毒の滴(したたり)-263_1



毒の滴(したたり)-263_2



毒の滴(したたり)-263_3



毒の滴(したたり)-263_4


続く。

父子揃ってスパイにスカウトされるってめちゃくちゃレアな確率ですよね。
おそらくスカウトされた理由はphysical abilityだと思います。
スパイリクルーターって案外身近なところに潜んでいるようです。They are among us!

元彼女の為にスパイの仕事を蹴ったのに、結局、その元彼女と一緒に住むのが辛くなって殆ど逃げる様にESL教師として外国に渡ったというオチなのでございます…。ちなみにその元彼女は別の男性と結婚して幸せに暮らしているそうです。

ESL教師を蔑んでいるような誤解を受けそうですが、ESL教師の職自体に何ら問題はないのです。しかし、この元彼はことあるごとに他のキャリアを積みたがっていました。なのに、結局、ESL教師のまま40代に突入してしまったという。そこが問題。

このスパイリクルート話を聞いた時、ものすごく「勿体ない!」と思いました。私ならオタワの研修にウキウキで行ってるだろうなあ、と。今にして思えば、元彼とはこういう考え方の違いで既に不協和音が出ていたんだなあ、と。

カナダの公務員の給料は高いです。しかもベネフィットもいいです。コネとツテで就職する人が多いので、仕事ができない人が多いのも事実です。そして日本と同じ様に年功序列が幅を利かせます。日本にいた時は日本のお役所仕事って何て遅いんだろう、と思ってましたが、カナダはその20倍くらい遅いです。ものによっては40倍。日本だと「2週間かかります」、と言われたら本当に2週間ですが、カナダでは2週間が3週間、4週間、5週間となり、結局、半年なんてこともあります。これで成り立っているので、ある意味すごいです。
よってカナダのスパイがのほほんとしている確率はかなり高いような気が。

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