「うつ」の治療法 | 精神科医:みえしん院長

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おはようございます。MPCメディカル・三重心身クリニックの臼井ですニコニコ 


「うつ」や「うつ病」あるいはいわゆる「うつ状態」はかつて「こころの風邪」といわれていた時期もあったくらいよくある病気で、誰でもかかるものです。その対策や治療はどのようになっているのでしょう。


「うつ」や「うつ病」あるいはいわゆる「うつ状態」の治療法は、
①休養
②カウンセリング
③薬物療法

という大きく3つに分かれます。


①やはりどんな病気もそうですが心身共に休息することがとても重要です。

③の薬物療法というのは精神科などを受診し、主に薬を服用して治療していく方法です。最近では副作用の少ないお薬も多数開発されており、精神科でなくても内科や婦人科などでうつのお薬(抗うつ薬)を出しているケースも多いです。


そして②のカウンセリングというのが、病の根源である原因そのもののこころのケアを薬ではなく、カウンセラーとのコミュニケーションで治療していくものです。コミュニケーションといっても家族や友人などによる助言や悩み相談、おしゃべりではなく、各種の心理学的技法を用いて治療を行っています。


やはり医師が処方してくれる薬がもっとも重要な場合も多数あります。精神科領域ではたとえば統合失調症(精神分裂病)やてんかん、あるいは同じうつ病でも「躁うつ病」(最近では双極性感情障害と呼びます)の場合は重要です。うつ病でも効果的なことが多いですが、投薬のみの治療での課題の一つは、うつ病の再発でしょう。やはり病の根源である原因は薬では退治できないからでしょう。


カウンセリングでは、コミュニケーションによって原因そのものを発見したり、考え方を少しずつ変えていくことにより、社会や人間関係で柔軟性を身に着け、広い視点対処技能を持つことができます。こころの成長につながるといってもよいでしょう。その結果ストレスへの対処がうまくなり過剰なストレスを抱え込まずに済むようになります。


休養も大切ですし、医師によるお薬の治療も大切です。同じくカウンセラーと自分なりの付き合い方を見つけることもこのストレス社会では大切ではないでしょうか。問題の早期解決にもつながると思います。


弊社が、ストレスやメンタルに関して気軽に相談できる環境を作っているのも、皆さまになるべく病気を防いで欲しいからです。ストレスがたまり、あるいは心身に変調の兆しが出てきた段階で、早めに対処することで病気を予防し、必要以上に悩むことはなくなります。このようなサポートをするのがカウンセラーです。


カウンセリングとは、メンタルの病気の予防、そして治療にも最適な方法の一つです。
私はよく「がん」をたとえに出します。そもそも禁煙など予防が大切ですし、定期的な健診が重要です。小さいうちに気付けばすぐに治ります。しかし、ずっと放っておけば悪化し治るまで時間がかかったり生命を失うこともあります。


心の病も同じです。健康な時からのカウンセラーとのお付き合いも大切でしょう。そして「もしかしたら・・・」の時点では可能な限り早い段階で専門家に相談していくことが重要です。


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