鼻や顎のシリコンプロテーゼは、何年かしたら入れ替えないといけないというのは本当か?
皆さん、こんばんは
今日は大阪で診療でした。
今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって、本当にありがとうございました(>_<)
今、帰りの新幹線の中でブログ更新してます
それでは本題に入ります。
鼻のシリコンプロテーゼ希望の患者様の診察をしているとよく、「シリコンプロテーゼを入れた後、何年かしたら入れ替えないといけないというのは本当ですか?」と質問されます。
私の答えは、「あなたの鼻に合ったプロテーゼを正しく入れれば、入れ替える必要はありません」です。
当院では、I型プロテーゼを使用しております。
その人に合った厚み、長さ、形のI型プロテーゼを、正しく骨膜下に入れれば、年月が経って、プロテーゼの輪郭が浮き出たり、ずれたり、飛び出たりすることはまずありません。
逆に、その人の鼻に合っていない、極端に厚いプロテーゼを入れて無理に鼻を高くしたり、極端に長いプロテーゼを入れて無理に鼻先を延ばそうとした場合は、年月が経って、プロテーゼの輪郭が浮き出たり、ずれたり、飛び出たりすることがあります。
また、L型プロテーゼを入れた場合も、鼻先の皮膚に負担がかかり、プロテーゼの輪郭が浮き出たり、ずれたり、飛び出たりすることがあります。
人間は歳をとると、老化によって皮膚が薄くなるので、その人に合っていないサイズのプロテーゼを入れると、歳をとって皮膚が薄くなったときに、プロテーゼの輪郭が浮き出て見えることがあります。
また、鼻は表情を作ったときに動くところなので、その人の鼻に合っていない長いプロテーゼやL型プロテーゼを入れると、動きによって、徐々に上にずれたり、鼻先から飛び出たりすることがあります。
ネット上などで、「プロテーゼを入れると、何年かして入れ替えなければならない」というデマが流れているのは、おそらく、自分に合っていないサイズのプロテーゼやL型プロテーゼを入れて、何年かして不自然になって、本当に入れ替えなければならなかった人がいたからだと思います。
高須クリニックでは、原則として、その人に合っていないサイズのプロテーゼやL型プロテーゼはお勧めしませんので、ご安心ください。
また、今現在、自分の鼻に合っていないサイズのプロテーゼが入っていて、プロテーゼの輪郭が浮き出ている人や、L型プロテーゼが入っている人は、早いうちに自分の鼻に合ったI型プロテーゼに入れ替えることをお勧めします(鼻先を出したい人は耳介軟骨移植を併用することをお勧めします)。
また、その人に合ったサイズのプロテーゼを入れれば特別な問題はないということは、顎のプロテーゼでも同じことが言えます。
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