マンノウォー (Man o'War) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

マンノウォー (Man o'War)

1917~1947 牡 栗毛 米国産

Fair Play

鹿 1905

Hastings Spendthrift
Cinderella
Fairy Gold Bend Or
Dame Masham

Mahubah

鹿 1910

Rock Sand Sainfoin
Roquebrune
Merry Token Merry Hampton
Mizpar

 

米、加で22戦21勝

主な勝ち鞍:プリークネスS、ウィザーズS、ベルモントS、トラヴァーズS、ローレンス・レアリゼーションS、ジョッキークラブS

 

米国競馬史上屈指の名馬と謳われる赤栗毛の怪物。人呼んで“ビッグ・レッド”。2歳7戦目サンフォード・メモリアルS(ダ1200m)で直線、内へ外へと距離をロスし、アプセットに半馬身敗れたのが唯一の敗戦、3歳ドワイヤーS(ダ1800m)でジョンピーグライアーを相手に直線半ばまで並走、ゴール直前で一鞭もらい1馬身1/2差で勝ったのが唯一の接戦と云われ、そのほかのレースでは筆舌に尽くし難い強さを誇った。ベルモントS(ダ2200m)では2着ドンナコナに20馬身、2分14秒2の全米レコードで圧勝、ローレンス・レアリゼーションS(ダ2600m)では2着フードウィンクに公式発表100馬身、2分40秒8のレコードタイムで大勝した。引退レースとなったカナダ・ケニルワースパークGC(ダ2000m)では名馬サーバートン と対決、初代三冠馬を全く寄せ付けず7馬身差で楽勝した。

 

参考文献:

『世界の名馬』 p.71-86

『伝説の名馬4』 p.133-144

『世界名馬ファイル』 p.34-37

『世界百名馬』 p.70-71

『20世紀のアメリカ名馬100』 1位(週刊Gallop収録)

 

【うまコラム】⇒⇒マンノウォーあれこれ