風の噂で『おもいで号』の解体が始まったと聞ました。
13日の郡山回送の時、自分的には松川駅で『さよなら』をしたつもりでした。
正直、解体されてる姿は見たくありませんでした。
でも、日曜日は作業がお休みらしいとの事もあり、形がわかるうちに、
今度こそ『最後のさよなら』をしようと思い郡山に向かう事を決心しました。
途中で撮影した列車もあるのですが、
この記事では『おもいで号』だけの内容とします。
郡山総合車両センターの解体作業場脇の駐車場に着いたのは、
10時15分を回った頃でした。
駐車場に入る前の道路から、既に黄色い車両が目に入って来ます。
ここで、自分の心の中でも、もう終わりなんだと実感しました
車を駐車場へ止めて、解体場の脇へ・・・
すると、間違いなく『おもいで号』が解体されていまいた。
人影もなく静かなので、今日はお休みなのかも知れません。
キハ58 414です。
もう扉関係は外されています。
内装品もありません。
踏切に向かう道路の金網のフェンスの間から・・・
外観は、まだ重機の餌食になっていなかったのですが、
余計に寂しいというか悲しいと言うか・・・
塗装状態も艶々で綺麗です。
逝ってしまうけど綺麗な姿でって事ですよね。
向こう側まで見えちゃってます。
踏切を渡って、反対側の駐車場から・・・
キハ28 2174
広角レンズは車の中に置いてきてしまったので、
この辺から、自然と涙が・・・
キハ58 414 の顔も正面から撮りたくて悪あがき・・・
名残惜しくて・・・
重機に『あかべぇ』のシール貼って可愛くしようたって、
終始、もうこの『黄色いの』を追い掛けて撮影は出来ない悲しみ、
2度と乗れない悲しみが襲ってきてしまいまして、
うまく『さよなら』が出来たかどうか自信がありません。
でも、この状況をみてしまったからには、厳しい現実を受け止めるしかありません。
自分が接した時間は短い間だったけど、色々な『おもいで』をありがとう!
そしてご苦労様でした。
バラバラになってしまっても、ずっと君を忘れないからね!
さよ~なら!