北朝鮮「金正日将軍の歌」
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【このコンテンツは批評目的による北朝鮮の音楽からの引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。著作権者主体者の権利、音楽の美学を侵害した場合このページに限り、いかなる修正・削除要請にも応じますので、ご教授ください】 北朝鮮から、「金正日将軍の歌」(こちらで試聴 )を研究。オーケストラによる荘重な演奏。申し訳ないが朝鮮語の学がないもので、歌詞は適当。キーはC#メジャー。 【A】
という進行。スリーコードにトニック代理Ⅲm7を加えたシンプルな構成だ。 【B】
Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ7-Ⅰ と物凄くシンプルな構造。まるで先進資本主義諸国の企業が放つTV-CMの社名・商品名歌唱部分のよう(参照 )。 人は他人に対して何かを説得したり、あるいは勧誘したり、またあるいは洗脳したりするとき、もっとも単純で聴きなじみのあるコード進行に乗せて目的を果たそうとするのだろう。得てして軍歌なり、革命歌はそういうものだ。この曲は、国際労働者連盟の歌「インターナショナル」(立て飢えたるものよ♪)にインスパイヤされたような気がする。 何かの番組で見たが、キム・ジョンイル氏は国民に対してはロックを聴くことを禁止しているが、本人はエリック・クラプトン(Eric Clapton)のCDなどを買いまくっているという。で、何でこんな歌、歌わせんねん。 ■関連記事:タイゾー(杉村太蔵)「ヒラリーマン」フレーズ解析 ホリエモンと尾道 テコンV ☆音楽解析の続編は『コチラ』 にて! |