボート。最高の組み合わせですね。


決意表明のようなブログになってしまいましたが、最後までご精読ありがとうございました。これからもご支援の程宜しくお願い致します。