ラブのセラピー活動 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

このブログで毎日写真で紹介している診療所のセラピードッグ「ラブ」

最近では私が書いている内容よりも、ラブの写真が楽しみで毎日見に来て下さっている方も多いと思いますくま

そして患者さんからも大人気ですキャハハ

ラブちゃん目当てで受診される患者さんまでいます(^_^;)

水曜・土曜は「犬のようちえん」に行っているので

ラブがようちえんから帰ってくる時間に予約を取ったり、帰りを待っている患者さんまでいます(^▽^;)

普段はラブは診察室のかごのなかに居ます。

決して吠えないですし、じっとしていることが多いため

かごの中にラブが居ることに全く気付いておられない患者さんも多いですくま

ラブ希望の患者さんは診察の時にラブを抱っこしてもらったり、診察後に触れ合ってもらったりしています。

犬介在型診察です。

でも、ラブが一番必要とされる現場は実は手術室なんです。

だって最も緊張する瞬間じゃないですか。

手術室に入ってこられた患者さんの緊張した顔が

ラブを見ると一瞬で笑顔に変わるんです(‐^▽^‐)

そして手術中もラブを目の前に座らせて触ってもらっています。

でも・・・

最初は患者さんを励ましてくれているのですが、時間がたつと寝てるんです(-_-;)

ラブ!
ちゃんと仕事しなさいよ~!


と声をかけても一瞬起きるのですが、また眠り始めます。

先々月に手術を受けられた男性患者さんが超緊張されてて、手術中、ず~っとラブに話しかけておられました。

でもラブのまぶたがだんだん重くなって眠り始めました・・・zzz

そうすると患者さんが

「こら!ラブ!起きろ!

お前、セラピードッグやろ!

ちゃんと仕事せなあかんで!」


とラブに向かって言っておられましたえへへ…

もう手術中に大爆笑でした笑

通常はセラピー活動は犬の集中力と体力を考えて1時間半以内にとどめなければなりません。

ですが手術日は長時間のセラピー活動となります。

朝8時半から手術を開始し、夕方までみっちり手術室に居ます。

さすがに集中力と体力が限界になるのでしょう。

犬は1日のうち半分を寝て過ごすので、そもそも朝から夕方までの勤務は無理なんですねガーン

だから手術中に眠ってしまうんです涙

それでも不安の強い患者さんだと心配してペロペロなめたり、近寄って行こうとします。

犬って分かるんですね。

ラブはとってもやさしいので、不安な人や悲しんでいる人を見ると慰めようと近寄って行きます。

そしてセラピー活動をした日はラブはぐったりしていますうへー

やっぱり犬も疲れるんですね。

合間で寝ないともたないのだと思います。

なので手術中に寝ていても大目に見てやって下さい苦笑

でも

ラブちゃんの寝顔を見てるだけで癒されます

と言われる患者さんも多いです。

というわけでラブのセラピー活動は長時間に及びます。

日本アニマルセラピー協会に登録されているセラピードッグの中で

ラブは最も長時間セラピー活動をしているセラピードッグだと思います^_^;


ラブ希望の方はご予約の際にお申し出下さい。

また犬が苦手な方も遠慮無くお申し出下さいね!


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診療所のセラピードッグ「ラブ」
左端がラブです♥
プードルには色々な色の犬がいますが
ラブの色は「レッド」です