短編シリーズその⑥

 米大統領候補者のテレビ討論会、アメリカ全国民がリーダーに相応しいかチェックする重要な機会となっている。ニクソンという名政治家がキャリアの浅い颯爽とした風貌を持つケネディに敗れるという波乱を引き起こしたことは有名(まあ、ケネディがダメ人間でなかった、そこそこ才能があった大統領だったから良かったんだけど)。そんな昔からあるのに何故日本でも!とならないのか?

 広く国民に訴えかける能力、答弁・演説能力こそ政治家の最大の武器なのだが…。まあ、メディアにリーダーを育てよう!鍛えるぞ!ワシが育てた!みたいな精神がかけらもない上では無理なのだろう。談合体制だし、出るならウチにもでろよと、おんなじ事56回各局でやりそうだしね…。実際今そんな感じで選挙末アホみたいにおんなじことの繰り返しですからね。棲み分けのかけらもない。

 ヒルナンデス!という番組米大統領選挙の討論会を「お互いに決定打を欠く内容だった」と現地から報告。TL見る限り&各媒体の調査見ても全部がロムニー優勢だが日テレ記者は何を見ていた?もうヒルアンドンナンデスに改名したらええんや!まあ、しかし実際にはオバマが逆転しましたけどね。

 正直、オバマ落選で一番困るのはノッチですからね。再選で一応の仕事のめどが立ってよかったとホッとしていることでしょう。あと心配するのは暗殺ですね。暗殺されると不謹慎だ!になってネタにしにくいですから。

 オバマが勝つって思ってました。だってロムニーは失言多いんですもの。改革の色も無いですし。ニクソンみたいな才能ある、危機が救えるという感じがしませんからね。まあ、共和党の本命は4年後の次に出るでしょう。4年で職を追われる大統領ってブッシュくらいで凄い珍しいですからね。

  イランでハイパーインフレ発生中 / Hyperinflation in Iran http://t.co/gksjpC9G
>これが更に加速したらイラン体制崩壊するのかしら?シリアが揉めてる今、これはアメリカにとっても困るのでは?

 と思ったら、そんなことがあって身動き取れないからイスラエルがガザを攻撃ということですか…。テロが主体になる戦争で報復通常軍事行動は何ら解決の大賞にならないと思うのですが…。全く逆効果でしょう。今回の軍事行動はアラファトの暗殺疑惑とかなんか関係あるんですかね?