高須克弥オフィシャルブログ「YES高須クリニック! 」Powered by Ameba-SBSH0211.JPG
族やるんなら

たまはらんといかん

よつわの車でチンタラ走っとったら
あかん


二輪車で
体で
風切って
はじめて
立派な族と言える


・・・・・とは言え
歳取ると
反射神経が鈍くなる

歩いていても
転倒するんだから
バイクは
危険な乗り物と
言える

だから
かっちゃんのバイクは

サイドカーつきの
ハーレー

こいつは
オロチより
運搬能力が優れている

オロチは
ドライバーの他は
一人しか
乗れないが

こいつは
サイドカーに一人、後部座席に一人
合計三人が
移動できる
スグレモノ

駐車違反は四輪車に特化してるのか
駐車違反で
切符切られたことがない

転んだハーレーは
起こすのが
大変だが

サイドカー付きのハーレーは
三輪車だから
転ばない

とは言え
スピード出してカーブ曲がるのは
やはり
命懸け


サイドカーに乗った助手が
重心を移動させて
スピード出してカーブを曲がるテクニックは

族の諸君の
尊敬と称賛の的になること
間違いなし

シヅ先生を
サイドカーに乗せて
知立バイパスで
練習

乗って見るとわかるが
サイドカーは
ものすごく
勇気のいる
乗り物なんだ

ダンプカーの車輪と
同じ高さなんだから
トラックと並行して走ると
顔のすぐ横で
でかい車輪がまわっているし
排気ガスが
もろに顔に吹き付ける
おまけに
サイドカーには
つかまるところがないから
重心移動は
ほとんどサーカス

シヅ先生は
根性で
サイドカーに乗ってくれたが

危険に気付いた僕は

助手付きで
スピード出してカーブを曲がるテクニック取得はあきらめ


偉そうに
踏ん反り返って
ひとり狼の
イージーライダーやることにした

若者の
暴走族のグループと
遭遇しても

彼らは
僕を
競争相手とは見なさず

好意的な態度で
挨拶を送ってくる

じいさんライダーは
鷹揚に
挨拶を返す

じいさんライダー
すてたもんじゃない

しかし
サイドカーから
降ろされた
シヅ先生
あまり面白くなかったんだろうな

「あんな危ない乗り物に老人が乗ってたら、いずれ、事故るわよ」

僕が
海外の学会に行ってる間に
バイク屋に売り飛ばされてしまった

僕が
新木場のヘリポートに置いていた
エアロスパシルのヘリコプターも
「いずれ事故る」と
売り飛ばされた

これは
正解だった

当時の
ヘリ仲間は
かなりの高率で

墜落したり、高圧線にひっ掛かってこけたり、風に煽られて転んたり
さんざんな結末

今度も
トヨタの営業不振で
名古屋経済が不況に突入する前に
高須クリニックの本社ビルを高値で売却したし


シヅ先生の勘で
ドバイの
高須クリニックオープンを延期したとたん
オイルマネーバブルが
崩壊した


もしかしたら
僕は
シヅ先生の
てのひらの上で
偉そうにしてるだけに
すぎないのかもしれない