毒の滴(したたり)-548

最初は『保身の為にこういう事を言っているのかな?』と思ったのですが。本当に覚えてないんですよ。「ああ、この人達のいうことはアテにならないし、アテにしてもいけない」と、それ以来、同じオフィスにいてもメールやデータベースのコメント機能などを用いて確固たる証拠が残るようにしました。例え1メートル先に相手がいてもメール送信です。また何かの確認作業は単独ではなく、別の誰かを伴って行うようになりました。

言った・言わないで揉めたくないのです。作業効率も下がりますし。ちなみにこの上司はクビに、プロジェクトマネージャーは転職し、その後、理不尽な詰りを受ける事はなくなりました。なので、正確には元上司、元プロジェクトマネージャーですね。記録を残す習慣は仕事にも有効で、その後、システムも導入されて過去のやりとりもチェック出来るようになり効率が上がりました。

言った事はすぐ忘れる傾向は日本に比べてカナダはその頻度が高い気がします。ただ作業手順がしっかりしている企業だと個人が言った事を忘れていても、タスク管理さえしっかりできていればそれほど問題にならないはずなのですが。イヤな上司がいると部下が理不尽な扱いを受ける事は万国共通かもしれません。
濡れ衣を着せられない為の自己防衛手段としても証拠(evidence)・記録作成はおススメです。
ただ証拠作りに時間をかけ過ぎてしまうと本末転倒ですので、将来、読み返して仕事上で有用になるものであることが大事かと。

私の経験をベースに書いています。1000の企業あったら1000通り(以上)のやり方があると思いますので、あくまで「そういうこともあるんだな」程度に。

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