実は
日本美容外科学会は
二つあるんです。

一つは大学病院を含むの形成外科系
もう一つは形成外科以外の開業医系

お互い仲が悪くて
いつも誹謗中傷しあっています。

この二つの学会を
仲良くさせて
一つの学会にすることは
患者様にとってよいことだと信じて
献身的な努力を重ねてきました。

学会の役目は
医学の進歩に貢献することと
医師のレベルを高めることなのです。

二つの学会を対等のレベルにして
誇りある対等合併ができるように苦節10年

まもなく
具体的な作業にかかるはずでした。

学会では
患者様のための情報として
厳格な審査のもと、優れた医師を学会認定専門医に認定しています。

僕たちが
二つの学会の認定専門医のレベルを合わせることに腐心している最中に
開業医系の日本美容外科学会でクーデターがおこり、僕を含む主要役員が解任されて流れが変わってしまいました。

学会開催に先立ち
新しい執行部の方針が送られてきました。
「今回の第101回日本美容外科学会では、審査料を払ってくれれば、出席した全ての会員に論文とか試験とか実績レポートとかいった面倒な手続きなしで面接だけで認定専門医の資格を与えます」


驚愕しました。

これでは
糞も味噌も区別がつかなくなってしまいます!

今までの日本美容外科学会認定専門医は僕が審査委員長をしており、
学会での発表や症例を吟味してベテランの優れた医師ののみにしか認定専門医を与えなかったので評判が悪かったのかもしれません。

良い美容外科医を患者様に選んでいただくために作った認定専門医システムが
悪い美容外科医の商売に使われるのを危惧します。












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