さて・・・・。皆様はこの様な絵を見たことが有りますか?

この三つ目がある迫力のある姿です。これは何でしょうか?

実は日本の大黒様でもあるのです。


えっ本当なの?


たかちほむらのブログ

ウィキペディアより引用→こちら

マハーカーラ(Mahākāla)

ヒンドゥー教の神の一柱で、シヴァの別名のひとつとされる。マハーは「大いなる」、カーラは「黒、暗黒」を意味し、世界を破壊するときに恐ろしい黒い姿で現れる。シャマシャナという森林に住み、 不老長寿の薬をもつ。力づくでも人を救済するとされる。


仏教にも取り込まれ、大黒天と呼ばれる。日本での大黒天は、「大黒」と「大国」の音が通じていることから神道の大国主神と習合している。日本の大黒天が上記の本来の姿と違い柔和な表情を見せているのはこのためである。


因みにナハーカーラの別名とされているシヴァ神とはどんな神様なのでしょうか?


シヴァ神

ヴェーダ神話に登場する暴風雨神ルドラを前身とし、

リグ・ヴェーダ』で「シヴァ」はルドラの別名として現われている。


暴風雨は、破壊的な風水害ももたらすが、同時に土地に水をもたらして植物を育てるという二面性がある。


このような災いと恩恵を共にもたらす性格は、後のシヴァにも受け継がれている。

ヒンドゥー教の三神一体(トリムールティ)論では、3つの重要な神の1人として扱われ、世界の寿命が尽きた時、世界を破壊して次の世界創造に備える役目をしている。

~以上が引用です


つまり・・・荒神様でも有ると言う事でしょう。


以下は高野山霊宝館よりの引用です→こちら

高野山の各寺院でも厨房には大黒天が祀られているそうです。

しかし両界曼荼羅(胎蔵界)に描かれる大黒天はこのようなイメージとはかけ離れた姿で、三面三目六臂で剣・兎・人をつかみ、上の両手で象皮を被ります。

「大黒」という名の由来については、インドで人肉を食らう鬼神である荼吉尼天を調伏するため、大日如来が曼荼羅に描かれるような黒色忿怒相の摩訶迦羅天に姿を変えて現れたことによる、とされます。

日本においてはわが国古来の神である大国主命(おおくにぬしのみこと)と習合し、負袋形式の大黒天が主流となり、忿怒相から破顔微笑し、槌(打出の小槌)を執り米俵を踏む像へと変化していきました。さらに大黒天信仰が広がり、複雑化するにつれてさまざまな偽経が生まれ、三面大黒や六大黒、夫婦大黒といった特殊な像がつくられるようになりました

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三面大黒天。仏師 渡邉宗雲様の作品より

つまり・・・大黒を大国として集合したと言う事です。

だから姿に関しては全く違うものになっていますが

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ここまで、わかる事は

大国=大黒=マハーカーラ=シヴァ

という事です。


実は、この四つが同じものを示すという事に気が付いたら全ての謎が解けたのです!


そして本当は頭が三つあるのでなく、三面という所。

その部分を掘り下げて行きたいと思います。



続きは→その2