ワコール「シェイプパンツ」CM
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タモリ倶楽部のオープニング繋がりで、伝説のワコール「シェイプパンツ」のCM音楽を採り上げよう。このCMは1982年に放映されたものであるが、一種の社会現象ともなり、中学校・社会科の教材資料などにも採り上げられていた。ご記憶の方も多いであろう、「ガードルでもない。ショーツでもない。もう、これは、シェイプパンツ」というキャッチフレーズ。 早速、コード進行を見てみよう。キーはEメジャーだ。
単調な1コード進行から発展したⅠ-Ⅳヴァンプ なのだが、ベースとギターは敢えてコードAの音を出さず、Eコード音を持続させている。こういった演奏スタイルはアメリカ南部のスワンプ・ロック系に多く見受けられ、独特な泥臭さを演出する。
トニックⅠ(=E)の代理コードⅢm(=G#m)でヴァンプを持続。ここで初めて、ベースとギターはコードAの構成音を鳴らし始める。このことにより、単調なコード進行に彩りを添える。
#自分の女房は少女時代、当時の松田優作ライブを見に行ったことあるらしい。くそ、ワシも見たかった。
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