今回はちょっとの工夫およそ6つを、ほどよく調整をすることで健康を維持していけるというお話をしたいと思います。

人間はちょっとのことでは、死にません。

もちろん、大きな車事故や天災、地震などの私たちの力が及ばない大きなスケールのパワーにはかないません。
しかしそれ以外のことは、驚くほどの自己治癒能力を発揮し、治癒しています。

身体のバランスを崩すと、身体はわたしたちに警告として伝えようと、その症状として不定愁訴をだしてくれます。
気づいた人はできるだけ早くその症状を改善治癒すれば、病気にならずにすんでいます。

こういうふうに真剣に自分の大切な人生を考えている人は、器の大きな方です。

尊敬できる愛は生きているという息吹であることを知っている人だと思われます。

つまり、自分の健康は自分だけのものではなくて、家族をふくめて多くの人に影響するということを知っているはずです。

真に自分を大切にするということは、健康を守ることです。

反面、働きすぎ、寝不足、飲み過ぎ、食べ過ぎ、イライラストレス、安易に簡単に薬局で買ったお薬の取りすぎ、ビタミンや栄養剤の取りすぎ、そして真からくつろげる休暇を取らないなどの方々は、五感の感覚が鈍り、その大切な身体のメッセージを受け取れません

困ったことに感じていても堂々とそれを無視して、突っ走っている人もいます。
じつのところ、ここが病気や命の分かれ目です。

アメリカの人々は、ランチやディナーのとき、恥ずかしげもなく、けっこう私的なことや病気のことおおっぴらにを話し合っています。
日本の方々は、意外にごまかしてしまっている場合が多いように感じます。

もっと自由に気楽にお話ししたほうが気分も良くなるし、思いもよらない解決策をも得られる場合が多々ありますよね。

私の小さなクリニックでさえも、何十万にも及ぶ患者さんは、face-to-face で得たことから99%紹介で訪ねていただいています。

ですから、私の患者さんはやる気があるわけです。

私が最も単純、純粋、自然体でやっているだけなのに、超効率で病気が治癒されるのは、私たちのやる気のおかげではないかと思います。

これからごく普通の6つのライフスタイルを紹介していきます。
「あれ、けっこういけるな」と実行して頂けると思います。

その1 少塩多酢

例えば大根おろしにシラスを入れて食べる時は、醤油は3滴だけ。
できれば醤油と出し汁で割ったものを出していただければ的確です。なぜならシラスに塩とコクの味があるからです。

サラダや魚には、市販のドレッシングではなくレモン汁を絞り入れるだけで良いでしょう。サラダには、さらにオリーブオイルを5滴ぐらい加えると良いでしょう。もちろん、リンゴ酢も良いでしょう。

酢は、血液や体液の流れを順調にします。



その2 少肉多菜


お肉がおいしいのは、脂が多く含まれているからです。ですから、脂がない鹿肉はおいしくありません。
何を食べても同じですが、特にお肉の食べ過ぎは多くの炭酸ガスと毒化した水素を作りますので、血液や体液を酸化させます。

ですから、少食をなされば、それだけ老廃物も少なくなります。
炭酸ガスはけっこう自力で出せますが、毒化した水素はなかなか手強くて、体外に出すには一苦労です。

身体は懸命に酸素(O)を作り出して、水素(H)に提供して結合させて、水(H2O)として排泄しています。
ところが、無理をしている人は、肝臓が弱っていますので、刺激、循環、新陳代謝が低下するため、腎臓に大負担がかかり、炎症が起こり体中に汚れた血液、体液として体中に停滞するため、病気となるわけです。



その3 少食多噛

少食すると、精神的、肉体的、時間的にとても楽になります。
また、睡眠時間も少しで体を休めることができます。

前にも申し上げましたように、老廃物もあまり作らないので体も大喜びです。
皆さんもご存知の森美智代先生は、私が心から尊敬するシスターインマインドですが、健康に良いライフスタイルをやっていますよね。

また噛めば噛むほど、味は良くなるし、脳に刺激が行きますので、痴呆症予防にも最適です。

当然、消化に大切な唾液、酵素、ホルモンが十分に出てきます。
口のなかだけではなくて。各内蔵、数々のシステムに影響して、同じ効果を作っています。



その4 少糖多果

砂糖は、最も血液と体液を汚します。
全てを酸化させますし、疲労の元である老廃物を作ります。

黒砂糖や純粋ハチミツ、メープルシロップなどを、味を良くする程度に使いましょう。

私は、柿やバナナプルーン、デーツなどで甘みを作ります。
まるでお砂糖を入れたように甘みを作れますよ。

果物はほどよい甘みと水分の元です。
片手いっぱいくらいの量を1日の目安としてとりましょう。当然、食べ過ぎはいけません。



その5 少怒多笑

怒りはいけません。(長介さんはいいですけどね)
血圧は上がるし、目は赤くなるし、唇や手がワナワナ震えてあまり素敵ではありません。

時にはやむをないことも起こりますが、ほんの少しにしてくださいね。

また、その反対に笑いはとても精神的、肉体的に最高の友です。
物事が順調にいっている時はとても楽しくて、つい笑いがでてきますよね。

その逆も真なりで、ささいなことにも感動して無理矢理にでも幸せを感じながら笑うと、つまり努力して笑うわけですが、精神的、肉体的にも大変いい効果があらわれます。

大いに笑いましょう。
福も来るし、鬼も逃げます。



その6 少煩多眠


悩みもいけません。
神経や筋肉、内臓、そして脳まで硬直させてしまいます。
そして考えれば考えるほど正しい回答が遠くなります。

考えたらその分だけ、後ずさりしましょう。
その下がった分だけ、その悩みから遠ざかりましょう。

少し楽になったら、海岸や美しい山、川、草原などを思い浮かべましょう。鳥や動物たちも想像しましょう。

そうすると、頭の中を軽やかなそよ風が通り抜けて楽になってきます。

そして、仮眠を取るか寝てしまうことですね。
よく寝る人は健康で元気、楽しく長生きできます。

眠っている時のみ、すべての内臓や器官も休みますし、60兆個の細胞も活性され、元気になります。

まずこの1から6までのアドバイスを、消化吸収してみてください。

悩みや病気は、あなたのみ完全に治すことができるからです。
私たち療法師は、症状を緩和し、正常維持をできるようにアドバイスするのがほとんどです。

もちろん、私の場合は量子波と細胞の根底からの改善治癒を行っていますので、他の先生方と少しだけ異なっていると思います。

素粒子の中にある「素生」とコミュニケーションをしていますので、いわゆる検査の方法とは違い、的確な病気の原因が読み取れるわけです。

最大のお薬は愛であるとお伝えし続けていますが、その真意は健康的な生命力だと思います。

With love, appreciation and respect.  Ken Kobayashi