タッチストン (Touchstone) | 世界の名馬を日本語で ブログ版

タッチストン (Touchstone)

1831~1861 牡 黒鹿毛 英国産

Camel

黒鹿 1822

Whalebone Waxy
Penelope
Sellm Mare Selim
Maiden

Banter

黒鹿 1826

Master Henry Orville
Miss Sophia
Boadicea Alexander
Brunette

 

英国で21戦16勝 (確認されているモノのみ)

主な勝ち鞍:英セントレジャー、アスコット・ゴールドC(2回)、ドンカスターC(2回)、ヒートンパーク・ゴールドC(2回)

 

父の名は「ラクダ」Camel、母の名は「ひやかし」Banter。頼りない馬体から育成段階ではまったく期待されておらず買い手も無かったので、生産者の初代ウェストミンスター侯爵が仕方なく自分の勝負服で走らせたところ長距離戦で大活躍。3歳、2連勝のあとリバプール・セントレジャー(距離不明)はゼネラルシャッセの2着。穴馬として臨んだ英セントレジャー(芝2930m)では、後方から先頭集団にとりつくとアッという間に馬群から抜け出しブランに4馬身差をつけて快勝。この一戦で株を上げ、5歳アスコットGC(芝4000m)では逃げるロッキンガムをゴール前で交わし2馬身差の楽勝。引退レースとなった6歳のアスコットGCでは好位から楽に抜け出しスレーヌに6馬身差をつけて圧勝した。英国で4度首位種牡馬となり、ドミノハンプトンハイペリオン 系の祖となった。

 

参考文献:

『伝説の名馬3』 p.103-113

 

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