鼻のプロテーゼの入れ替えをする場合、抜くのと同時に入れられるのか?
皆さん、こんばんは
ドヤ顔です
台風の影響で新幹線の遅れがでているので、ホームでブログアップしながら待ってます
今日は大阪で診療でした。
今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって本当にありがとうございました
またのお越しをお待ちしております
それでは本題に入ります。
高須クリニックには、他院で鼻のプロテーゼを入れて、入れ替え希望で来院される方がたくさんいらっしゃいます。
入れ替えをしたい理由としては、
もっと高くしたい。
もっと低くしたい。
もっと太くしたい。
もっと細くしたい。
曲がって入っている。
骨膜下でなく、皮下に入っているので、指で触るとグラグラする。
L型プロテーゼが入っており、鼻先の皮膚が薄くなっている、豚鼻になっているなどで、I型に入れ替えたい。
などです。
その場合、プロテーゼを抜くのと同時に新しいプロテーゼを入れる場合と、プロテーゼを一旦抜いて、後日新しいプロテーゼを入れる場合があります。
私の場合は、ほとんどのケースは抜くのと同時に新しいプロテーゼを入れます。
そのほうが、一回の手術で済むため、患者様の負担が少なくて済むし、正しい技術を持った医師が正確に手術を行えば何も問題はないからからです。
ただし、ある特殊なケースの場合、一旦抜いて、後日新しいプロテーゼを入れなければならないことがあります。
それはまず、プロテーゼが大きく曲がって入っている場合や、ずれて入っている場合です。
その場合、曲がって入っているプロテーゼのスペースがポケットになっているため、同時に入れ替えをしてしまうと、新しいプロテーゼも曲がって入ってしまうことがあるので、一旦抜いて、1ヶ月以上空けてポケットが癒着してから入れたほうが確実です。
また、他院でおかしな手術を受けて、プロテーゼが感染している場合やプロテーゼが飛び出ている場合も同時に入れ替えすることはできません。
その場合、一旦抜いて、感染がおさまってから新しいプロテーゼを入れるので、状態をみて、最低1ヶ月、できれば3~6ヶ月空けて入れることになります。
ちなみに、プロテーゼを抜いてヒアルロン酸を入れる場合は、私の場合、感染さえしていなければ同時にやることが可能です。