前回は→その6           最初から→その1


Sの所では余り見えないからと何故か私の所に姿を現したその女。


毒々しいまでのその雰囲気は正に『不気味』という言葉がぴったりでした。


彼女の嫌がらせとは・・・・


鏡台の鏡を見ている時に急に後ろに立って居たり・・・・


ドアを開けようとした瞬間、ドアの真ん中に彼女の首だけが生首の様にニュッと出てきたりしました。


普通なら怖がるでしょう・・・

だが、そこはタカチホなので、実はタカチホは生きている人間の方がずっと怖いと考えてるので


「そんなんで怯えると思ってるのか!」動じないのです。


そうなんです。この態度こそがミソなんです。


その事はこのシリーズがどんどん進むにつれて意味が解ってくると思いますので、興味ある方はどうぞご覧下さい。


それからも・・・・。

私が無視していると顔を覗きこんだりしてきます。

私は目線を合わせず意識を絶対そちらに向けない様にします。


そして、極めつけな出来事が起きました。


あれは、子供がまだ小さかった時にお風呂に一緒に入って居た時に起こりました。


お風呂から上がった時に赤ちゃんというのは、風邪引かないようにというのと水気をふき取る為にバスタオルにくるんで置くんですが・・・・。


置こうとした途端バスタオルの所から出ている顔が、その女の顔になって居たんです。


これには、さすがに、うわっ!と思いましたが、タカチホは、一瞬で子供を落とすもんか!という瞬時の判断をします。


私が思う、幽霊の霊障ってこいう事も含まれると思います。


お岩さんの怪談にも有る様に、こういうのが自分に見えてしまい、かといって他からは解らず、恐怖に気がふれたりするという事。


または、崖などで見掛けてしまい、恐怖でハンドル操作を誤って下に落ちてしまった話し等も。



私は徹底的に「恐れない!」という事を主張いたします。



何故なら私はこれで何と言う事なく物事を解決してきたから言えるのです。

今回の例は強烈でしたし、代表的な物だったので書きましたが、当然他にも色々な体験をしました。



私のブログは怪談コーナーではないので、霊障の実体験の話しはこれで止めますが・・・・



恐れると意地悪な霊は大喜びで、脅してくると思います。

それは人間のキャラ設定をそのまま当てはめると理解できます。

いじめっ子は反応が有る程大喜びします。

それか弱いとわかると調子に乗ります。



なので・・・徹底的にスル―する事を私は提案したいのです。

そして・・・時には気を強く持って対峙する事も必要かもしれません。そこを霊能者の人に頼む方もおられるのでしょう。

ただインチキは見分けた方が良いのではと私は言いたいのです。



だって高額のお金払って何の効き目が無かったらどうしますか?


私なら腹立ちますけどW

騙される人というのはどうやら盲信してたりしていて、人の話しを聞こうともしなかったりします。



そっちの方が幽霊よりよっぽど怖い事だとタカチホは思っています。



そして、このSに取りついていた女は最終的にどうなったかと言いますと・・・


私は彼女が良く出入りしている場所の近くのカウンターに、これでもかって位にW大きな盛塩をしました。


そして、ふすまを閉めて(帰宅した家族の音で子供が目覚めない為です)寝て居たのです。

なので、向こうの様子は見ないまま寝てしましました。


寝たのが9時過ぎ位・・・・


そして私は、ジイジの叫び声で眼を覚まします。



「うわぁぁぁぁぁぁぁあっ! 

          

           何だ、これは~!」



私は、突然の大きな声で驚いて飛び起き襖を開けたのです。



するとね・・・・・ 

        するとそこには・・・・



何と、少なくとも水をコップ一杯程もかけた様に、ビシャァッ!と塩が水浸しになって居たのでした。

ジイジが帰宅したのは夜中12時、つまり置いてから三時間程度です。その時間内にそれほど塩が水を吸湿したりは不自然ですよね



盛塩については、色々な見解もあり正しいとかどうとかは解りませんが、私の場合は少なくともそれ以来全く出なくなりました。



そして・・・。すると不思議な事が起きたんです。



その出来事が有った翌日に何とSから電話があり。



「もう仕方ないと思って諦めて居たのだけど、癌では無く内膜症で済んだ。奇跡としか思えない。」



との事・・・。以来彼女は墓まりを欠かさなくなったそうです。



私はこの体験から例え身内の知り合い?みたいな霊であっても、寂しい思いをさせれば同調して祟ったりとか有るんだなと思いました。

例えば兄弟だからって必ずしも愛を持っている訳ではないという感じでしょうか・・・・。



次回は、心霊写真は一体どうするの?

というお話をして行きたいと思います。


続きは→その⑧