聞く気が無いなら、出てって下さい。
普段は(有り難いことに)
全国からお声がけいただき、
講演会やセミナーのお仕事が
殆どなのですが
昨日は久々に
「研修」のお仕事でした。
まぁ、研修っていっても
普段のセミナーや講演と
あまり内容は変わらないんですけどね。
テキストもスライドも
使いませんし(笑)
でも、1つ大きな違いがありまして。
何だかわかります?
その違いってのはですね、
「自らの意思で参加している人」
の割合が少ない。
って事なんですよ。
講演会やセミナーってのは、
「聞く意思を持った人」
つまり、
自分で積極的受講意思を持っている人が
自ら申し込んで参加。
という事が多いのに対し
研修ってのは
「行けと言われて来た」
積極的受講意思の薄い人が
場合によっては多数を占める。
って感じです。
まぁ、皆さん
ちゃんと聞いてくれているんですよ。
でも、会場の空気は
「おいおいおい」って感じるほど
まるで別世界(笑)
で、たまーに
身体全体から
「ったく、早く終わんねーかな」
という空気を出している人
いたりいなかったり(笑)
※注
昨日の研修の出来事じゃありませんので、、、
あしからずご了承下さい(笑)
で、その空気を
「積極的受講の空気」
に換える事が、
研修時の講師に求められるワケです。
さぁ、その時私は
何をすると思いますか?
アイスブレーク?
グループワーク?
違う違う。
「聞きたく無い人は聞かなくていいです。
聞きたいと思ってくれている人だけに
一生懸命お伝えしますから」
「っていうか、お互い時間の無駄なので
聞きたくない人は出てってください」
と言っちゃう。
ってのが正解です。
聞く気が無い人にも
「お!面白そうかも!」
と思っていただき、
いやぁ、来てよかった
って思って頂くのは重要。
いや、そうすべき。
でも、ハナから不機嫌オーラ出して
やる気有りませーんって人は
私の受講生じゃなく、
単なる邪魔者なんですよ。
会場の空気が悪くなります。
せっかく積極的に受講しよう!と
考えている人の士気が下がります。
リピーターを増やすため、
お客様を絞りましょう!
断る勇気を!
なんて言ってる講師である私が、
ハナからやる気の無い人を相手に
ご機嫌取りのようなセミナー、
やってる場合じゃないんですよね。
そんな人は、受講生にあらず。
そんな人は、お客様にあらず。
仕事が減っちゃうんじゃない?
なんてビビリながら、
お客様お客様!
と作り笑顔を浮かべて
ご機嫌取りセミナーを日々やってる
あなたへ。
義務教育でも何でもないので、
その意思が無い人に
コチラから迎合して聞いてもらう
なんて事、全然しなくていいんです。
こっちゃ、一生懸命やってんだ。
バカにすんな!
って言ってやって下さい。
ブログ移転のお知らせです
本ブログにお越し頂きまして、誠にありがとうございます。
9月11日より、
以下にてブログを掲載しております。
これまでと変わらず、毎日更新してまいりますので
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
なんとも単純。お客様がアナタに飽きる理由。
昨日は、
京都のホテルを出発してから
東花輪までの280分電車旅の最中
(珍しく)一睡もせず
そして、
ホテルに着いてから寝るまでの間もずっと
ずっと、Kindleで漫画読んでました。
以前、
AmazonのKindleストアで
全巻まとめ買いして読んでいなかった
キングダム(Kindle全巻まとめ買い)
http://amzn.to/2c0vBAH
コレです。
現在の最新刊が43巻ですが、
昨日1日で16巻まで読破。
いやぁ、今こうしている間も
続きが読みたくて読みたくて
仕方ありません(笑)
でね、職業柄考えるワケですよ。
この
「次が気になって仕方ない感じ」
面白い感情だなぁ。
なんて。
なぜ、
続きが気になって仕方ないのか。
まぁ、理由は簡単で。
「そこ(手元)に続きがあるから」
なんですけどね。
手元(すぐ見られる場所)に
続きがある時、この
続きが気になって仕方ない感情(=渇望感)
ってのが最強なんです。
手元に無いと、
この渇望感はどんどん薄れ、
やがて
「ま、いっか」
と闇の中。
も少し詳しくご説明しましょうか。
例えば、
何か連載モノが掲載されている
・月刊誌
・週刊誌
そして
・手元に続きがある「キングダム」
どれも、1冊読み終わった後の
「あー、続きが気になる!」
って瞬間風速は同じくらいなんですよね。
でも、時間が経つと
その他の色々諸々に意識が奪われ、
渇望感は減退していきます。
ジワリジワリと。
で、
リピーター創出最大の敵
「ま、いっか」
という感情が頭をもたげてきます。
という事はですよ、
渇望感がゼロになってしまう前に、
次の回を提供した方が
離脱は減る(=リピーターが増える)。
という事です。
渇望感が強く残っている間に
次!
はい、次!
はい、次!
と連続したアプローチを施す。
これが重要なワケです。
という事で私は、
今日もせっせと日刊メルマガを
書き続けるのです。
(アナタの渇望感があるかどうかは別としてw)
いいとこ取り、ダメ、ゼッタイ。
昨日、スポットコンサルティングを
実施させて頂きましたFさん。
ただいま、新しいビジネスの
立上げ準備中です。
いいですねぇ、
新しいチャレンジって。
ワクワクします。
実は、数カ月前にも
スポットコンサルティングを
受けていただいており、
その後いかがですか?
という感じでスタートしました。
で、前回からの進捗を
伺っているうちに、
ん?
んん?
って感じたんですよね。
なんと言いますか、
俗な言い方をするなら
「軸のブレ」
が散見されたんです。
アレですよ、
決して意思の弱い方じゃないんですよ。
大いなる決断をし、
たゆまぬ努力を続け
勇気を持って前進されている方ですよ。
ご本人の名誉のため。
そんなFさんでも陥るワナ。
それは
(頼む頼まざるを問わず)
色々な立場の人から
色々なアドバイスを受けてしまった。
という事。
一見、
色々な立場の人から
色々なアドバイスを受ける
ってのは、
良いことの様に思えるんですがね。
実は逆。
色々な立場の人から
色々なアドバイスを受けて
「イイトコロどり」
なんて出来ませんよ。
まぁ、極端な例で言えば
飲食店を開業しようとして、
和食のシェフ
フレンチのシェフ
中華のシェフ
不動産屋さん
内装工事屋さん
POSレジメーカーさん
広告代理店さん
それぞれの人に
「どんな店にしたら良いですかね?」
って聞いてるみたいなもんです。
(ホント乱暴な例えですが、、、)
だから私は必ず
自らの講座等で受講生の皆さんに
先ずは他の人の意見には一切耳をかさず
僕が言う事を全部やってみてください
とお伝えします。
まぁ、現に私も
そうやって来ました。
中には、
思うような成果が出せなかった事も
あります。
でも、そう気づいたなら、
その原因をしっかり突き止め
自ら改善、若しくは
それに合致する別の師のもとへ。
このやり方(?)を取り入れてから
私自身も成長のスピードが
飛躍的に向上した実感があります。
いいとこ取り、ダメ、ゼッタイ。
です。