昨日はさとう式リンパケア
インストラクター講座の３回目に
佐藤先生の
アシスタントとして東京へ
そこに
乳がんの為
リンパ浮腫に悩む
女性が
一縷の望みを
手繰り寄せるように
北海道から来場
この日体調不良だった
佐藤先生に変わって
急きょ私が
彼女を施術する
運びとなった
彼女に触れて
愕然とした
こんな事って
あるんだ・・・
浮腫で倍以上に
腫れあがった
彼女の左腕は
まるでコンクリートのように
硬くそして重く冷たい
まるで氷の塊に
触れるかのようだった
左腕は
自力では全く機能せず
１ｍｍとして腕を
持ち上げることは
出来ない状況
生きている人で
これほどまでに
筋硬縮がある人に
触れたのは
初めてだった・・・・
ゆっくり
施術方針を考える
なんて暇も
与えられず(^▽^;)
さらには
１０数名の受講生が
これから私が行おうとする
施術を動画に納めようと
カメラを構えている
通常とは全く異質な
スペースでの施術
あるのは
彼女のさとう式
リンパケアへの
信頼と
筋ゆるの可能性を
確信している私…
一瞬だけシーンとなった
ちょっとだけ
彼女に背を向け
空を見上げた
どうする？左満花？
瞬時に
施術の手順を
頭に描いた
そして・・・
「うん！」と
心でうなづいて
笑顔を添えて
振り返り
施術を開始した
もちろん
上級筋ゆるしかない
彼女に出来るだけ
負担をかけず
広範囲の筋肉を
一気に緩めるには
この方法が一番いい
手から手に・・・・
導かれるように
施術した
カチカチだった腕が
徐々に柔らかさを
取り戻し始めた
全く動かせなかった
腕が動いた
指先が動いた
グーパーが出来るようになった
と彼女
何度も何度も
ありがとうと言って
嬉し涙を流した
施術風景の
動画を取っていた
受講生から
もらい泣きの声が聞こえた
その場に居合わせた
全てのものが
拍手で彼女を称えた
奇跡じゃないです
Wishが
(叶う可能性の低い望み)
Hopeに
(叶う可能性の高い望み)
変わっただけなのです。
それを変えたのは
私ではなく
変わる！と
決めた彼女の思いです
その思いが彼女の
浮腫を軽減させ
腕を動かしたのです
私の施術は
その思いをサポートした
単なるツールです。
変わりたい！と
願い
ＷｉｓｈからHopeに
シフトさせた
彼女の思いが
全てなんです
この思いなしに
施術の効果を
上げることは
不可能なんです
服が自分で着れます
ズボンのボタンが
つけはずしもできます
ランチタイムに一緒に
お弁当を買いに行った
「おつり左手でもらってみます
」左手でおつりが受け取れた
沢山のありがとう
そして
別れ際・・・・
「左満花先生
」と言ってほんのちょっと前まで
動かせなかった
左手でチャーミングに
私にバイバイ
をした良かったですね
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