えぇ~!KikuにCT? | 人生はいつからだってハッピーに向かい出す!人生100年時代を健康に!キレイに!ハッピーに!

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学校で転んで頭を打ち、たんこぶができた。
その後の様子は問題なく、予定通り、下校後ヘルパーさんと過ごしていた。

しかしその後、だんだん、顔が蒼白になり、オエ~っの連発、鳥肌が立ち、寒い寒いといって地下鉄で移動中もぐったりいびきをかいて寝てしまって・・・。とヘルパーさんも焦り気味汗

かなり楽天的な私も、Kikuの様態に、久しぶりに焦った 汗

で・・・

どこへ連れて行こう・・・Kikuの主治医に連絡しようかと思ったけど・・・ち~とばかし、病院が遠い・・・。もたもたしてられない・・・ 汗

一度行ったことのある、病院の時間外へ連れて行った。

受付で・・・・

症状を伝え、加えて・・・「発達障害を持っているので、診察がスムーズにいく変わりませんが・・・・。」

「分かりました。こちらでもわかりやすく、できる限り配慮して診察させていただけるよう、医師、看護師に伝えます」

何?何?あれ?わぁ~ラブかなりいい感じ。発達障害の特性に理解ある看護師さんとお医者さんだといいなぁ~と心で願いながら拍手・・・待つこと数分。





「Kikuく~ん、大丈夫?疲れちゃったねぇ~、おなかもすいてるかなぁ~」



看護師さんだった。




「まず、熱を測りたいのですか、大丈夫でしょうか?」
「脇ですか・・・・どうでしょうか?一度やってみます。」と私。

「Kiku君、今から、お熱測ります。脇の下で測ります。」と看護師さん。


「やだぁ~」とKiku。

「では、ママに測ってもらいます。いいですか?」と看護師さん。

「うん」とKiku。


そして・・・


「CTを撮りたいのですが、どうでしょうか?」
「難問ですねぇ・・・一度トライしてみますが、まずCTのお部屋までいくかどうか・・・」と私。

すると・・・

「Kiku君、今から、お写真を撮る部屋に行きます。」

「やだぁ~悲しい

「では、お部屋だけ見てみます。」

「部屋みて、かんがえよ~よ、Kiku」と私。

「では、Kiku君、立ちます。エレベータに乗ります。3階に行きます」

すると・・・

むくっと立ち上がり、泣きながらだが、エレベーターへ乗った。

すごぉ~い、この看護師さん、すごいぞぉ~。



CTのお部屋の前で・・・





椅子に座ってまま、中に入れない・・・





すると・・・




「Kiku君、立ちます、中の部屋を見ます」



するとどうでしょう、立ち上がり、中を見て、嫌がりながらも、CTのベッドの上に寝た。



すごい!



当然だけどじっとはしていられない・・・涙が止まらない。(私は閉所恐怖症で、MRIをトライして、恐怖で心拍も上がり、涙と震えが止まらずダメだから、Kikuの気持ちもわかる)


検査の男の先生2名と看護師さんと私もKikuを囲み・・・


「では、先に医師に見てもらってから、どうしても必要と判断されたとき、CTにトライしてみましょうか」

「そうですねぇ~。今無理やりやろうと思えば、できますが、ここでトラウマを作ってしまっては、もし今度本当にもっと深刻な事態のとき、CTを撮らせてくれなくなるのも心配ですもんね」


と話し合っているではないか・・・


えぇぇぇ~いったいこの人たちはなんなの?

なんかすごいじゃん、みんな発達障害についてお詳しいのかしら?特別に勉強なさったのかしら??こんな理解ある環境で、Kikuの緊急事態を対応できるなんて、嬉しいぃ~♪感激♪

受付の方といい、看護師、CTの先生方絶妙なチームワークじゃない???
なんかとても素晴らしい♪

で、結局、医師の判断にゆだねることに・・・

「Kiku君、あの丸い椅子に座ります。」と看護師さん。おっ、座ったぞ!

「まぁ~どうだん?今晩ちょっと様子見といてぇ~この7つの項目の中で一つでも異変が起きたら、またおいでん」(←さすがに、実際おいでんとは言われてないけど、おいでんって言われたイメージのする先生)

こうしてKikuのCT騒動は・・・

絶妙なサポートをしてくださった、受付、看護士、CTの先生(って何て呼ぶのかしら?)と、なんとも三河弁チックで親しみやすいが、微妙に頼りなさげな医師の診断で、しめくくられた。

結局今回はCTは撮らずに終えました。

その後、眠り続け、夜の10時ごろ、まるで魔法が解けたかのように目をさまし。元気を取り戻し、今日学校に向かったKikuなのです。

Kikuの緊急時これほど静かに、検査や診察が行われたのは初めてかもしれない。通常なら、とにかく周りの大人がわぁ~わぁ~。しまいには怒り口調になりながら、医師にムッとされながらのことが多いが。

発達障害支援に心得のある医療従事者がいるだけで・・・実に静かでスムーズで・・・。

身体プロンプト(?)という名の下の体をつかんでの無理強いだとかも当然なく。特別な技を使ったわけでない。ただ単に分かりやすい話し方をしただけ。Kikuの体に触れることなく、実にスムーズだった。

そのあと少し、看護師さんとお話ししてて、Kikuの主治医さんと同じ病院でかつて勤務していたことが分かり、なんだかご縁を感じないでもないなぁ~笑顔

支援って結構、とっても些細なことだったりします。今回のような支援が支援ではなく、どんな場面でもこれが、スタンダードな在り方であってほしいなぁ~って願ってしますし、そうなっていくことを期待して、私も頑張っていきま~す。


それにしても、実にあっぱれキラキラ拍手キラキラ


最後にKikuが言った。

「あの、看護婦さん、とても優しかったねドキドキ大

ママもそう思う・・・

本当に、無事でよかったね、Kikuラブ