短編シリーズ⑧

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「弱者は死ね」的な事を言う政治家は近い将来に登場するという予見はあったが、まさか今年中に登場すると―というのをみて、今までは発言こそしなかったが、未必の故意というか見捨てている感じはあったな~。あと弱い人を助けてあげるよという詐欺的行為でごまかして結局自分の利権にする。

 >生かさず殺さずの江戸時代と違って、今は死にたいものは死ねという政治です―殺さず、殺さずですか…。殺さずというより勝手に死ね!ただしお前の責任、お上はな~んも悪くないって感じでしょうか?


 そんなどうでもいい感想を挟んで、NHKのPC誤認逮捕の番組の感想。


 検察官とかの技術の未熟さの問題に論点すり替えていましたね…。今の法制度が冤罪を作る制度。自白を認めなかったら解放しないという歪んだ制度という のが本質でしょう?自白を強行的に取る検察の取り調べも、自白調書を鵜呑みにする裁判所も前近代国家・全体主義の考え方ですよ。

 そしてこういうことが行われてきたなら過去の捜査・裁判の冤罪がないか徹底的に見なおすべきだ!って主張すべきでしょう?検察に対する監督責任をマスコミは追求すべきでしょうにね…。冤罪に会っている人がいる!その可能性が高いというのにスルーするNHKェ…。

 疑わしきは罰するの世界ですからね。正直無実でも何らかの理由で一回捕まったら、もう確実に有罪ですからね。逮捕・起訴・有罪の違いも、裁判所の独立もまともに教えていない日本じゃあこんなレベルなんでしょうかね…。検察の言うことホイホイ聞くなら独立の意味ない…。

 あと、まだ裁判官がおるし…(震え声)。って期待させといて裁判官に「やってないんです」って無実を訴えても、聞いてもらえないという上げて落とす更なる心理ダメージを与えるという巧妙な仕組み。あえて時間をかけて嬲りごろすというえげつなさ…


 
誤認逮捕って言葉がおかしいよ。逮捕に誤認も正解も本来有り得ない。逮捕はそもそも容疑者ということであってまだ犯罪者じゃない。それを決めるのは裁判官なんだから。自白→調書→有罪という歪んだ裁判所・司法制度トータルの問題。

 この19歳の大学生は大学を辞めていたという話があったが本当だろうか?時期が学期末で、8月半ばくらいまで勾留・拘束されていたならば、テストも本来の 仲間との夏休みのプランも台無しになってしまったはず。謝罪どころの話じゃなくて損害賠償いくらか早く教えて下さい。あと責任者の処罰。

 早く認めたほうが有利。検察・警察・裁判所にこそ、この言葉を差し上げよう。「日本の司法制度が全体主義のそれで民主主義のそれではないと、早く認めたほうが有利ですよ」と。そうするのが遅くなれば遅くなるほど国民の信用は失われていくのですから。それに伴い時間が経てば経つほど、責任・処罰が重くなる。制度がよりドラスティックに改変されざるを得なくなるんですから。


 >爪からも別人DNA 東電OL殺害 http://t.co/yGwRCi8k
 これ、DNA検査導入の予算のために早急に導入して間違えたってやつだけど、結局当時の責任者はどうなったの?国会で委員会設けてしっかり追求しないと。脱冤罪大国はよせな。

 >盗撮容疑の巡査、任意捜査 実名も非公表(URL失効してました)
 相手の処罰感情があるorないからって問題なの?盗撮っていう犯罪はそういう基準なのか…?違うだろ。この前キャリア官僚の名前が公表されなかったが、警官も非公開か。これって大問題じゃないの?じゃあ逮捕で実名公表止めればええやんん。お上に近いものは保護されるの???

 今日もダメダメ司法・報道の情報でした…