前回の記事は→その2           最初からは→その1 


友人「どうして見つからないんだろう、おかしいな、ここで間違いない筈だ」
私「看板が有るけど・・・一体どこに有るんだろう・・・?」

私達はキョロキョロしながら走り始めます。

何往復しても見つからないんです・・・。

友人「う~ん何でだろう・・・?もう取り壊したとかかなぁ?」

私「いや、書いてあるのが新しかったからそれは無いと思う。ただ理由は書いてないけど入り口が解りにくいとは書いてあった。でも何故かは書いて無かったらどういう事なのかわからないなぁ」

友人が少し苛立ってきているのが伝わり、私は申し訳ない気持ちで一杯になりました。
ここに来るまでに、二時間はかかったのです。もし・・・・見つからなかったら・・・・どうしよう・・・。

ここは典型的な田舎道で、道を聞こうにも人通りが無いのです。

私が余りに見つからない場合、友人に悪いから諦めようと思ってた矢先、何と通りがかった、とある民家から夫婦らしき方が玄関に出てきたのでした。

御夫婦らしき男女が口を揃えて「どうしました~?」

何とドラマの様な展開ですが、向こうから声をかけてくれたのでした。
多分ウロウロしてたので窓から様子でも見て居て心配して下さったのかもしれません。

私達は、事情を説明します。

すると・・・何とこの御夫婦らしき方達、「私達が案内してあげるから車に着いておいで!」

となんとわざわざ一緒に行って下さるという展開になったのでした!

砂利道を二台の車が、ガリガリガリ~と音を立てて走ります・・・・

そして、とある所で車が停まりました。

けれど・・・・私達は思わず「あれっ?」という顔でお互いの顔を見合すのです

だって・・・・そこは・・・・さっきの立て看板が有る所・・・・
 
どうして見つからなかったのでしょうか・・・・その訳は実は無理もなかったのです。


続きは→その4