毒の滴(したたり)-259_1



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日本語ではドラッグ更正クリニックと書いていますが、英語ではMethadone clinicです。ヘロイン患者にMethadoneを与えてヘロインの量を軽減または削除していくことが目的です。
(Methadone - メタドンまたはメサドン。オピオイド系の合成鎮痛薬)

「守秘義務があるから名前は言えないけど、患者の中には有名な人達もいた。」そうです。
かなり前の話だそうなので、このプログラムがまだ存在しているのかわかりませんし、聞いた話なのでどこまで正確なのかわかりませんが。
クリニックは外見は普通のクリニックで外からそれとわからないそうです。
また医者の紹介がないとこのクリニックに行けないそうです。
スペシャリストの位置づけなのだと思われます。
(カナダでは通常ホームドクターが診断してからスペシャリストを紹介してもらいます)

新しい人が入っても数週間で辞めてしまうという職場だったらしく、彼女は『勤続日数を塗り替えた女』なのですが、『毎日がバトル』だったそうな。
しかもこのクリニックにはある程度のmethadoneがあると患者内にはバレてしまっている訳ですから治安的にも危ないと言えば危ない。クリニック関係者が手を出してしまう危険性もある訳で。

そして数年後、彼女がニュースをみていたら某都市でドラッグの大量摘発があって見覚えある顔が映し出されたのだそうです。ってことは買い手(患者側)だった人間が売り手(ディーラー)になっていたということですよね。更生どころかむしろ促進?

この治療法(更生プログラム)の成功率とかは不明だそうですが、滅茶苦茶低そうですよね…。
更生施設とかで寝食を管理におくならわかりますが、クリニックにいくだけで大丈夫なら初めから中毒にならないんじゃあ?さらにMethadoneの方が中毒性は高いという意見もあるそうです。
まさに税金の無駄遣い(カナダは基本、医療費は無料←無料なんじゃなくて高い税金から捻出されているだけなんですが)。

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