一番影響を受けたかもしれません?

テリーボジオです。

ザッパ

これはザッパバンドの頃です。
一番最初に聞いたザッパの音源です。



Frank Zappa
Zappa in New York

この頃のテリーはトニーウイリアムスの影響が抜けきってないと思いますが、
「Black Page#1」の素晴らしいドラミングを含め完全にノックアウトしてしまいました。


UK

その後ザッパバンドの仲間、エディジョブソンを組んだ「UK」も
貴重な音源を残してます。

前任のイギリス人ドラマーのビルブラッフォードとは対照的な
肉体派のドラムを叩いてます(やっている事は非常に高度ですので、、)




UK
Danger Money

プログレッシブロックとはイギリスのユーロロックから派生した言葉です。
イギリス人ドラマーはどちらかというと日本人に近いリズム感で
偉大なドラマーは沢山居ますが、アメリカ人の強力なリズム感とは違う
物足りなさがあります。

「UK」でのテリーはそこでの穴埋めそして強力なリズムをたたき出してます!
画像のテリーは角刈りですが(笑)実はこの頃はバンドは辞めるつもりだったようです。
年代的にニューウェーブといった音楽が台頭して来て、テリーもそちらの方向へ進みます。

そして結成したのが、ミッシングパーソンズ

ミッシングパーソンズ

私はこの頃のテリーが一番好きかもしれません。
現在の超絶技巧を駆使したドラミングも良いですが、

バンドの為に曲を書き、テクニックを小出しにして(笑)
良い曲を沢山書いてます。

妻のデイルとは離婚したようですが、
ビジュアルを含め良いバンドでした。



Missing Persons
Spring Session M

その後彼は自分の進みたい方向へと進んで行きます。

SOLO DRUM

確か1988年だと思います、
このビデオを見て、世界中のドラマーはテリーボジオになってしまったと思います(笑)

私も当時同じ様な事を考えてましたが、
テリーはそれを超えた素晴らしい音楽性で圧倒されました。

その後も沢山のバンドでプレイしてますが、
彼の独自な音楽性故にバンドでは長続きしません。

もう57歳位だと思いますが、
彼の前進する姿勢には共感を覚えます。

もちろん真似しようと思っても無理ですから~~~(切腹)